『サカモト危機弾発』のレビュー行くぜよ!
パブリッシャー:Retsu Teikoku
機種:PC
ジャンル:シューティング
発売日:2025/6/19
価格(税込):350円
ゲーム制作サークル『烈帝国』が手掛ける弾幕アクションシューティングだ。
薩長同盟を結んでいた最中の坂本龍馬たちは突如「ふわふわランド」に転移させられてしまった!時間停止&瞬間移動で密度の濃い弾幕を掻い潜る見下ろし型弾幕シューティング。果たして薩長同盟は無事結ばれるのか!?
ゲーム説明からしてふざけ倒しているバカゲーである!
何が「果たして薩長同盟は無事結ばれるのか!?」だバカバカしい!
ふわふわランドの原住民であるかわいい生物や、襲い掛かって来るペリーを黙らせながら進んでいくゲーム。
しかし同じ開発元でこれよりふざけてた『ローション侍』はタイムアタック系アクションとして意外な良ゲーだった!
冗談かと思われそうですが、良ゲーです『ローション侍 for NintendoSwitch』レビュー!【Switch】 - 絶対SIMPLE主義
本作もタイムアタック的な構成はそのままに、時間停止能力と強力な撃ち返しで駆け抜けるスピード感が一味違う魅力になっている。
間違いなく定価350円以上の価値はあったぞ。

自動で発射されるショットで敵を倒しながらゴールを目指す構成だ。
ショットは右にしか撃てないので2Dシューティングっぽい手触り。道を塞ぐ一部の敵やボス以外はスルーしてもOK。

坂本龍馬は時間停止&ワープ能力があり、ボタンを押している間はワープモード発動。
この間に敵弾やトゲに体をこすりつけると、攻撃力が一時的に上昇。MAXであるレベル3になればボスの体力もゴリゴリ削れる破壊力になるぞ。
ワープに使うゲージは時間経過か、ステージの合間にある魔法陣で回復する。

ゲージが許す範囲で敵がぶっ放す濃密な弾幕に飛び込み、瞬間的に攻撃力を跳ね上げて一気に敵を粉砕!そのままワープで障害物やザコ敵を乗り越えて先へ先へ!ゴリ押しが通る箇所と、通らない箇所の緩急が絶妙だ!
欲張りすぎるとワープゲージが切れて集中砲火を喰らってダメージ!
何回死んでもチェックポイントからやり直せるが、クリアタイムによって評価が付くので、コンプを狙うならステージ最初から挑んだ方がいい。1ステージが1分掛からず終わるテンポで、リトライもワンボタンなので繰り返しが苦にならない。
見た目があまりにも出オチ過ぎるのに、ゲームとしては丁寧な作り。
ショットが自動かつ右方向固定にしてる割り切りっぷりも地味に凄い。これによってプレイヤーは時間停止&ワープ操作に集中できるのだ。

道中の会話デモもぶっ飛んでる。
坂本龍馬の妻であるおりょうさんのセリフがバグってる?と思ったが、単に語尾に「おりょ」を付けてるだけだった。
つまりバグってる!

坂本龍馬は体の中心にしか痛覚がないため、そこ以外は当たってもノーダメージ!
寺田屋襲撃もそれで切り抜けたとのことだ。この人はずっと何を言っているんですか?

敵は原住民だけでなく、交渉決裂した偉人たちとも戦うことになる。
ひたすら開国を迫るペリー、ボイスが無いゲームなのに何故かボイスが脳内再生されるぜ……。
終盤に入ると原住民の手で黒船が量産されるんだが、当然の如くペリーも一緒に量産されてるのずるかった。

1時間掛からず全ステージのタイムで最高評価を獲得で来たので、『ローション侍』に比べると難易度は低め。まあ、それは俺が2Dシューティングに慣れているだけかもしれない。ギュッと詰まった短編で、ステージを駆け抜けるスピード感も、ボスの弾幕パターンを見切ってMAXショットで撃ち返す爽快感もある。
オンラインランキングがあるので、物足りない人は世界中の坂本龍馬と時止め合戦だ!
350円で笑えて白熱する良バカゲーでした!