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メカ軍団を率いて惑星採掘!『グランダイバー!~がんばれ!ツルハシくん~』レビュー!【Switch】

 

グランダイバー!~がんばれ!ツルハシくん~公式サイト

 

グランダイバー!~がんばれ!ツルハシくん~ ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

『グランダイバー!~がんばれ!ツルハシくん~』のレビュー行くぜ!

 


パブリッシャー:アークシステムワークス

機種:Switch

ジャンル:ローグライク掘削ストラテジー

発売日:2022/06/30(Switch)

価格(税込):1650円


 

アークシステムワークスが久々に送るダウンロードソフトの完全新作だ!

DS時代から完全新作のダウンロードソフトを多く出していたアーク。

近年はかなり数が減っていて、

ファンとして寂しい限りだったので期待が高まるぜ。

 

メカキャラクターデザインがコヤマシゲト氏、

キャラクターデザインが掛丸翔氏。

主題歌がなんと影山ヒロノブ氏と、華のある面子を揃えているぞ。

内容はロボットのツルハシくんに指示を出して、

毎回地形が変化するステージを掘り進んで資源を集めるゲーム。

公称は「ローグライク掘削ストラテジー」となっているぞ。

 

Nintendo Switch『グランダイバー!~がんばれ!ツルハシくん~』開発者インタビュー。アークシステムワークスの挑戦的な本気タイトル、開発経緯などを訊く - AUTOMATON

 

インタビューも公開中。

社内企画募集から立ち上がり、少数スタッフで開発したゲームとのこと。

 

──(笑)話が逸れるのですが、アークシステムワークスさんは、格闘ゲーム以外のジャンルのゲーム展開についてはどのように考えていますか。

 

古谷氏:
出していこうと思っているんですけど、やはりユーザーからの信頼感とかそういう部分も大きいので、いきなり格闘ゲームと同規模で新しいジャンルをやるのも難しいところはあります。割と昔から格闘ゲーム以外のタイトルは出していて、ニンテンドー3DSの時代にはすごく出していたので、格闘ゲーム以外のタイトル出していることを知っている人もいるのですが、それがそこまで認知されていないのが現状です。

 

俺の中ではアークと言えば格闘ゲーム以外のダウンロードソフトなので、

インタビューで語られている現状が悲しい。

もっと『おきらくシリーズ』とかを宣伝していかんとな!

 

そんな中で登場した『グランダイバー!~がんばれ!ツルハシくん~』。

キャラは可愛くシステムが分かってくると結構面白い内容なんだけど、

色んな部分でもう一押し足りないゲームだったかなぁ。

 

 

舞台となっているのは、

「ツルハシ」という道具を持った救世主に救われたとある惑星。

救世主が示した高エネルギー資源「レア物質」を掘るために、

チームを組んで地下へ潜る者たち……人は彼らをグランダイバーと呼んだ!

そして新人グランダイバーとして、

この世界に飛び込むのがプレイヤーである貴方です!というストーリー。

 

 

プレイヤーは探索フレーム「ツルハシくん」とコンビを組む。

人間以外の種族が普通に存在する世界観なので、

他にも上司であるピンク髪の眼鏡おねーさんに青肌サイコレズ、

褐色ボーイッシュスパッツっ子にサイボーグケモ野郎、喋るわんこ、

普通のおっさんと、多彩な性癖に対応したメンバーになっております!

 

キャラデザ可愛いし短い会話シーンでキャラもしっかり立ててくる。

好きなキャラをプレイ中のナビ役に出来るのも良い所だね。

 

 

ただ、アンさんは失敗したら給料が10年分消し飛ぶヤバい仕事を

説明なく振って来たりするのがちょっとな……。

どんなデスブラック企業だよ!

 

 

ちっちゃいカデル(右)が、

元軍人で腕がメカのエッジ(左)相手に先輩風吹かせてるの好き。

こういう見た目が凸凹のコンビは俺の心の隙間にピターッと来るんですわ。

 

 

様々な場所に挑んでいくステージクリア型のゲームで、

基本ルールはステージ最深部にある重要アイテムを目指すこと。

プレイヤーはツルハシくんを直接操作するのではなく、

穴を掘って移動させたい場所にピンを刺して指示する作りだ。

堅い岩盤や敵を避けたり、休憩して様々な機能が使えるピットを作ったりと、

慎重に立ち回りながら進んでいくのだ。

 

敵と接触した場合は自動で戦闘。

逃げられないので、プレイヤーに出来るのは消費アイテムなどでの支援だけだ。

ツルハシくん好戦的過ぎる……。

 

 

Rボタン連打で「おうえんエネルギー」を送ることが可能で、

これが一定以上溜まると攻撃力がアップするし、強力な必殺技も使用可能だ。

ただし送り過ぎるとオーバーヒートするので注意。

がんばれって言い過ぎるのも良くないってことだ!

まるで俺ががんばってないみたいじゃん。

 

 

本作で鍵になるのはすべてのエネルギーである「AP」。

ピンを刺すのにも、休憩できるピットの建造にも、必殺技の使用にも、

レベルアップにも、ピットで色々やるにもコレが必要となる。

 

 

「AP」は穴を掘ると増えていく。

☆マークのブロックを掘ると大きく上昇するので、

ここを通りながら下を目指すと効率良しだ。

 

 

ステージクリアでお金や資源を稼げば、

拠点で様々な新機能をアンロックできる。

新武器や新機能、進行に関係ない拠点のインテリアなどなど。

ゲームオーバーになると資源は没収だが、

ポーズメニューから帰還すれば資源だけは持ち帰れる。

引き際を見極めるのもグランダイバー!ってわけね。

 

 

最重要なのはお助けユニット。

アンロックすればピットで製造可能になるが、

一緒に攻撃してくれるユニットや、自動で穴を掘ってくれるユニットなど、

強力なものがズラリ。

終盤はめちゃくちゃ強い巨大な敵も出てくるんだが

攻撃系ユニットを大量に貯め込んでおけば瞬殺も出来るぞ。戦いは数だよ!

 

 

最重要なのは破壊不可能な壁にぶつかるまで、

自動で穴を掘ってくれるユニット。

こいつを量産してばら撒くだけで画面内の地層が一瞬で溶ける!

APも爆速で溜まってやりたい放題出来るので最高に気持ちいい。

ウルトラマンだったら地底怪獣が怒りで目覚めそうな作業スピードだが、

知ったことか!地底も我々グランダイバーの物だ!

自分の手で地球空洞説を証明するくらいの勢いで行け!

 

というかこれ使わない場合は

消費アイテム貯め込んでゴリ押ししないとクリアほぼ無理じゃないかな……。

明らかにこれを前提としたゲームバランスになってるのに、

「自動で穴を掘るユニットをアンロックして使用する」

に至る導線が無いので、気づくまでかなり苦戦する。

 

 

ツルハシくんに遠隔操作で指示出して採掘!

敵や堅い岩盤を踏まえた立ち回りをして、たまにピットで休憩&パワーアップ!

ステージを何度も遊んで稼いで新たなパワーアップすれば出来ることが増える!

 

と、そんな内容だが全体的に底は浅い。

お助けユニットの使い方などに気付くとかなり爽快ではあるんだが、

時間制限が厳しいせいもあり、

立ち回りが限られていて同じことの繰り返しになる。

地形以外のランダム要素がほとんど無い上に地形はどうにでもなるので、

一回攻略パターン確立すると、

本当に同じことの繰り返しになっちゃうんだよね。

 

ステージ毎の星3つ評価も救助対象であるUFOを見逃すと取れなくなるが、

ピットで簡単に索敵が可能。

ただ、索敵は安いAPを払って狭い範囲をチマチマ探す機能だから、

単にUFOの場所を探す作業が面倒なだけになってる。

金なら払うからもっとドーンと見せてくれや!金ならあるんや!

 

 

拠点では資源とお金をぶっこんで、

武器であるアタッチを作成可能だがこれも大問題。

攻撃力や攻撃速度アップ、エネルギー消費量低減や、

地形効果無視、属性攻撃など様々な効果があるんだが、

何が出来るかはランダム!ガチャ!

資源とお金を大量にぶっこんで使えないゴミが出るのもよくある。

 

しかもいらないアタッチは捨てる事しか出来ないため、

ゴミが出来た時のダメージがマジでデカい!

俺が環境破壊で金と資源を稼いだ結果がこれかッ!星に謝れ!

 

こういうところでだけランダム要素が牙向いてくるのやめてもらいたい。

アタッチは合成してスキルを一部引き継げるとか、

売ると資源が少し戻ってくるとかそういう機能欲しかったぜ……。

 

 

アタッチごとに異なる必殺技も、

地層を貫通するサンダーアイが強すぎてこれ一択になる。

環境破壊には目から怪光線が最適。

 

 

悪くは無い!という評価になってしまうゲーム。

進め方が分かってくると楽しいし、

お助けユニットの物量押しや必殺技で敵ごと地形を破壊するのも爽快。

 

が、最適解がほとんど決まっているので飽きが来るのも早い。

立ち回りに気付くまでは死にまくるけどストイックというわけではなく、

かといって繰り返しプレイでの育成やインフレを、

バリバリ楽しめる作りにもなってない。

キャラのイラストやドットなどは華やかで良いが、

シナリオは後半に入ると急に打ち切りマンガみたいになる。

 

がんばってはいるんだが色々惜しい作りだったぜ……!

アクションというよりリアルタイムのシミュレーション寄りで、

穴を掘って得た「AP」を色々なことに使って進んでいくってシステムは、

それなりに目新しさあって好き。

アークシステムワークス先生の次回作にご期待ください!