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奇怪なキャラが山盛り!そこそこ遊べるB級シューティング『Q-YO Blaster』レビュー!【Switch】

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Nintendo Switch|ダウンロード購入|Q-YO Blaster

 

『Q-YO Blaster』のレビュー行くぜ!

 


メーカー :Forever Entertainment

機種:Switch/PC

ジャンル:シューティング

発売日:2020/04/09

価格(税込):999円


 

海外製作の2D横シューティングゲームだ。

ドットではあるが商品ページに特にレトロ風とは書いてないので……。

ただの変な絵のシューティングゲームってことだな!

 

とにかく演出やキャラがクドいがゲームとしては手堅い作りで意外と遊べるし、

変なノリもクセになってくる。

ただ、わざわざオススメするほどではない……って感想になるかなー。

 

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宇宙から隕石と共にやってきた悪の昆虫と戦うために、

天才モルモットの作り上げたヒーロー軍団が立ち上がった!というストーリー。

なるほどこれはモルモットが作ったんだなと納得するしかない

奇怪な連中がプレイヤーキャラとして次々に登場。

 

 

節々で会話デモが挟まるんだが、読んでいても展開がよく分からない上に、

名前とセリフがごっちゃになった会話が

一行ずつ表示されるので笑うしかないレベルで読み辛い。

さすがにこれはわざとやってるな!?

 

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登場キャラのデザインがロック過ぎて、

初見だと今喋っているのが敵なのか味方なのかさっぱり分からない

驚愕のストーリーである。

 

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性能が異なるプレイブルキャラは15人という多さだが、

半分以上は変なクリーチャーと変なメカ。

 

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口から謎の弾を発射する犬の生首とかも使えます。

『暴れん坊天狗』に負けたくないという気持ちを強く感じる。

 

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人間タイプのキャラだとかわいいキャラもいるんだが、

こういう自分を鉄腕アトムと思い込んでる初期アバターもいる。

 

こんな意味不明な連中を使えるか!

俺はメインビジュアル右にいるX-3チャンを使うぞ!

 

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君なんかメインビジュアルと雰囲気違くない?

 

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ゲームは意外と手堅い2Dシューティングで、

ステージ最後に待ち受けるボスを倒せばクリアだ。

全8ステージで、3つの難易度と最高の難易度のスペシャルモードが用意されている。

 

通常ショットの他に3種類の特殊攻撃が存在しており、

敵を倒すと溜まるゲージを使うと全画面攻撃のレペル。

集めたコインで溜まるゲージを消費して放つ強力なスペシャル。

たまに出るアイテムを取ることで発動可能で、

画面内の弾すべてをコインに変換するパルス。

これらを上手く使って難所を突破していくのだ。

 

ボスが発射した弾幕をパルスでコインに変換し、

一気にスペシャルゲージを溜めて反撃!みたいな感じね。

 

スペシャルはキャラとは別に選ぶことが可能で、

一定時間レーザー攻撃をするものから、バリアを貼るものまでいろいろ。

 

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効果音が気持ち良く、敵に弾を撃ちこんでいる感覚がしっかりあるし、

ボスの攻撃パターンも段階を踏んで変化を付けてある。

終盤のボスが避け辛い攻撃をしてくるので最初は苦戦するが、

しっかり安全地帯や対処法があったりするのも考えられてるね。

 

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ステージクリア時にはアップグレートを選択可能。

スピードアップや1UP、攻撃力アップなどなど。

ほとんどのアップグレードは1回限りだが、1UPだけは何度でも選べる。

使ってるキャラの性能と状況に応じて選択しよう。

 

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グラフィックは……力を入れているのは分かる!

自機やザコの動きはヘッポコでエフェクトもショボかったりするが、

かと思うとボスはひどいデザインばかりなのにやたらヌルヌル動いたり、

「発射した弾の照り返しで顔の色が変わる」なんて細かい描写入れてきたり、

背景の小物や風景も描き込まれていたりもするが、

単調な背景が延々と続く箇所もある。

遊んでいて一体なんなんだこのゲームは?!ってなるわ!

 

しかし「敵弾が見辛い」と感じる場面は無いので、

かなり計算されて作られている気がするね……!

 

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1ステージが短く、システムも分かりやすいので手軽に遊べるゲームではあるんだが、

低難易度だと物足りないし、難易度を上げると敵の耐久度が急上昇し、

ザコを倒すだけでも手間取るようになってしまう。

ボス戦は撃っても撃っても体力ゲージが全然減らず、

パワー系のキャラを使っても、

やたらゲームテンポが悪くなってしまうのが辛いところだ。

通常難易度でも後半のボスは結構固く感じたぜ。

 

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キーコンフィグが出来ず、2種類から選ぶだけなのも少し気になった。

 

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オススメするほどではないものの、

「変なものを見れた!」という確かな満足感があったし、

シューティングゲームとしてもそこそこ。

手触りやグラフィックなどから、

ちゃんと作ろうとしているのが伝わってくるゲームだったので、そこは好感が持てた。

この妙なセンスが刺さる人ならば悪くない1本だぜ。