絶対SIMPLE主義

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3DS「熱血硬派くにおくん すぺしゃる」レビュー!熱血硬派も納期には勝てなかった

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ちょっと前にPS4移植版の熱血硬派くにおくんをクリアしてからくにお熱が高まり中。

熱血硬派くにおくん すぺしゃるのレビュー行くぜ!

 

熱血硬派くにおくんすぺしゃる 公式サイト

 

熱血硬派くにおくんすぺしゃる は2011年の12月15日に

アークシステムワークスから4536円で発売された3DSパッケージソフト。

開発はエイビット新潟。

 

熱血硬派くにおくん25周年記念作品。

アーケードで稼動し後にファミコンにも移植されたシリーズ1作目

「熱血硬派くにおくん」を、「ダウンタウン熱血物語」のシステムでリメイクしたものだ。

 

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モードは盛り沢山。

目玉のストーリーモードに、操作性やシステムを原作に近いものにしたアーケードモード。

歴代くにおくんシリーズのキャラを使って最大4人で対戦出来るバトルロイヤルモード。

協力プレイも可能で全51ミッションに挑むミッションモードなどなど。

 

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原作は全4ステージで固定画面のアクションゲームだったが、

本作は複数のフィールドを移動してザコ敵と戦い、

溜めたお金でキャラを強化していくアクションRPGに。

ダウンタウン熱血物語と一緒ね。

 

操作方法はスライドパッドか十字キーで移動、Aボタンでパンチ、Bボタンでキック。

A+Bボタンでジャンプ。LRボタンで画面の拡大縮小。

ジャンプボタンも含めてキーコンフィグで変更可能。

 

お店で装備アイテムなどを買うことで新しい必殺技も習得可能。

カンタンな操作で多彩な技を繰り出せる!お金を溜めてキャラを育てるのが楽しい!

ダウンタウン熱血物語そのまんまのノリだ。

 

原作はくにおくんの親友のひろしがボコられて、

ボコったヤツをくにおくんが追いかける……程度しかストーリーが無かったが、

本作はリメイクということでそこら辺の背景もしっかり語られる。

くにおくんの担任の先生や熱血高校の校長なども登場するぜ。

 

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ドッジボール部やバスケ部と交流するシーンもあったり。

リメイクだとあるよな!こういう後のシリーズとのリンクを入れちゃうの!

 

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しかしストーリーはなんていうか……。

「なんかくにおくんが凄く恥ずかしいこと言ってる!」って展開がずっと続く感じだったな!

 

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全体的にヤンキー漫画っぽさとファミコンのゲームっぽさを両方出そうとして、

失敗したみたいな頭の悪いセリフ回しが続く。

 

展開自体も問題あって、ステージ3のみすずと戦う流れが

「プリクラを撮っていたみすずをバケモノ扱いして大爆笑するくにおくんに、

ぶち切れたみすずとその仲間が襲い掛かる」

というものでくにおくんが最悪すぎる!

 

そしてラスボス戦で飛び出したくにおくんのこの迷言である。

 

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“のーこめんと” で!

 

終盤の「ヤクザの事務所に単身殴り込みに行くくにおくん」とかは原作そのままで、

かつ派手な展開になってる点は良かったと思うし、

ホームラン競争とかのミニゲームも悪くない。

 

が、さすがに1周が2時間ちょいで終わってしまうのはかなり物足りないぜ……。

本編と関係ないサブミッションをすべてこなしてもこのくらい。

 

必殺技の種類が少ない上にどれも弱いのでマッハキック最強。

落ちている武器を拾っても画面を切り替えると消滅してしまう。

このせいで「まっはたたき」は使い物にならないぜ。

 

熱血魔法物語でもセリフでは出てくるのに

技としては無いとか最近まっはたたきの扱い悪いな!

 

必殺技を覚えてもコマンドが表示されないのも非常に不親切。

そりゃファミコン時代のユーザーなら覚えているだろうけども!

ステータスを上げてると銃撃でも一撃死じゃないのは……まあシステムが違うからということで。

 

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原作っぽいシステムにしたアーケードモードも不満山盛りだぜ。

アーケードの『熱血硬派くにおくん』は複数の敵を相手に立ち回りながら

当て辛いけど強力な技をうまくぶちかますのが面白いゲームなのに、

このアーケードモードはパンチ1発と馬乗りパンチ1発と回し蹴りの攻撃力がすべて同じ。

 

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馬乗りパンチの攻撃スピードがガクッと落ちているせいもあって、

正面からパンチしまくるのが一番強いゲームになってしまってる。

原作の良さを1ミリも理解していない内容でテンポも悪い。ホントにおまけだなー。

 

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バトルロイヤルは歴代くにおくんシリーズのキャラ25人で最大4人の対戦が出来る。

りゅういち、りゅうじのダブルドラゴンはもちろん、とらいち、とらじのダブルタイガーも参戦!

さぶやみすずも操作可能というのはかなり嬉しいし(さぶはもちろん銃撃だ!)

ステージも時代劇や熱血格闘物語などをモチーフにした5ステージ存在。

ただ、作りは大味だし1人だとすぐ飽きちゃうな。CPUそんな強く無いしね。対人戦向けか。

 

ミッションモードの方は全51ミッション。くにおくんのステータスや技は固定となる。

くにおくんで延々と戦い続けるミッションばかりなのでどうにも単調だ。

せっかく歴代シリーズのキャラがいるんだから

色んなキャラを使ってミッションに挑戦する内容で良かったのでは?

ポイントを稼ぐことでバトルロイヤルで使えるキャラが増やせるんだが、

51ミッションクリアしても20人も解放できないのでかなりの稼ぎプレイが必要。めんどい!

 

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ギャラリーモードでキャラ解説やシリーズのイラストが見れるのは25周年記念作品らしくてよし。

これはアーケード版熱血硬派くにおくんのポスターだ。

 

「見るだけのケンカはもうあきた」

「ヒロシの仇は俺が討つ!!」

「世の悪党ども俺に挑戦してきやがれ」

 

なんというかっこ良さ……!映画のポスターみたいだ!これはもう遊ぶしかない!って感じだな。

「ヒロシ死んでないよ?!」って突っ込みは置いておいて。

 

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こちらはダウンタウン熱血物語のパッケージイラスト。

あらかわいい。

俺の中でくにおくんといえばやっぱこの絵柄。

 

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ストーリーモードとミッションモードを

すべてクリアするまで遊んでも5時間ほどで終わってしまった……。

ストーリーはアレだしバランス微妙だし

モードとかキャラとか色々入れてはあるもののどれも中途半端。

 

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「メニューのこの部分をタッチするとフリーズするよ」なんて注意書きが入ってたり

25周年記念に間に合わせるためにムリヤリ出したような内容だったなあ。

 

まあ、本作を皮切りに3DS DLソフトでりき伝説と熱血魔法物語。

3DSパッケージソフト第2弾となる熱血硬派くにおくんSP 乱闘協奏曲。

今冬にPS3で発売予定のダウンタウン熱血行進曲と、

ファミコン時代っぽい空気を残したシリーズ展開が続いたので、

本作の存在もムダではなかったとは言えるんだが、

今からこれを遊ぶのはちょっとオススメ出来ないね。