Steam:Shantae and the Seven Sirens
Shantae and the Seven Sirens を購入 - Microsoft Store ja-JP
『シャンティと7人のセイレーン』のレビュー行くぜ!
俺がプレイしたのはPS4版ね。
オーイズミではないXbox One版とPC版は翻訳が違うらしいので注意。
PS4版とSwitch版は大分定価が高いのでこれまた注意だ!
ままならんな……。
メーカー:オーイズミ・アミュージオ(PS4/Switch)WayForward(Xbox One/PC)
機種:PS4/Switch/Xbox One/PC
ジャンル:アクションアドベンチャー
発売日:2020/10/29(PS4/Switch)2020/05/28(Xbox One/PC)
価格:5480円(PS4/Switch) 3500円(Xbox One) 3090円(PC)
WayForwardが展開する美少女アクションゲームの5作目。
キャラの可愛さとアニメの凄さが人気のアクションだ。
スマブラへのスピリット参戦もちょっと話題になったね。
日本だとシリーズとして発売される順番や翻訳がおかしかったりと、
展開がゴタゴタしていたが、現在はGBカラーで発売された初代以外は、
すべて現行ハードでプレイ出来るようになったし、
オーイズミ・アミュージオから発売されてる分の翻訳も改善されてきたぞ。
ステージクリア型アクションだった前作から探索アクションに戻ったが、
今回もグラフィックの質は高く、
ゲームとしても安定して楽しめる作りになっているぜ。
イラストが違うだけなのに最初のファイル選択でちょっと悩んじゃうゲーム。
うーん、真ん中で!
舞台は南国!
ジーニーと人間のハーフであり、強大な魔力を秘めた主人公シャンティが、
仲間たちと共にバカンスに来るところからゲームは始まる。
そこで出会ったのはシャンティ以外のハーフジーニー達!
それぞれ異なる能力を持った美少女揃いだ。
みんなでお祭りをすることになるが、
その真っ最中にシャンティ以外の4人がさらわれてしまう。
捜索に出たシャンティの前に立ちはだかるのは、
島に潜むセイレーンたちに、今回も登場するライバルの海賊リスキィ・ブーツ。
シャンティはハーフジーニ―達を救出することが出来るのか!?
というストーリーだ。
続き物だった前作までと違って、舞台を一新した新しいストーリーになっているから、
シリーズ未プレイでも入りやすいと思うね。
探索型のアクションゲームで、地上で情報収集してダンジョンを発見。
そこを攻略して新しい能力を手に入れて、
更にこれまで行けなかった場所を探索する、というのを繰り返す構成だ。
基本的には一本道。
ゲームを進めるとシャンティは様々なモンスターに変身が可能。
過去作だと変身するのにセクシーなベリーダンスを踊る必要があったが、
今回は対応するボタン操作で素早く変身だ。
埋もれた土をドリルで掘りまくり!ジャンプ中に変身して空中ダッシュ!
地上を移動しながら回転アタック!
こういう操作を瞬時に行えるようになっているので、動かしてて気持ち良い。
前々作である『シャンティ 海賊の呪い』に近い操作形態だね。
ベリーダンスも無くなったわけではなく、
画面全体に効果がある技はこちらから使用する。
雷を飛ばして機械を動かしたり、自分と周りの物に生命を与えたりと。
攻撃や回復、謎解きに使えるものが揃っている。
新しい能力を起点に行動範囲を広げていく!
王道の探索アクションとしてしっかり面白い作りだし、
最大体力を上げる命のイカや、
モンスターを倒した時にドロップするトレーディングカードなど。
収集物も用意されているぞ
買い物で攻撃魔法やステータスアップアイテムを買えばガンガン強くなっていくし、
セーブポイントは大量にあるし、回復アイテムを大量に持てるので難度は低いぜ。
まあ、さすがにちょっと簡単すぎる気はするが……。
シャンティの豊富な立ち絵やモーションはもちろん。
そこら辺のザコ敵にいたるまでやたらグラフィックが凝ってるのも特徴。
右のヤツ、ただのザコ敵だからな!
ボスのセイレーンも魅力的なメンバー揃いで、
画面全体を大きく使ったバトルが多いから見栄えが良い
シリーズ恒例になってきた巨大美少女ボスだ!
やっぱり初戦で戦うスイレンセイレーンが印象に残るかな。
新たに登場したハーフジーニーたちもみんな可愛いし、
それぞれ口調も含めてしっかり個性的。
メタネタやカオス会話も健在だ。
「そんなノリでなんとかなるのか?!」って困惑する展開が続出。
ビキニアーマー関連のイベントは今作のハイライト。
なんかスタッフの性癖語りみたいなシーンが多かった気がするが……。
まあ、いつものことか!
一時期酷かったオーイズミ・アミュージオ(旧・インターグロー)の翻訳も今回は文句なく、
メインストーリーもモブキャラとの会話もクスッと笑わせてくれる。
イカ鍛冶の
キュートな命のイカちゃんと、あたいに渡せば…
熱っしーの!溶かしーの!ぶっ叩きーの!
…んでもって、あんたのライフを増やしてあげるよ!
って言い回し好き。
今回から「ハート・スクイッド」が「命のイカ」になってるのは少し気になったが、
どう見てもタコだけどイカってのを分かりやすくするためだろうか。
気になったのはアイテムが隠された横穴や宝箱がマップに表示されないため、
取れない宝箱を後回しにすると戻るのが少し面倒な点。
基本的に街の人としっかり会話すれば次に行く場所が分かるものの、
たまに具体的な指示が無くて少し迷うところ。
ラストダンジョンがひたすら戦うだけでちょっと単調な辺りかな。
ちょっと甘いところが目立つ作りではあった。
ボスやBGMに関しても前作の『ハーフジーニーヒーロー』の方が好み。
クリアまでは8~9時間ほど。コスチュームが変わる2周目に、
高速クリアやアイテム収集率100%を目指すやり込み要素も用意されてる。
ひっかかるところはあったが、
今回も「可愛い!面白い!」で一気に最後まで遊ばせてくれる内容になっているぜ。
これまでシリーズやってなかった人も、この機会に是非!