『電脳刑事エルトロン』のレビュー行くぜ!
パブリッシャー:Elysion CD
機種:PC
ジャンル:シューティング
発売日:2026/2/27
価格(税込):600円
インディースタジオであるElysion CDが手掛ける8bit風の横シューティングだ。
大量の戦闘メカをガンガン撃ちまくる内容で、見た目はファミコンの『ファイナルミッション』っぽく、ハイパーモードなどシステム含めた全体的な構成はびっくりソフトウェアの『リボルギア』シリーズにかなり似た作り。
暑苦しいタイトルと主人公、ジャンルはシューティングで「これは!」と思って買ったんだが、全体的に今一つ!
カスタマイズ要素やBGMなど凝っているだけに勿体なかった。

すべての機械を制御するマスタープログラムの暴走を食い止めるため、サイバー警察部隊「エリシオン」は究極兵器「電脳刑事エルトロン」を開発した!半分人間、半分機械の電脳刑事エルトロンよ、ロボ軍団を侵攻を阻止せよ!というストーリー。
導入でストーリーデモがあるのに、まさかエンディングが無いとは思わなかった。

脱いでもスゴいぞエルトロン。見た目めちゃくちゃ人間である。

色のついた四角とワイヤーフレームで表現したUIがかなりびっくりソフトウェア。
全5ステージ構成で、基本武装とサポート用のドロイドの種類、性能に影響を与えるサイバーチップを1つずつ選んで性能をカスタマイズ可能だ。

基本操作を学べるミッションモードがあるけど『Graze Counter GM』で見たやつ過ぎる!

これこれ!

ゲームは通常ショットに加えて、ボタンで位置の変更やその場に設置ができるドロイドの使いどころが重要な作り。
敵を倒すと溜まるエネルギーがMAXになるとバリアが張られて、被弾するとゲージがゼロになる。MAX状態でハイパーモードを発動すると、数秒間だけ無敵になって強力なビームが発射可能だ。

このハイパーモードで敵をなぎ倒すゲーム……のはずなんだが、ゲージが渋くてなかなか撃つことが出来ないので爽快感が薄いし敵も硬い。ステージも単調で、とりあえず正面にレーザー撃つやつと、雑に扇形の弾をばら撒く中型の敵やボスばかり出て来る。

こっちの弾が通らない通路の向こうから、中ボスが貫通レーザーを撃ちまくってくるとか、遊んでいてイライラする地形も。
カスタマイズで「武器に貫通性能を付与」というのサイバーチップがあるし、武装に貫通レーザーがあるのでそれを使えってことなんだろうが、それを前提にしすぎてあんまり楽しくない調整だ。

初期設定だと自機の当たり判定が非常に分かり辛いので、エクストラ設定で表示することをオススメするぞ!

主観視点で進む3Dステージがあり、ここは出て来る敵を次々に撃っていくガンシューティング。
敵の数が多い上に、出てきたらすぐ撃たないと即被弾してライフが削られるのでシビアだ。人型の敵は青い弱点を撃ち抜かないと一撃で倒せない。ここだけ弾数制限がある上に残弾が少ないので、無駄打ちが多いと弾切れで詰むという容赦なさ。
単調な高速もぐらたたきでライフがガンガン削られるからしんどいし、全5ステージしかないのにこのガンシューが2ステージもあるの嘘だろ……!?

オプションで壁紙を切り替えると主人公が半裸のまま出撃出来たり、キャラを女の子にして出撃できる隠し要素もあるぞ。
服装から何かしらのチルドレンだと思われる。

あんまり面白くないシューティングの合間に、何も面白くないガンシューをやらされる、電脳刑事というより汚職刑事だった……!
カスタマイズ要素を色々入れる前に、まずステージ構成や爽快感を凝って欲しかったなぁ。爽快感があるわけでもなく、武装を使い分ける覚えゲー的な楽しさが強いわけでもなく、ずっとダラダラしてる。キャラやBGM、ノリは結構好きなだけに勿体なかったぜ。