Nintendo Switchソフトウェア|Nintendo
□2017年上半期のニンテンドー3DSダウンロード専用ソフトを振り返る!
□2017年下半期のニンテンドー3DSダウンロード専用ソフトを振り返る!
2017年3月3日に遂に発売された任天堂の最新ハード「Nintendo Switch」!
どうなるかと思いきや蓋を開けてみれば任天堂含めて誰も予想できなかった大ヒット。
ハードは売り切れ続出でサードも続々参入。
ダウンロード専用ソフトも中小メーカーの新作や海外インディーゲームが雪崩のように配信され、
毎週チェックしていても追いつかない勢いだ!
この記事ではそんな2017年のNintendo Switchダウンロード専用ゲームを振り返っていくぜ。
まずは上半期である3~6月から!
3月
・2017/3/3配信開始(Switch)
□いっしょにチョキッと スニッパーズ(任天堂)1800円
□新大開拓時代 ~街をつくろう~(アークシステムワークス)1200円
□空飛ぶブンブンバーン(ポイソフト)1000円
□ブラスターマスター ゼロ(インティ・クリエイツ)980円
□VOEZ(フライハイワークス)2500円
□そるだむ 開花宣言(シティコネクション)1500円
□オセロ(アークシステムワークス)500円
□アケアカNEOGEO ザ・キング・オブ・ファイターズ '98(ハムスター)823円
□アケアカNEOGEO ショックトルーパーズ(ハムスター)823円
□アケアカNEOGEO メタルスラッグ3(ハムスター)823円
□アケアカNEOGEO ワールドヒーローズ パーフェクト(ハムスター)823円
□アケアカNEOGEO わくわく7(ハムスター)823円
・2017/3/9配信開始(Switch)
□アケアカNEOGEO NAM-1975(ハムスター)823円
・2017/3/16配信開始(Switch)
□アケアカNEOGEO ザ・キング・オブ・ファイターズ '94(ハムスター)823円
・2017/3/23配信開始(Switch)
□アケアカNEOGEO ビッグトーナメントゴルフ(ハムスター)823円
・2017/3/30配信開始(Switch)
□アケアカNEOGEO メタルスラッグ(ハムスター)823円
まずロンチと同時に12本配信された勢いが凄い。
いや5本はハムスターのアケアカNEOGEOなんだけども!
更に3月はロンチ以外全部ハムスターなんですけど!
ダウンロード専用ゲームに力を入れているアークシステムワークスは
3DSで好評を博したタイトルのパワーアップ移植である「新大開拓時代」と、
ほぼ全ハードで展開している定番ソフトの「オセロ」を配信。
Wiiウェアの「王だぁ」で会社を立ち上げたポイソフトは
HD振動一転突破のレースアクション「空飛ぶブンブンバーン」。
3DSのダウンロード専用ゲーム中心にヒットを連発してたフライハイワークスは
スマホの音ゲーの売り切り移植である「VOEZ」を投入。ヒットして後のパッケージ化。
と、やはりダウンロード専用ソフトに力を入れてるメーカーは活発にロンチから動いてるな。
ハムスターも大量配信に加えて、他機種で未配信だった「わくわく7」などをいきなり投入してきて話題になった。
ジャレコタイトルの権利をすべて持っているシティコネクションからは
1992年に稼働したアーケード用パズルゲーム「ソルダム」のリメイクである「そるだむ 開花宣言」を配信。
まさかの復活である。
インティ・クリエイツは3DSとのマルチだが
「超惑星戦記メタファイト」を元にした新作「ブラスターマスターゼロ」を発売。
万能戦車で未知の惑星を突き進む男の子が喜ぶ要素てんこ盛りの探索アクションで、
のちにDLCでガンヴォルト、ショベルナイト、ぎゃるがん、シャンティなどがやってきてカオスになった。
任天堂も完全新作の「いっしょにチョキッとスニッパーズ」を発売。
2人のキャラを操作してステージをクリアしていく、まさにSwitchのジョイコンのためにあるようなタイトルだ。
しかし元々はロンドンのインディー系ゲームメーカーSFB Gamesが独自に開発していたタイトルで、
それを任天堂が拾い上げてNintendo Switch向けに完成させたという経緯がある。
任天堂がこういうタイトルをロンチに投入してヒットさせたというのは大きいよね。
こういった任天堂の動きが後のインディー祭りに繋がったんだと思う。
□Switch「いっしょにチョキッとスニッパーズ」1人プレイレビュー!無限の発想力で紙を切り裂き、道を切り開け!
□Switch「新大開拓時代~街を作ろう~」レビュー!自然を切り開き野生と戦え!
気づけば時間がふっ飛ぶ街作りシミュレーション!
□Switch「空飛ぶブンブンバーン」レビュー!HD振動でマジカルバイクを体感!
何故か電車や車もあるレースアクション!
□Switch/3DS「ブラスターマスターゼロ」レビュー!血液沸騰!
万能戦車で地球を救え!男のロマン溢れるレトロ風探索アクション!
俺がレビューしたタイトルはこの4本。4本とも個性的で面白かったな。
「いっしょにチョキッとスニッパーズ」は一人でプレイしたから完全にはゲームの魅力を味わなかったが、
それでもよく出来てるタイトルだと思ったね。HD振動も心地良い。
HD振動といえばバイクやら電車やら車やら旅客機やら色々な乗り物が出てきて
それぞれ違う振動が楽しめる「空飛ぶブンブンバーン」も一発ネタとしてはアリだったな。
タイムアタックゲーやスコアアタックゲーとしても作り粗削り過ぎたが、後のアプデ来て改善されてる。
「新大開拓時代」もオーソドックスなシミュレーションゲームなのに延々と遊んじゃう中毒性があったし、
「ブラスターマスターゼロ」も980円でこれか!という熱量のゲームだった。
4月
・2017/4/6配信開始(Switch)
□アケアカNEOGEO ASO II 〜ラストガーディアン〜(ハムスター)823円
・2017/4/13配信開始(Switch)
□神巫女 -カミコ-(フライハイワークス)500円
□メゾン・ド・魔王(メビウス)864円
□アケアカNEOGEO サムライスピリッツ 天草降臨(ハムスター)823円
・2017/4/18配信開始(Switch)
□Wonder Boy: The Dragon's Trap(DotEmu)2200円
・2017/4/20配信開始(Switch)
□アケアカNEOGEO 餓狼伝説 〜宿命の闘い〜(ハムスター)823円
・2017/4/27配信開始(Switch)
□銀星将棋 強天怒闘風雷神(シルバースタージャパン)1200円
□アケアカNEOGEO オーバートップ(ハムスター)823円
4月も継続してアケアカNEOGEOを続けるハムスター。
フライハイワークスは500円の完全新作「神巫女-カミコ-」を配信。
良い感じの2Dグラフィックと分かりやすいゲーム内容がウケて現在は16万DLを突破している。
ダウンロードタイトル専門で活躍していたメビウスは「メゾン・ド・魔王」で参入。
魔王になってマンションを経営する!というキャッチーさがウケて大体のゲーム機で発売されている。
これぞ日本のインディーゲームだ!という1本だな。
本業は将棋・囲碁ゲーだけど尖がったダウンロードタイトルも多く出しているシルバースタージャパンも
「銀星将棋 強天怒闘風雷神」という凄く強そうな名前の将棋ゲーで参入だ。
1200円だけど他機種ではフルプライスタイトルだったので内容の充実っぷりは圧巻だ。
セガマーク3の「ワンダーボーイ ドラゴンの罠」を、
凄まじい手書きグラフィックでリメイクした「Wonder Boy: The Dragon's Trap」も登場。
今見ると3~4月の段階で参入してるメーカーは波に乗ってその後も新作どんどん発表してるな。
□Switch「神巫女 カミコ」レビュー!ドット炸裂!500円で爽快に遊べる2Dアクション!
□Switch/PS4/Steam「Wonder Boy: The Dragon's Trap」レビュー!
圧巻のグラフィックで送るリメイク作!古さを割り切る必要はアリ!
俺がレビューしたのはこの2本。
「神巫女-カミコ-」は500円という価格なら十分遊ばせてくれる内容だし、
「Wonder Boy: The Dragon's Trap」の執念すら感じるリメイクっぷりも一見の価値あり。
元のままのグラフィックと、リメイクされたグラフィックをボタン一つで切り替えられて、
しかもシーン1つ1つを凄く拘ってるから、
俺のようにオリジナル未プレイの人間でも「すげー!ここをこう変えてるのか!」って関心しながら遊べる。
元が古いゲームなので色々不便だがそれでも十分面白いゲームだぜ。
5月
・2017/5/2配信開始(Switch)
□TumbleSeed(aeiowu)1600円
□アケアカNEOGEO ブレイジングスター(ハムスター)823円
・2017/5/11配信開始(Switch)
□ルディミカル♪ 魔神少女音楽外伝(フライハイワークス)800円
□アケアカNEOGEO 餓狼 MARK OF THE WOLVES(ハムスター)823円
・2017/5/12配信開始(Switch)
□Minecraft: Nintendo Switch Edition(日本マイクロソフト)
・2017/5/18配信開始(Switch)
□アケアカNEOGEO ギャラクシーファイト ユニバーサル・ウォーリアーズ(ハムスター)823円
□THUMPER リズム・バイオレンスゲーム(Drool LLC)1999円
□バトルスポーツ めく〜る(OVER FENCE)980円
・2017/5/25配信開始(Switch)
□グーの惑星(フライハイワークス)1000円
□アケアカNEOGEO ザ・キング・オブ・ファイターズ’99(ハムスター)823円
□Mr. Shifty(tinyBuildGames)1480円
・2017/5/30配信開始(Switch)
□ショベルナイト(ヨットクラブゲームズ)2160円
5月もアケアカNEOGEOは切れ目なく配信。
SNKの名作格ゲーが並ぶ中「ギャラクシーファイト」「ブレイジングスター」もあるのが注目。
「TumbleSeed」はとにかく難しいけど面白いとコアなゲーマーに好評の山登りアクション。
フライハイワークスはスマホで発売した魔神少女の音ゲーをパワーアップさせた「ルディミカル」と、
かつてWii版が任天堂からローカライズされてた名作物理パズル「グーの惑星」を配信。
WiiUや3DSでは発売が遅かったが今回は早い「Minecraft: Nintendo Switch Edition」。
PS4で配信されて海外で好評だった
リズム+アクションの「THUMPER リズム・バイオレンスゲーム」はHD振動を引っ提げての登場。
新鋭メーカーOVER FENCEによるSwitch完全オリジナルの対戦アクションで
現在もアプデが続く「バトルスポーツめく~る」も5月か。
瞬間移動とパンチで敵をボコるバイオレンスアクション「Mr. Shifty」もある。
そして3DSやWiiUでも好評を博した大ヒットインディーゲーム「ショベルナイト」もSwitch上陸!
コアなゲーマー向けも満足できそうな骨のある顔ぶれになっているぜ。
□Switch/WiiU/3DS「ショベルナイト」レビュー!
これぞ珠玉の最新レトロゲーム!君も今すぐショベルを抜けッ!
□Switch「グーの惑星」レビュー!現代版レミングス?!今も色褪せない物理演算パズル!
□Switch「Mr. Shifty」レビュー!超能力×暴力=超暴力!ワープとパンチで無双するクールな2Dアクション!
俺がレビューしたのはこの3本。Switchで2Dアクションを探してるならまずは「ショベルナイト」をやろう!
「グーの惑星」はWiiリモコンのポインティング操作と同じことをジョイコンでやる作りだったが、
なかなか快適に遊べたね。
6月
・2017/6/1配信開始(Switch)
□リトルインフェルノ(フライハイワークス)1000円
□アケアカNEOGEO ラストリゾート(ハムスター)823円
・2017/6/8配信開始(Switch)
□ヒューマン・リソース・マシーン(フライハイワークス)1000円
□プランテラ ガーデンライフ DXエディション(レイニーフロッグ)500円
□アケアカNEOGEOショックトルーパーズ セカンドスカッド(ハムスター)823円
・2017/6/15配信開始(Switch)
□マイティガンヴォルト バースト(インティ・クリエイツ)980円
□アケアカNEOGEO 戦国伝承(ハムスター)823円
・2017/6/22配信開始(Switch)
□オーシャンホーン 未知の海にひそむかい物(FDG Entertainment)1800円
□アケアカNEOGEO 餓狼伝説2 〜新たなる闘い〜(ハムスター)823円
□タッチバトル戦車SP(シルバースタージャパン)500円
・2017/6/29配信予定(Switch)
□PHOTON³(フォトン・キューブ(スマイルアクス)1500円
□De Mambo(デ・マンボ) (ワイルドワイド)1500円
□デッドハウス再生(レイニーフロッグ)1000円
□GoNNER(Raw Fury)1099円
□アケアカNEOGEOマジカルドロップ2(ハムスター)823円
6月のアケアカNEOGEOは鉄と硝煙の香りが強め。そんな中マジカルドロップ2もあって目を惹く、
フライハイワークスは5月に続いて任天堂がローカライズを担当していた「リトルインフェルノ」のSwitch版を投入。
ひたすら色んなものを燃やすだけなのになんかめっちゃ面白いという独特なゲームだった。
数撃ちゃ当たる!という勢いで色んなゲームをローカライズしまくるレイニーフロッグも、
3DSで出したタイトルのパワーアップ版である「プランテラ ガーデンライフ DXエディション」でついに参入。
90年代ホラーゲーム風……というか初代バイオまんまの「デッドハウス再生」も配信した。
ゲームとしては割とアレな内容なんだけどなんか憎めないんだよなサイセェイ。
インティ・クリエイツは元々ガンヴォルトのおまけゲームだった「マイティガンヴォルト」を元に、
グラフィック、システム共に大幅パワーアップを施した新作「マイティガンヴォルトバースト」を配信。
シルバースタージャパンは3DSで10万本以上のヒットとなった「タッチバトル戦車SP」を移植。
日本のメーカーであるスマイルアクスによる完全新作パズル「PHOTON³(フォトン・キューブ」。
ゼルダ好きな外人が作ったことが一目で分かる「オーシャンホーン未知の海にひそむかい物」。
相手を画面外に押し出して倒す4人対戦アクション「デ・マンボ」。
こちらもアート感の強いグラフィックで難易度の高い自動生成ステージを突き進む
2Dアクションシューティングの「GoNNER」。
5月から更に色んなメーカーが色んなゲームを出すようになってきてカオス!
□WiiU「Little Inferno」レビュー!あの超人気ゲーム、火遊びがついにWiiU化!
□3DS/WiiU「プランテラ ガーデンライフ」レビュー!ひたすら果物を拾わせまくるクリッカー系ソフト!
俺が他機種版でレビューしてるのはこの2本。
リトルインフェルノはぜひやってもらいたい。燃やし放題だぜ!
こう振り返ってみるとSwitchのダウンロード専用ソフトは3~6月だけでもかなり粒揃いだなあ。
移植作はもちろん、Switch向けの完全新作も結構あるね。
□2017年下半期のNintendo Switchダウンロード専用ソフトを振り返る!(前編)
そしてここから更にゲーム出過ぎで喜びの断末魔が止まらなくなる下半期へと続いていくのである……!