Nintendo Switch|ダウンロード購入|30 in 1 ミニゲームコレクション Vol.2
『30 in 1 ミニゲームコレクション Vol.2』のレビュー行くぜ!
今回も完全1人プレイでのレビューとなります!
メーカー:Digital Bards
機種:Switch
ジャンル:ミニゲーム集
発売日:2019/10/10
価格(税込):1500円
テヨンジャパンの弟分であるDigital Bardsがローカライズするミニゲーム集だ。
手軽に遊べる胡散臭いゲームが満載の闇鍋パック。
定価1500円で30本のゲームが入っているので、1本辺り50円!
Switch『30 in 1 ミニゲームコレクション Vol.1』レビュー!1本辺り50円!胡散臭い魅力に溢れたミニゲーム集! - 絶対SIMPLE主義
タイトル通り続編だが、特にvol.2からでも問題ない作り。
Vol.1は1人プレイ専用のゲームも多かったが、
今回は30本すべて4人プレイ可能となっているぞ。
この「みんなで楽しく遊ぼう!」という感じが微塵もしないタイトル画面が不穏。
これから悪い会合に付き合ってもらうぞ!という勢いである。
でも見つめ合ってるドラゴンと羊は可愛くて好き。
最初に遊べるミニゲームは5本だけで、少しずつアンロックしていく形式。
と言っても、遊べるミニゲームをすべてプレイするだけで
次のゲームが解禁されていくので条件はゆるい。
前作はミニゲームの名前が『プクプクプク太郎』『ストップ座ムシ』『サメイバル』
『果物大好き!スーパーアナコンダちゃん』『ダッシュ!コオロギくん』とか、
なんか妙に脱力するセンスだったんだが、
今回は『オシリスのオーブ』『ダンシングパンダ』『タートルバレー』などと、
割と大人しい名前になってしまったのは少し気になるところかな……!
ミニゲームはどれも簡単操作でプレイ出来るものばかり。
アクションゲームだったら障害物を避け続ける、ジャンプで敵を踏み続ける、
敵を避けながらアイテムを取り続けるなどなど。
他にも対戦型のブロックくずしやもぐらたたき、シューティングゲームやレースゲーム、
3マッチパズルゲームなどジャンルは様々だ。
ゲームは単純なんだが、
アジアっぽい寺院で謎のカメを操作してバレーをするとか……。
知らない部族を操作して鬼ごっこをするとか、シチュエーションが謎なゲームが多い。
つまらないわけじゃないんだけど、
俺は一体何をしているんだ?って気持ちになってくるぞ。
俺のお気に入りはドラゴンを操作してコインや羊を盗んで洞窟に持ち帰るゲーム!
攻撃で村を守っている村人や騎士を気絶させられるが、
連発出来ない上に、羊やコインを沢山抱えていると動きが鈍る!
地形を利用してうまく人間から逃げよう!ドラゴンは弱い生き物……。
ジャンプアクションである『シャーマンの試練』も好き。
謎の部族の少年を操作してトゲやガスを避け、リフトを乗り継いでゴールを目指す。
ちょっと『ドンキーコングJR』を思わせる内容だ。
操作性はあんまり良くないが、2段ジャンプが上手く決まると楽しいし、
ステージも複数ある。
しかし 「謎の部族」が多いゲームだな……
タイミングよくボタンを押して建物を積んでいく『パゴダビルダー』も、
ゲームは単純だけど見た目が楽しくて好き。
ピッタリに止めてパーフェクト取らないとちょっとずつ建物が小さくなっていき、
積めなくなったらゲームオーバーというのも分かりやすい。
「パゴダ(仏塔)」を建てるミニゲームという発想もすごい……。
最後の方は違法建築みたいになってくる。
画面左で指定された人形を探す「ひな祭り」もインパクト大だ。
どんどん増えては消えていく様々な人形。
ただ指定の人形を探すだけなのに
「俺は一体何をやっているんだ……?」という気持ちになってくる。
前作に比べてタイトルが大人しいと書いたが、
これに「ひな祭り」ってゲーム名を付けるセンスは一周回ってキレがあるし、
順番にゲームを遊んでいくとこれが30個目で最後になるのがどうかしてる。
クリア時のスコアで最大で星3つの評価が付くのがやり込み要素。
簡単に取れるゲームから、結構苦戦するゲームまで様々だ。
単純なゲームがばかりだからこそ、結構ムキになって遊んでしまう。
オンラインランキングもある。
が、ミニゲームのために脳改造したとしか思えない連中のスコアが並んでいるぜ!
単純なゲームばかりだが、
定期的にエネルギーを補給しないとダメなもぐらたたきとか、
どんどんフィールドが狭まっていく3マッチパズルとか、
定番の内容でも少し捻ろうとしてるところは評価したいかな。
あんまり捻ってないのもあるが……。
ふてくされた顔のパンダで、まったくリズムに乗ってない音ゲーをやるゲームとか。
タイトーに怒られそうなヤツとか割とまんまなのもあるな!
前作に続いて色とりどりの球を発射して消していくパズルアクションも入ってるぜ!
ゲームでぶっちぎりに一番難しかったのは『図形パズル』。
枠内にピースを収めるよくあるパズルなんだけどどうしても苦手で、
何十回もやり直したんだけど
最初のステージを運で突破出来る時がたまにあるくらいだった……。
前作同様、チープなミニゲームの集合体ではあるんだが、
1人プレイでもダラダラと遊んじゃう魅力はあるしやり込みもある。
30本のミニゲームでグラフィックの使い回しが無く、
突っ込み所が多いのでバカゲー的に楽しめるところも良いね。
わざわざ1500円出して買うかと言われると難しいが、
嫌いになれない1本である。
Vol.3は……あるのか!?