冒険ダンジョン村 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『冒険ダンジョン村』のレビュー行くぜ!
俺がプレイしたのはPS4版ね。
メーカー:カイロソフト
機種:PS4/Switch
ジャンル:経営シミュレーション
発売日:2018/10/11(Switch)2019/12/05(PS4)
価格:1500円
ファンタジーRPG風の世界で、冒険者を応援しながら村を大きくしていくゲーム。
2012年にスマホなどで配信された経営シミュレーションのコンシューマ版だ。
メーカーはこの手のゲームでは老舗のカイロソフト。
脱力モノの雰囲気と、とりあえず育成すればなんとかなるバランスが特徴だ。
まあ、カイロソフトのゲームは大体そんな感じなんだが!
難度は低いが、ダラダラと遊んじゃって時間がすっとぶ内容になってるぜ。
村の名前を決めてゲームスタート!
16年4週までの期間内で村を運営していく構成で、
期間終了するとハイスコアが集計される。
クリアした後は一部のデータを引き継いで2周目も出来るし、
ハイスコアの集計は無くなるがそのまま遊び続けることも出来る。
この辺もいつものカイロソフト仕様だね。
村にやってくる冒険者は一人だけ名前を付けることが可能。
ついつい肩入れして強い武器などを雑に与えたくなってしまう。
武器屋や防具屋、宿屋やカフェなどを設置して、道で繋げて村をどんどん大きくしていく。
冒険者たちは村の施設を利用した後にフィールドでモンスターと戦い、
村にお金を落としながらどんどん強くなっていく。
たまにダンジョン探索やモンスター大量発生などのクエストが発生するので、
冒険者にお金を払って依頼をし、クリアすることでアイテムや報奨金などが手に入る。
モンスター退治やクエストクリアで溜まる 「人気」を消費して、
冒険者たちを強化するイベントを行ったり、新しい施設を購入したリ。
条件を満たすことで村がランクアップし、村の拡張や更なる施設が導入可能になる。
経営シミュとしては簡単で、とりあえず冒険者が通る道に施設を置いて行けばいいし、
とりあえず施設を密集させるとコンボ効果でステータスが底上げされる。
アイテムをぶち込んで施設を強化すれば価格などもガンガン上がっていく。
冒険者もとりあえずイベントを開催しまくれば強くなるぞ。
とにかく物量でステータス底上げするのが正義!
村が大きくなると様々な職業の冒険者がやってくる。
レベル10まで育てると、他の冒険者もその職業に転職できるようになるぞ。
職業は忍者やカンフー、料理人など色々あるんだが
戦士職のキャラをとりあえず強くしていけば問題ないかな。
フィールドでポコポコと戦っている冒険者を眺めながら、
黙々と村を整備していくのが楽しいゲーム。
ダンジョン探索のクエストも、冒険者が自動で一本道を進んでいくだけので分かりやすい。
新しいモンスターが出現するとわざわざ挨拶にやってきたり、
このクスっと笑っちゃうゆるい雰囲気が良いね。
よろしくじゃねぇ絶滅させるぞ!
モンスター1つ1つのプロフィールもいい味出してる。
そもそも腕相撲大会に参加できるモンスターってどのくらいいるんだ……?
たまに更新される「みんなの冒険通信」も言い回しがいちいちひどくて好き。
王様の名前が「サダ・ハール」とかマジでしょうもなくて好き。
ゆるく楽しめるゲームではあるんだが、
システムの底が浅いので10年経たずに冒険者や施設が頭打ちになって
同じことの繰り返しになってしまうし、
「ファンタジーRPGあるある」みたいなネタも意外と薄めだったりする。
あと、施設を設置する時に向きを「左向き」か「右向き」にしか変更できない。
冒険者は道が繋がっていれば利用してくれるので、細かいことは気にしなくていいんだが、
景観を気にする人は気になるところかも。
内容同じみたいなのに値段がスマホ版の2倍以上するのも引っかかるが……。
俺はセールで買ったので文句言えないな!
経営シミュレーションとしての底は浅いが、ゆるい雰囲気で楽しませてくれる。
カイロソフトらしい1本ではあるんだけど、
古いタイトルということもあってかイベントの量が少なく、
1周する前にほとんどの要素が出尽くしてしまうのが微妙なところだったな。
続編の『冒険ダンジョン村2』は大幅にパワーアップしてるそうなので、
そっちの移植もしてもらいたいぜ。