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【レビュー】ケモ過ぎる!こんな2.5Dアクションが遊びたかった!『フィズとにじいろの星』【Switch/PC】

 

フィズとにじいろの星 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

Steam:フィズとにじいろの星

 

『フィズとにじいろの星』のレビュー行くぜ!

 

メーカー :Forever Entertainment/にじいろドラゴン

機種:Switch/PC

ジャンル: アクション

発売日:2024/7/16(PC)2025/7/10(Switch)

価格(税込):1200円

 

ゲーム制作サークル「にじいろドラゴン」が送る2.5Dアクションゲーム。

かわいいドラゴンたちが大冒険を繰り広げる内容だ。

 

この手のアクションは毎週のようにストアで発売されており、もう生半可な内容では満足しないぞ!と、挑んだが大満足!拘りのビジュアルに程良いバランス。こういうのが遊びたかったんだよ!

 

スーパーファミコン~ゲームボーイアドバンス辺りの雰囲気がしっかりしていて、これはUFOにさらわれて脳に星のカービィのカセットを埋め込まれた人間が作ってる。

 

 

もちろんUFOはこういうデザインをしている。

 

 

主人公は惑星ロンガに住むドラゴンのこども「フィズ」。全知全能のドラゴン「タオンガ」に導かれ、破滅の未来を回避するための大冒険に出る!5人の仲間と共に、世界に飛び散ったオーブを集めていくストーリーだ。

 

 

ゲームはオーソドックスなステージクリア型の2Dアクション。

能力が異なるちびドラゴンたちを上手く切り替えながら、険しい地形や手強い敵、強大なボスに対応していく構成になっているぞ。

 

 

6人いるキャラはどれも個性的で、ジャンプ中に数回羽ばたけて、必殺ワザがファイヤーボールのリュトロンに、ひっかき攻撃で埋まってる壁を掘れるソラコ、ワイヤーアクションで大ジャンプできるルベール、弓による遠距離攻撃と唯一の回復能力を持つリーファーなどなど。水に弱いキャラもいるので性能は一長一短だ。

 

フィズは主人公なのに通常攻撃が「ハンマー攻撃」で、必殺ワザが「壁をすり抜けるハンマー攻撃」だから実に渋い性能してる。こういう奴が一番恐ろしいのだ。

 

 

異色なのがキューマ。

水の上をダッシュ移動出来るし、必殺ワザで今いる位置まで水面が迫って来る「水陣」が使える。数秒間だが水位を上げて、足場を動かしたり出来るのだ。

 

水が一切無い森ステージや街ステージでもお構いなしに使えるのが楽しい。俺が……俺たちが天気の子だ!

 

 

基本は一本道で、ちょっとした脇道に収集物が隠されてるステージ構成。

ガッツリ探索するゲームでも、高難易度の死にゲーでもない。程良い長さのステージを、各キャラの個性を活かして進む楽しいゲームになってるぞ。

 

 

どのキャラにもしっかり使いどころがあるし、どのステージも個性的かつ仲間同士の会話が盛り沢山だ。森を越え火山を越え街を越え、喧嘩したりツッコミを入れたりしながら、みんなでワイワイ進むノリが遊んでて飽きさせない。

 

ステージ構成が上手いから収集物探しが苦にならないし、他の仲間を入れてからゲームのスタート地点まで戻るとちょっとしたイベントを起こせるなど、ちょっとした小ネタも豊富に用意されてるぞ。

 

 

「立体保護区」なる場所では、2Dだけど背景がグリグリと立体的に動く。円形構造をしてるので、弓を右に撃つとグルッと一周して左から帰って来るのが面白い。これを活用した謎解きもある!

 

『星のカービィ 夢の泉の物語』の3-2辺りを思い出す映像表現で、それをちゃんとゲームとしての仕掛けに落とし込んであるのだ。

「立体保護区」が一体何なのかは……分からない!

 

 

各エリア最後に待ち受けるボスも、動くでっけぇネオンサインとかガシャポンマシーン戦車とか、可愛くて面白いキャラ揃いでテンション上がる。

やっぱりこの手のアクションゲームはボス戦が面白くないと盛り上がらない!

 

 

会話でボスの攻略法をそのまま喋ってくれるので考える必要がなくなってるが、通常ステージの延長で、仲間みんなで戦ってる感があるのでこれはこれで良し。あえてアドバイスと違うキャラで戦ってみる楽しさもある。

 

ボス戦で一部のキャラが強すぎるバランスになってるが、何も考えずに勝てるほど強いわけではないので、救済措置としてはアリ。

 

 

収集要素はステージのあちこちに隠れているドラゴン探しと宝物探しがあり、ドラゴンは色々なクリエイターが参加しているので個性が出てるね。その筋で有名なRAO(らお)さんも参加しております!

 

 

かわいいキャラを大きく表示するシーンや一枚絵もあって非常に華やかだが、なんかこう……体つきからいやらしさも感じるような……。いや、俺が穿った目で見ているだけだな!健全なゲームです!

 

 

 

ステージ内にはこっちを捕食する敵がいて、捕まったらレバガチャしないと抜け出せなくて専用のやられセリフとやられ顔表示があるが……健全!健全ですから!

健全なゲームは捕食する敵を3種類も用意しない気がするが健全です!

 

更に何度も捕食演出を見ると特別なセリフがあったりもする。君が望むのなら強く応えてくれるのだ。

 

 

非常に作り込まれたゲームで、おまけのミニゲームもスーファミ~ゲームボーイアドバンス時代を思わせるテイスト。この刹那を見切るミニゲーム見たことあるなぁ!

 

 

任天堂作品のパロディで『PYORO』を持ってくるゲーム初めて見た!さすがゲーム屋に行列が出来る人気ゲーム!

軌道が見えない矢で複数の敵を撃ち抜くとコンボ……と、ちゃんと違うゲームになってるぞ。

 

 

BGMが良曲揃いで音源を通常とSC-88Proの2種類から選べて、サウンドテストがなんと懐かしいのMDデザインなところも拘りを感じるところ。最終エリアの曲どれも気に入ってるぜ。

 

 

気になった点としては一部の住人の出現条件。

これはネタバレなのだが、

リアル時間の午前と午後で出現するキャラが変わる箇所があってノーヒント!達成率100%を目指すとここで大苦戦するぜ!

 

見つけてないキャラを確認できるのがスタッフロールだけなのと、ラスボスが少し冗長なのも気になったな。

 

 

6時間以上遊んで難易度ノーマルとエクストラ両方でクリアし、エクストラは100%にした。

メトロイドヴァニアやローグライクではない、明るく楽しい昔ながらのアクションゲームを求めている人ならど真ん中でぶっ刺さるゲームだ。渾身のドットに操作感も良好。

 

難易度やステージの長さも含めてこういう「程良いゲーム」って作るの難しいんだよなぁと、インディーゲーム色々遊んでると思うところ。こういうゲームを待っていたんだよ!と拍手喝采でケモキャラも踊り出す。

 

制作側が性癖をちょっと入れすぎてる気はするが、大いに結構な話ですね!

難易度もそこまで高くなく、アクションゲーム慣れてる人ならエクストラでもそこまで苦戦しないはずだ。オススメです!