ラスト4アライブ ゾンビからの脱出 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
セールで買った『ラスト4アライブ ゾンビからの脱出』のレビュー行くぜ!
メーカー:トローゼ
機種:Switch
ジャンル:アクション
発売日:2021/10/14
価格(税込):1300円
販売は元カプコンのスタッフが立ち上げた合同会社トローゼ。
開発は海外の個人開発者であるHitGames Studio。
ゾンビと戦ってゴールを目指す見下ろし視点のアクションだ。
性能の異なる4人のキャラが登場する。
ちなみに『Back 4 Blood』の2日前に発売されているぞ!
立ち絵とジャンルが好みだったので今更だがセールで買ってみた。
マンガ家・村井作家の魅力あふれるイラストがあなたの目をさらに楽しませてくれます。
イラストを担当してる村井作家なるマンガ家がどこ探しても出てこないが、
調べたら「ムライ / MURAI」さんという漫画家・イラストレーターがいて、
絵の雰囲気的にこの人だと思われる。
公式の仕事紹介ページに書いてないので断言はできないが……。
ゲーム内容は褒めるところが無くて時間の無駄としか表現できなかった!
メインとなるのは全25ステージに挑むエピソードモードで、
その他に無限に押し寄せるゾンビと戦うinfinityモードと、
ウェーブ単位で押し寄せるゾンビを倒し続けるWAVEモードがある。
戦うと経験値が入ってキャラがレベルアップするし、
ステージクリアで入るお金を使って新しい武器を買ったり、
武器を強化する要素もあるぞ。
イラストに惹かれて買った部分もあるんだが、
ゲーム画面だとこんな感じであまりに無理がある!
「4人の主人公たちの凄絶なストーリー」などと書いてあるが、
ステージ選択画面で「〇〇へ行こう」と指示されるだけで、
キャラの会話やセリフなどは一切無いぞ!
双子の子供がいる母親の割に若々しいSHELLYさんは……。
だいたい合ってる……かな……。
ゾンビを倒しながら目的地を目指すゲームで、
道中に矢印の描かれた看板があるので、それを目印に進んでいく。
ゲーム的なマーカーを出したくないのか、
ゴール地点も「EXIT」の看板の下になっている。その演出は嫌いではない。
アクションゲームとしては褒めるところが無い。
ただでさえプレイヤーキャラの足が亀のように遅いのに、
移動すると減るスタミナゲージの概念(左上の体力ゲージの下)があって、
これがゼロになると足が怪我をした亀のような遅さになる。
ゾンビもこっちの周りに無秩序に湧いてくるので、
うまく誘導して振り切るようなプレイは一切不可能。
逃げようにも進行方向に湧いてくるからな!
しかもゾンビがバカみたいに硬く、
数秒撃ち続けてやっと1体倒せるようなバランス。
ゾンビが10~20匹くらいワラワラ出てくるゲームなのにどうしろと!?
サブウェポンの「パイプ爆弾」は
投げるとゾンビがそっちに移動する上に強力なんだが、
ステージに2つしか持ち込めない上に補充が出来ない。
そこで頼りになるのが近接攻撃!
「範囲が広い&ゾンビが少し吹っ飛ぶ&移動しながら何度でも使える」
という性能なので、
後ろ向きに歩きながら、後ろから追ってくるゾンビをパンチで殴る!
という、マイケルジャクソン式ゾンビ撃退術を使えば
全ステージクリア出来るぞ。ふざけてんのかこのゲーム!
キャラや武器を鍛えまくれば違うのかもしれないが、
武器を少し強化するだけでもめっちゃ金掛かるし、
強化しても強さが全然実感できない……。
結局、マイケル師匠から伝授された格闘術を使わないとゲームにならないのだ。
足は遅いしステージも似たような場所を
グルグル歩き続けるだけなのでテンポ最悪。
最初から最後まで同じことの繰り返しだ。
グラフィックはアセット。
eastasiasoftの『Hentai vs. Evil』辺りと同じ作りだったので、
「またここに帰ってきちまったか……」という気持ちになった。
クリアまで4~5時間くらい。スタッフロールでフリーズした。
「チープだけど光るところはある」くらいのゲームを少し期待したが、
実際遊ぶとマジで褒めるところが1つも無い!
イラストのデフォルメは好きではあるが、
表紙詐欺に使ってるだけなのでマイナスポイントに近い。
これを定価1300円で売るのは犯罪に近いと思いました。
というようなことを書くと
「これが犯罪ならもっと酷いゲームありますよ」とかコメントが来そうだけど、
それには
「そうだな、そのゲームと一緒にお前もブタ箱にぶち込んでやろうな!」
とコメントを返す予定です。