絶対SIMPLE主義

ダウンロードタイトルを中心に全方位でゲーム紹介するブログ。SIMPLEシリーズ最新作『THEヤンキーブラザー』は11月27日発売!!

『ショートショートフィクションズ』『イタチの家渡り』を体験!錬金術師の工房がテーマのroom6ブース【#TGS2025 レポート】

 

room6(@room6_pr)さん / X

 

room6が東京ゲームショウ2025に出展! 「錬金術師の工房」で『ドーナツの穴』プレイアブルがおいしく初登場 | 株式会社room6のプレスリリース

 

東京ゲームショウレポート!

インディーゲームコーナーで展開していたroom6ブースは『錬金術師の工房』がテーマだ。

 

 

ゲームの展示に合わせて瓶に入ったよく分からないものや、重々しい本などがズラリと並んでいて面白い。

 

 

歴代のroom6関連タイトルが本になってズラッと並んでるのが良い!中にはちゃんとゲームの説明が書いてあるのだ。

room6はADVがほとんどなのでハマってるし、『アンリアルライフ』や『OU』が本になってるのはそれだけで感情が動いてしまう。

 

 

そして『キメキャワ♥限界ビートちゃん!!』があまりに雰囲気にそぐわなくて笑う。工場の単純作業で限界迎えて幻覚見てる女の本だ!錬金術師の人も疲れてたのかな……。

 

 

配布物は錬金術の書っぽい装丁のノートやステッカー、トートバッグにイラストカードと大量だ。「もらうところ」で貰えたがボリューム満点。

 

 

ドーナツの穴』のフォトスポットがあったものの、どうしていいか分からず、とりあえず備え付けのドーナツを両手に持ってみる俺。

 

ドーナツの穴』は1週間ゲームジャムから生まれたタイトルを大幅にボリュームアップしたもので、整理券が配られるほどの人気だったぞ。俺は遊べなかったのでこうしてドーナツを手に持って佇んでいるというわけだ!

 

プレイしたのは『ショートショートフィクションズ』『イタチの家渡り』の2本。

 

 

Steam:ショートショートフィクションズ

 

ショートショートフィクションズ【公式】(@ssf_newy)さん / X

 

2026年にSteamでリリース予定のタイトル。

itch.ioで公開されて話題となった複数の短編ゲームを移植したもの。

「魔法のゲーム機によって休暇と称してビーチに閉じ込められたOLが、様々なゲームを遊ぶことになる」というストーリーで各ゲームを繋げて、ショートショート集という形にしてあるぞ。

 

 

今回は収録作の一つである『【DON’T SAY YES】YESと言ってはいけないゲーム』を丸ごとプレイできた。

月に不時着した瀕死の宇宙飛行士が、悪魔から契約を持ちかけられる。節々でYESとNOの選択が出るが、絶対にYESと言ってはいけない!悪魔の誘惑に負けるな!絶対にノゥ!!!という内容だ。

 

 

しかし死に掛けてる宇宙飛行士の語りが「なんか思ってたのと違うな……?」と言う方向に進んでいくので、悪魔はどんどん動揺していくし、プレイヤーも悪魔の方に感情移入してしまう構造が巧み。「YESと言え!言ってくれ宇宙飛行士!」と思いながらもタイトルに沿ってすべてNOを選択。切なくも印象的な終わり方で、これは他の結末も気になるなぁ。話題になるのも分かる内容。

製品版では違うゲームに新作ゲームも収録とのことで楽しみ。

 

 

Steam:イタチの家渡り Wandering Through 2000s Tokyo Culture

 

こちらは2027年にSteamで発売予定とまだ大分先のタイトル。

舞台は2000年代の東京で、伝奇ホラーとサブカルチャーを融合させたシナリオが特徴だ。

 

■収録エピソード

-突然のベーシストの死――バンギャたちの情愛をめぐる「百目鬼ベーシスト」

-誰がメイドを殺したか?――萌え文化とメイドの秘密を明かす「おしらさまメイド」

-過労死したOLの正体――原宿ロリータと働く意味を問う「きのこロリータ」

-故郷との因縁に決着をつけろ――すべての謎が解ける「ななしゴシック」

 

ビジュアルに惹かれてプレイしてみたが、ストアページの収録エピソード一覧だけでめちゃくちゃ面白そう!

 

主人公は帰る場所を無くした貧乏大学生のイタチと、訳アリ物件から怪異を浄化したい不動産屋の田貫によるダブル主人公。イタチとタヌキのコンビがサブカルと怪異を駆け抜けるゲームだ。視えるものが異なる2人の視点を切り替えて怪異の情報を探り、正体を突き止めていくシステム。

 

 

体験プレイでは最初の訳アリ物件でイタチが死にかけるシーンと、散りばめられた怪異の手掛かりを探るくだりを体感できた。二人のけだるい会話に、高円寺の青空だけがやけに眩しいくすんだ映像表現など、製品版も気になる内容だったぜ。

2027年なんで大分待つことになるが完成を楽しみにしとく!

 

 

というわけでroom6ブースの様子は以上!販促物もいっぱい手に入って満足。

『ショートショートフィクションズ』のキラキラステッカーとキメキャワが嬉しい。

 

 

『イタチの家渡り』のメタルステッカーと、『FREEZIA』のザラザラキラキラしたイラストカード好き。