合体防御花の守人と森の魔女 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『合体防御花の守人と森の魔女』のレビュー行くぜ!
スペース入れ忘れてないか不安になるタイトル。
パブリッシャー:サクセス
機種:Switch
ジャンル:ターン制タワーディフェンスゲーム
発売日:2025/5/1
価格:500円
サクセスが送る完全新作のタワーディフェンスゲームで、ブラウザゲームである『合体防御 -数の変-』をグレードアップさせた内容だ。キャラの追加やモードの増加などの違いがある。
ルールが単純で遊びやすく、チマチマと遊んじゃう魅力あり。500円のカジュアルゲームとしてはなかなかの1本だ。
モードはチュートリアル的な3ウェーブモードと、エンドレスモードの2種類。エンドレスモードでどこまで行けるか。オンラインランキングに挑め!という単純な構成になってる。
森のネコ魔女から花畑を守るという設定があるが、会話デモなどはなく、ゲームクリア時とゲームオーバー時にちょっとしたイラストが出る程度。イラストかわいいな。
3ウェーブモードはクリアするとウサギが勝つイラストが出るんだけど、エンドレスはエンドレスなので絶対勝てない。カエルのベロで巻かれる運命から逃れられないのだ……!
1ターン毎に1マスずつ迫って来るカエル軍団を、1ターンに1回攻撃する魔法の花で迎撃するゲームだ。
個人的にはウサギよりネコとカエルの方が好きなんだが、私情は挟まず行くぞ!
魔法の花は1ターンに1つだけ移動可能。カエルに紛れて出てくるカギを撃つと新しい花を1つ補充できる。同じ数字の話を重ねるとパワーアップ。というルールで、アドリブで効率良い配置を模索しながら戦い抜く作り。1匹でもカエルが画面左に到達した時点でゲーム終了となる。
水滴アイテムを集めると一定ターンだけ時間停止、敵の体力半分、攻撃力アップのどれかを発動可能になるが、使う度に必要な水滴が増えていく。ここぞという時のとっておきにしたい。
ウェーブの終わりには体力の高いボスが登場するので、ここまでに花をパワーアップしておかないと押し切られる。
花をどこに動かすか?
というだけの単純ルールながら、詰め将棋的に動かし方で頭を悩まされるし、花をズラッと並べて攻撃力を上げて、カエルをガンガン攻撃する分かりやすい気持ち良さもある。
魔法の花はレベルアップする度に発射する弾数が増えるが、4発まで増えた後にレベルアップすると1発に戻る……という細かい仕様も面白い。攻撃力8だと2ダメージの弾を4発発射するが、攻撃力16だと16ダメージの弾を1発撃つという仕様。
基本的にはレベルアップしまくった方が良いんだが、耐久力の弱い敵や、1発当てるだけで良いカギや水滴への対応も重要なので、これを覚えているかどうかで結構違うぞ。
エンドレスモードでスコアアタックするだけのカジュアルゲームだが、シンプルでよくまとまっている。500円ならオススメだ!