TOKYO GAME SHOW Digital World 2024
いよいよ9月26日から4日間開催される東京ゲームショウだが、それに先駆けてデジタル会場である『TOKYO GAME SHOW Digital World 2024』が開催だ!
こちらは9月20日から10月6日までと、リアル会場よりも少し長く行われているぞ。
コロナで東京ゲームショウの在り方が見直された2021年から始まった企画で、配信体系を変えながら今年で4回目。今年は名前から「VR」が無くなっているが、去年と同じくVRアプリの『xambr』からログインする方式だ。VR機器があればそれで回れるし、通常のPCやスマホからでも参加可能となっているぞ。
過去の記事は以下の通り。
今年は天空のゲーム世界!『TOKYO GAME SHOW VR 2023』行ってきた! - 絶対SIMPLE主義
今年は凄いぜ!「TOKYO GAME SHOW VR 2022」行ってきた! - 絶対SIMPLE主義
毎年趣向を凝らした企画だが、今年はマップや案内キャラ、プレイヤーが使うアバターは去年と同じで、出展社が違う構成なのでかなり省エネ……。まあリアル会場も毎年幕張メッセだからね!
来たぞ!デジタル会場!会場は天空に浮かぶゲームの国「ゲームアイランド(Game Islands)」!様々なゲームの素材を生産して各国に輸出している場所だ。入国審査アンケートで「ゲームを愛する者」として認められないと入国できないぞ!
ソニック、パワプロくん、パックマン、キングスライムなどの立像がお出迎え。BGMや提灯も含めて和風のお祭りっぽい雰囲気だ。
今年もこのアバターで会場を回る。各エリアでミッションをクリアするとシャツや着ぐるみが手に入る。
一部の着せ替えには召喚したり氷を出したり名刺を出したりと、特別なスキルが使えるようになるぞ。カメラ機能で自撮りも出来るから観光気分で散策!
設定からチャンネル番号を指定して移動することで、同じサーバーに身内同士で集まったりも可能だ。ボイチャも出来るのでみんなでワイワイ回るのも良いね。
ミッションは特定のブースを訪れたり、お題に沿った写真を撮ることなどで達成できるぞ。目指せフルコンプリート!
今年の新要素はAIでこちらの入力内容に答えるAI NPC。各所にいて一緒に来てもらうことも出来る。
中央にある大樹はこの国の象徴である「GameTree」。ゲームが誕生してから木もどんどん大きくなっているとか。このゲームユグドラシルを中心にこの国は存在しているのだ。
で、中に入ってみるとオリジナルグッズ売り場になってる!ブラウザを開いて本当に買えちゃうぞ!
歴史あるゲームユグドラシルに何してくれてんねん!
ゲームアイランドは3つのエリアに分かれているので、まずは「FLINT PEAKS」から攻めていこう。青空と自然広がる開放的なエリア。
入ってすぐのスクエニブースは異様に閑散としているが、わるくないスライムの指示に従ってたいまつを使用すると……。
親の小言より聞いた「序曲」が流れ出し、『ドラゴンクエスト』ロト三部作デジタルミュージアムが出現だ!
HD-2D版のメインビジュアルもドーン!と展示されている。VRで見ると迫力あるぜ。
一新された3職業イラストのスタンドもあったので記念撮影。盗賊のデザイン結構好きなんだよなー。
ファミコン版のメインキャラやモンスターのイラストも多数。やっぱ女戦士はこれじゃないとね!
バンナムブースでは入口にあったのと同じパックマンのオブジェが!近づくと何やらオシャレなPVが流れてる。よくわからないがゲームのPVではないようだ……!
パックマンのポスターを探すミッションがあり、奥まったところにひっそり貼られていた。パックマンに恨みを持つ者の犯行。
今回も各地にファミ通の歴代ニュース記事が貼られており、お題に合った記事を撮影してくるミッションも用意されているぞ。
ドリームキャスト、スーパーファミコンジュニア、ネオジオポケット、ゲームボーイカラー……何もかも懐かしい……。
ミャクミャク様いる!?
大阪・関西万博のバーチャル会場である「空飛ぶ夢洲」の宣伝のようだ。バーチャルどさ周りご苦労様です!
ビサイドブースでは『フルーツマウンテン』やホロライブとのコラボゲーム、新作のセクシー8番ライクである『狐のかえり道』のパネルとPVが展示されていたぞ。
いつの間にか美少女推しですっかり垢抜けたメーカーになった印象だ。『スーパーバレットブレイク』がきっかけだったのかな。
マリン船長とぺこーらのパネルもあったので記念撮影してきた。
去年までは公式アンバサダーでおめがシスターズがいたのに、今年はいないのが寂しい。
あちこちに立体音響のブースがあり、ヘッドホンなどで楽しむことも出来た。
氷魔法を出せるファミ通のシャツを手に入れたので……。
スライムにヒャドをぶち込んでおいたぞ。
続いては夜景が広がる「MYSTIC FOREST」エリアへ。
遠くに見えるアレは……
今話題のパルワールドじゃないか!一等地キープしてるの事故過ぎるだろ!なんか気まずいぜ!
パルたちの動きなどは可愛くて、デカいキャラもグリグリ動いてるから賑やかなブースではあった。
『Sky 星を紡ぐ子どもたち』ブースはキャラの展示に加えてピアノで遊べる要素も。エリアの雰囲気にも合ってるね。
マンタの着ぐるみもゲット。
公式生放送でユーザー同士集まったりして盛り上がっていたようだ。ちゃんと活用してる!
巨大なレッドブルブースも登場。シャツをゲットするといつでもどこでもレッドブルを召喚できる!去年はZoneブースだったのでエナドリも移り変わりがあるな。
ヘーベルハウスのブースでは5属性のヘーベルくんを中央に設置すると、ブース奥にヘーベルハウスが出現するという、謎にスクウェアエニックス感のある仕掛けで大迫力!
屋上でヘーベルくんの被り物をゲットすると、いつでもどこでも5属性のヘーベルくんを召喚可能に!君たちの攻撃はこのヘーベルくんで防ぐぞ
最後は「DESERT GARDEN」へ。砂漠エリアでパワプロくんや軌跡シリーズの空飛ぶ船がお出迎え。
MyDearestブースは『8番出口VR』を出展。
なんとそのまま地下に入って『8番出口』を遊ぶことが出来るぞ!異変があったら引き返せ!おじさんと記念撮影も出来ちゃう。今回のイベントでは一番凝った作りだ。
反対側の入り口から入ると登場キャラが集合した通路になってる。
撮影で使われた小道具をまとめたみたいで良い雰囲気。
突き当りではおじさんが待ち構えています。
こちらはroom6&ヨカゼブース。パッケージ版が発売される『Recolit』など。様々なタイトルの映像が見れたぞ。寒色のイメージが強いレーベルだから、直射日光が当たる砂漠のブースだとなんだか新鮮!
「DESERT GARDEN」エリアのどこかに、サングラスをしたパルワールドのツッパニャンがおり、写真を撮影するミッションが用意されているぞ。お尋ね者感が出てしまったな……!
FANYブースでは『スーパー野田ゲーWORLD』でお馴染みの野田クリスタルが!本人ではなくアバターの「電脳芸人」で、AIを利用したチャットが楽しめるようになってたぞ。
この野田クリスタル、なんかデカくね!?
というわけでざっくり回った『TOKYO GAME SHOW Digital World 2024』。ミッションをある程度達成すると「真にゲームを愛する者」の称号を手に入れて特別な部屋に行けるが、去年と同じくNPCの設定画などが見れるだけだ。
今年もデジタル空間に作られた色々なメーカーを観光気分で回るのは楽しかったんだが、マップ自体は去年と同じでまったく同じセリフのNPCもいるし、でもみんなで集まれるデカいシアターとか、ムービーを使った協賛イベントなんかは無くなっていて、パネルとPV置いただけのブースが目立つ。着せ替えアバターも去年の方が凝ったものが多かった。
露骨に予算削減を感じるぜ……!好きな企画だけに来年どうなるか心配になる。
とりあえず10月6日まで開催中で、リアル東京ゲームショウが終わった後もしばらく回れる。みんな行ってみてくれ!