遅くなったがスーパーヒーロージェネレーションのレビュー行くぜ!
本編とチャレンジモードクリアで50時間ほど掛かった!
グレイトバトルシリーズ10作品を一挙レビュー!グレイトバトルマラソン! : 絶対SIMPLE主義
コンパチヒーローシリーズ最新作なので、
ついでに以前俺がやったグレイトバトルマラソンの記事も貼っておこう。
スーパーヒーロージェネレーション | バンダイナムコゲームス公式サイト
スーパーヒーロージェネレーションは
10月23日にバンダイナムコゲームスからPS3とVITAで発売されたパッケージソフト。
ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムが共演するコンパチヒーローシリーズ最新作だ!
通常版と、値段が2000円ほど高いが
原作の主題歌やBGMをそのまま収録したスペシャルエディションも同時発売となっている。
開発はGジェネレーションシリーズや3DSのたまご大冒険、真田獣勇士伝などでお馴染みのトムクリエイト。
内容も最近のGジェネシリーズに近いシステムのシミュレーションRPGになっている。
俺が買ったのはPS3版のスペシャルエディションね。
参戦作品はウルトラマンがギンガ、ゼロ、メビウス、ティガ、セブン、初代マン。
仮面ライダーがウィザードフォーゼ、オーズ、ダブル、電王、RX。
ガンダムがUC、AGE、OO、SEED、F91、逆襲のシャアだ。
参戦作品は以上だが、これは原作再現ステージなどがある主な作品というだけで、
他にも仮面ライダー1号やウルトラマンエースなど多数の主役ヒーローが参戦してる。
参戦してる「だけ」のヒーローも多いんだけどね……。
すべての世界を食い尽くす存在である悪魔「ムサボルデス」を倒すために、
オリジナル主人公であるセオとヒーロー達が、次元を超える船「ノーベン・ノヴァ」に乗って戦う内容だ。
ステージはメインのストーリーを進めるメインステージ。
難易度の高い特殊なステージに挑戦するチャレンジステージ。
メインステージクリア後に出現する、敵が強化されたメインステージであるヘルステージ。
この3つが用意されている。
メインステージはそれぞれ3ステージずつの
ウルトラマンルート、仮面ライダールート、ガンダムルートから1つを選択。
ルート攻略したら残りのルートをまた選択。
3つのルートを攻略するとEXステージが登場。
クリアすると新たなウルトラマンルート、仮面ライダールート、ガンダムルートが出現。
の繰り返しで、まあ順番が選べるだけで実質一本道ってことね。
システムはオーソドックスなターン制のシミュレーションだ。
戦艦から出撃したヒーローを1キャラずつ動かして戦って勝利条件達成を目指す。
勝利条件とは別にミッショントリガーとシークレットトリガーという難易度の高い条件が設定されている。
ミッショントリガーを達成するとストーリーが進んでマップが変化したり新しい敵が出現したりする。
シークレットトリガーを達成するとそのステージとは違う作品のキャラが敵として乱入してくる。
ガンダムのステージにウルトラマンのキャラであるハンターナイトツルギが出たりとか。
そしてミッショントリガー達成後にはボストリガーという条件が出現。
これを満たすとさらにストーリーが進んで強力なボスが登場だ。
ここら辺は最近のGジェネとまったく同じシステムだね。
トリガーを全部無視してサッと終わらせてもいいが、まあ見れない敵とかが沢山出てくるので寂しい。
仮面ライダーフォーゼのステージでトリガーを達成していくと超新星化したゾディアーツが出てきたり。
ウルトラマンメビウスのエンペラ星人ステージでトリガーを達成するとアーマードダークネスが出てきたりと、
そのステージに関連した強敵が出てくるのだ。
難易度はしっかりシステムを活用して挑めばかなり低い。
スキルポイントを消費して発動するスキル……スパロボで言うところの精神コマンドが非常に強力。
攻撃力を2~3倍にするスキルに、体力回復にエネルギー回復に一度行動したキャラの再行動。
ここら辺を当たり前に持っているキャラが多い。
他のキャラの攻撃力や経験値をアップさせる補助系のスキルも沢山ある。
スキルは敵のターンで攻撃された時にも使えるので、
残り体力が少ないキャラが攻撃されたのでスキルで回復!というのを敵ターン中にも行える。
全体的にスキルが使いやすく強力な上に。
使った後は戦艦に戻せばターン経過でスキルポイントが回復するので使い放題だ。
キャラに1つだけ装備可能なアイテムも「攻撃の消費エネルギー半分」とか、
これまた強力なアイテム揃いなので組み合わせればさらに強い。
1ステージに出撃できるキャラの最大数は決まっているが、
出撃したキャラを戦艦に戻せば、最大数の範囲内で控えのキャラを自由に出撃できる。
色んなヒーローが使いやすい仕様だ。
Gジェネでお馴染み。
攻撃で敵を倒すともう一度行動可能な「ボーナスステップ」も搭載されていて、こちらは最大で2回まで。
複数の敵をまとめて攻撃出来るマルチロック武器を持ったキャラがいるが、
これで敵を倒すとボーナスステップの回数が1つ減るという縛りもあったり。
まあ、便利なのは間違いないし、
攻撃力数倍のスキルを使ってマルチロックをぶっ放せば複数の敵にまとめて大ダメージ!もできるぞ。
攻撃力2倍トリガーフルバースト!敵は死ぬ!
敵全滅がクリア目的のステージでボスを最後に残すと、
体力が2倍、攻撃力1.5倍になる「ラストショック」が発生。
倒しにくくなるが、経験値が3倍もらえるようになるし、
先ほども書いたように補助スキルが多いので
弱いキャラでトドメをさしての大量レベルアップも狙いやすい。
基本はGジェネに近いがスキルや戦艦での自由交代など全体的にシステムがゆるい。
大量に出てくる敵を強力なヒーロー達で薙ぎ倒し、
ある程度暴れたら戦艦で次々に違うヒーローと交代してまた暴れまくる!
成長させて強力な技を覚えたらまた大暴れ!
という爽快感重視のバランスになってるね。
お気に入りのキャラを育てての無双プレイは実に楽しいぜ。
ウルトラマンギンガのギンガエスペシャリー連発で敵を瞬殺!
スキルで攻撃力を3倍にしたウルトラマンタロウのネオストリウム光線でボスを一撃粉砕!
宇宙人だろうが巨大モビルアーマーだろうが戦艦だろうが
お構いナシにリボルケインを突き刺していくRXの頼もしさと来たら!
このゲームのRX、これまで出演したコンパチヒーローシリーズで一番扱いがいいのでは……という無敵っぷり。
近距離のリボルクラッシュが強い。
遠距離用のロボライダー変身のハードショットが強い。
レベルを上げるとマルチロック攻撃であるバイオクラッシュを覚える。
スキルも強力なのばかり!
「液状化」は使用したターン中、一定確率で敵の攻撃を完全回避だ!
最高まで強化すると「使ったターン中の敵攻撃を2回に1回必ず避ける」という反則技に…。
ウルトラマンゼロや初代ウルトラマンも安定して強くてボスもバシバシ倒せるし、
攻撃で回復する技を多く持っている上に、
スキルのドルフィマントで射程の短さをカバーできる仮面ライダービーストも地味に恐ろしい性能。
一見弱そうなヒーローでもレベルを上げると強力な技やスキルを覚えてガラリと変わったりするから楽しい。
レベル20台後半でマルチロック覚えると急激に強くなるフリーダムガンダムなんかは大器晩成タイプか。
キャラの成長や無双っぷりも楽しいし、戦闘デモの凝りっぷりも感涙。
オーズのコンボチェンジや、電王がチェンジする時にイマジン達が話しながら変わる演出も良かったけど、
やっぱ嬉しかったのは仮面ライダーウィザードの相手を太陽に叩きこむキックの再現だなあ。
これ使うマップによって遠景が違うんですよ!!!!!!マジで!
宇宙でポーズを決める仮面ライダーオーズ タジャドルコンボもシビれるカッコ良さ。
コンパチヒーローシリーズならではのワンシーン。
仮面ライダー電王にはウイングフォームの技もあるし、
仮面ライダービーストの技はセイバーストライク4種類に加えてハイパーセイバーストライクがあったり。
タロウにネオストリウム光線があったり。
メインキャラに関しては技の充実っぷり凄い。
今回が初のゲーム参戦であるウルトラマンギンガも
ギンガサンダーボルト、ファイヤーボール、
セイバー、スラッシュ、クロスシュート、サンシャイン、エスペシャリーと完全再現だ!
スキルでギンガコンフォートとギンガハイパーバリアも!
一昨日、ガンQに浴びせたギンガコンフォートもある!
仮面ライダーダブルには技の1つで仮面ライダージョーカーでのライダーパンチが!
今のところヒートドーパントvs仮面ライダージョーカーが出来る唯一のゲームだな本作は。
ウルトラマンや仮面ライダーは、
これまで発売された単独作品のゲームでもあんまり再現されてない技が多いのもいいね。
仮面ライダーオーズの最終必殺技がまさかの魂ボンバー!
ゲームではアーケードの旧ガンバライドくらいでしか使われていない技だぞ!
そしてウルトラマンの必殺技にマリン・スペシウム光線があったのを見た時はスタッフの正気を疑ったわ!
これは映画ウルトラマンゼアスと同時上映された「甦れ!ウルトラマン」に登場した技。
ウルトラマン本編の映像を切り張りして、数カットだけ新規映像入れて、
声は新規アフレコしたオリジナルストーリーの短編新作映画で、
もしゼットンを倒した後にウルトラマンが帰っていなかったら…というストーリー。
しかし科特隊とイデ隊員がとにかく強すぎてウルトラマンだらしないな!もうウルトラマンいらないな!
みたいなノリでやたらウルトラマンがdisられるし、
最後はイデ隊員の新発明スタミナカプセルでウルトラマンがパワーアップ。
新必殺技のマリン・スペシウム光線で復活したゼットンを撃退する内容だった。
謎のイデ隊員バンザイ映画で、
「イデ隊員も宇宙から来たヒーローなのかもしれない」みたいな妙なナレーションで終わったりと、
正直なかったことにした方がよかったような気もする作品。
当然マリンスペシウム光線はゲーム化はおろか、映像作品でも二度と使われなかったんだが……。
拾っちゃったよこのゲーム!なんで拾うの?!
敵キャラの充実っぷりもハンパ無いレベル。
最近のウルトラマンと仮面ライダーに関して言えば、
本編と映画に登場したボス格の連中はほぼ網羅されていると言っていい。
エンペラ星人とアーマードダークネスくらいでは驚かなかったが、
メカザムことゴーストリバースにEXゼットン、アーマードメフィラス、ベリュドラ、Uキラーサウルス!
ライダーも映画の「レッツゴー仮面ライダー」からガラガランダやヒルカメレオンといったショッカー怪人に、
ショッカー首領、キングダーク、岩石大首領!宇宙鉄人!
ゾディアーツやファントムも大量に登場する。まさかのアマダムまで!
ウルトラマンギンガは1期に登場した宇宙人と怪獣が総出演。
本編では着ぐるみのデキすげぇ良かったのに、
「長々とした押し相撲でマン、セブン、ティガを倒すが、復活したギンガに瞬殺」という、
超勿体無い使い方で俺が血の涙を流したスーパーグランドキングも大暴れだ!
今日は番組の予算とか気にせず好きに暴れていいぞ!スーパーグランドキング!
まさかのアークボガールも登場……!
元・暗黒四天王という結構大物ポジションではあるんだが、
DVD玩具のウルトラコクピットとマンガだけに登場したマイナー怪獣ですよ!
当然ゲーム参戦も初!
仮面ライダーとウルトラマンのゲームを長年買っている身としては、
敵キャラの充実っぷりにステージを進める度に心臓マッサージを受けなければならない勢いだった!
仮面ライダーとウルトラマンは、
黙っていても充実した内容の新作ゲームが津波のように出るガンダムとは違うんだよ!
ガンダムとは違うのだよ!ガンダムとは!
ここ数年の仮面ライダーに関して言えば年2回ペースでそれなりに良いデキのゲームが出るようになったものの、
オールスター路線の弊害で怪人がどうしても少なかった。
3Dポリゴンでしっかり技再現されてボイスも喋る怪人がここまで大量に登場するゲームは激レア。
ライダージェネレーション2もかなり素晴らしかったけど充実度ではスパジェネが圧倒的だわ。
ウルトラマンにいたっては
ゲーム機で単独のゲーム出たのが去年3月のウルトラマンオールスタークロニクルが最後。
その前となると2010年のウルトラコロシアムDXまで遡らなければならない。
しかもオールスタークロニクルがかなりファッキンシュワッチのくそったれスペシウムな内容でして……。
コンプリートしたけど……。
ウルトラマンゲームファン、仮面ライダーゲームファンである俺としてはとても感動できたぞ。
カスタムサウンドトラックにも対応していて各キャラに技ごとに設定可能という細かさ。
それはそれとして原作のBGMはなかなか充実しているので、
スペシャルエディションを買ったり自分で曲を入れなくてもいい感じだぞ。
ウルトラマンギンガの歌に関しては原曲より、ゲーム用にアレンジされたBGMの方が合ってるかな。
イントロの「アーアーアーアーアー」からじゃなくて、盛り上がる「テレッテッテッテー!」から始まるんでね。
でもスペシャルエディションだとイベントなんかでも原曲が流れるし、
ヒーローズバーサスのOPである「Dead or TwinAlive」と、
ロストヒーローズのOPである「EXTRICATION」のフル版が収録されているので個人的にはこれだけで十分。
どっちもCD化や配信がされてなくて、フル版が聴けるのは今回が初なんですよ~。
……いや、っていうか普通にCDか配信してくれよ!どっちもすげぇ名曲なのに勿体無い!
ここまで書くとこれは素晴らしい傑作なのではという感じなんだが調理で失敗!
まずステージとストーリーにクロスオーバー感がまったくない。
「ウルトラマンメビウスの原作再現ステージ」「ガンダムOOの原作再現ステージ」みたいな作りで、
複数の勢力が入り乱れるステージというものがほとんど無い。
原作ファンがニヤリとするようなクロスオーバー会話もほとんどないと言っていい。
原作再現ステージで原作のストーリーを超ダイジェストでやって、
合間合間にオリキャラや別の作品のキャラが軽く合いの手を入れるようなステージばかり。
仮面ライダー電王のイマジン4人が、
ユニコーンガンダムがガンダムっぽくないってツッコミ入れるくだりとか面白いのもあるんだけど、
逆に言うとイマジンや仮面ライダーフォーゼとかのギャグっぽいノリのキャラばかり喋って、
他のシリアス系のキャラは「やはり戦争が……」とか「諦めるわけにはいかない!」みたいな。
ただそれっぽいだけのセリフをたまに喋って終わりって会話ばかり。
実に分かりやすい手の抜き方!
原作の設定を踏まえたクロスオーバー会話が本当に少なくて、
特に、時を駆ける仮面ライダーである電王と
40年後の未来から来た仮面ライダーであるアクアが何も特別な会話をしないとかもう本当にガッカリ。
敵キャラは戦闘デモも凝ってるし面子も本当に豪華なのに、
「原作のセリフを喋って登場。倒したら終わり」という使い捨てみたいなボスが8割以上。
原作の扱いを考えればラスボス級のメンバーもこれで次々に消費されていく……!
仮面ライダーウィザード特別編の敵だったアマダムもちゃんとあの声で「キィーック!」と叫びながら
クロスファイアーキック(そんな名前だったのか!)をやってくれるんだけどやはり使い捨て。
そもそも仮面ライダー鎧武とディケイドが参戦してないこのゲームにアマダムだけ出て来ても寂しいよね……。
ステージに設定されたシークレットトリガーを満たすと別作品のキャラが敵として乱入すると書いたが、
これも一方的に喋って登場して倒したら爆発して終わりってだけだ。
最初は「こいつも出るの?!こいつも!?すげぇ!」と喜んでいたが、
だんだんと「こいつも使い捨て?!こいつも!?つらい!」になっていく!
ロストヒーローズではラスボスや隠しダンジョンのボスとして登場していたキャラですら、
単発のボスキャラとして使い捨てられていく。
あまりの勿体無さにステージを進める度に心臓マッサージを受けなければならない勢いでしたよ……。
あと、コンパチヒーローシリーズはハッキリと言われないものの、
「このゲームのキャラは変身やモビルスーツではなくそういう生命体ですよ」
みたいな表現で進行するんだけど、
原作再現ステージがメインの今回だとこれが完全に足かせになっている。
ただでさえ超ダイジェストな原作再現ストーリーがますます不自然な展開に。
ウルトラマンメビウスのステージで「ウルトラマンは元々人間だった」という原作そのままの話が出てくるけど、
まずこのゲーム、人間キャラが画面に一切映らないから「どういうことだよ?!」としかならない。
仮面ライダーウィザードのステージではコヨミの存在が抹消されているので、
白い魔法使いの目的が「サバトのパワーで世界をひっくり返す」とか根本からベツモノに!
たまに「まだ街に人が!」みたいなセリフはあるから
人間は存在してるっぽいんだけど画面に映らない……。
「そういう生命体」って表現は昔のコンパチヒーローシリーズみたいに、
ウルトラマンやガンダムやライダーがお祭りしたりサッカーしたり西部劇したりするから必要だったわけで。
原作そのままの性格のキャラクターによるクロスオーバーと原作再現がウリになってる
新生コンパチヒーローシリーズでは撤廃してもいいと思うんだけどねえ。
原作では人間とウルトラマンの2つの心が存在していたウルトラマンギンガも、
このゲームでは人間であるヒカルの性格で固定されている。
そんなフワフワした世界観で問題発言をぶちかますアムロさん。
いや、ニューガンダムさんだったか……。
「この世界、特撮番組があるの?!」って余計にわけのわからない疑問が浮かんでくるぜ!
メインメニューから見れるヒーロークエストという項目には様々な条件が表示されている。
「ステージ○○で○○を○○で倒せ!」みたいなのがズラリ。
原作を踏まえた条件が多いし、クリアするとアイテムが手に入ったり新しい仲間が加入したりする。
これ自体はやりこみ要素として良いんだが、
問題はこれで加入した仲間は「いるだけ参戦」でゲーム中に一切会話に参加しないこと。
仮面ライダーメテオにバースにアクセル、帰ってきたウルトラマンにウルトラマンエースにゾフィー。
ここら辺はみんないるだけ参戦で会話デモに出てこない。
ウルトラマンタロウですらこれで、ギンガのステージが終わった後はここで仲間にするしかない。
まあ、そもそも会話デモ自体がクロスオーバー感無くて微妙なんだけども……。
システム面は悪くないがほとんどGジェネそのままで、
それでいて援護攻撃や援護防御、クロスオーバー合体技が存在しない。
ステージのバランスもザコ敵を大量に発生させることで取っていて、
スキルと戦艦での交代でかなり難易度は低いにも関わらずとにかく1ステージに時間が掛かる。
マルチロックで倒しまくっても増援で山ほど登場。
倒すと3体に増える敵や、特定の種類の攻撃を軽減させる能力を持った敵も多く出てくるので非常にだるい。
高速ダイジェストの原作再現が延々と続くステージと、
物量押しの敵キャラという2つの敵がプレイヤーに立ちはだかる!
いやもう中盤くらいからだるさの方が上だった。物量物量の増援増援。
チャレンジステージは敵キャラがオールスターで出てくるけど、
訓練用シミュレーター内での戦いという設定なので、
作品の枠を越えた特別な会話があるわけでもなく、ステージ構成のだるさも同じ。
お気に入りのヒーローで敵を倒しまくる楽しさや、キャラを成長させる楽しさはちゃんとある。
戦闘デモのデキやキャラ数も十分。
つまらないわけではないんだけど、
とにかくせっかくの豪華・高級・大ボリュームの素材を生かしきれなかった勿体無さが歯がゆい……!
超豪華素材を最近のGジェネの上に乗っけて料理として出しただけ!って1本だ。
GジェネはGジェネでもギャザービートみたいなノリだったら最高だったのになあ。
力入れてる部分と入れてない部分の落差が凄くてとにかく惜しい内容だった。
泣けるでぇ!