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【レビュー】ジャレコが乗ったベルスクブーム!時代が詰まったB級アクション『ラッシング・ビート』【SFC】

 

ラッシング・ビート | Nintendo Switch 2 / Nintendo Switchであそぶ | 任天堂

 

『ラッシング・ビート』のレビュー行くぜ!

「Nintendo Classics」で少し便利機能を使いつつクリアしました。

 

パブリッシャー:ジャレコ

機種:SFC

ジャンル:アクション

発売日:1992/3/27

 

一大ブームを巻き起こしたベルトスクロールアクションの金字塔『ファイナルファイト』。

そのブームに乗ってジャレコが発売した、影響モロ受けのアクションゲームである。ジャレコのゲームはそういうの多い気がするな!

 

スーパーファミコン発売から1年半ほど経った1992年の発売であり、『ロマンシングサ・ガ』や『魂斗羅スピリッツ』もこの時期だ。今も語り継がれる名作揃い。『ザ・グレイトバトルII ラストファイター ツイン』と同時発売なのにびっくり。大ストリートファイト時代である。

 

ただのブーム便乗ソフトでは終わらず、スーパーファミコン版『ファイナルファイト』では実現しなかった2人プレイも実装しているし、体力が減ると発動する怒りモードなどの独自要素もある。

 

好評につきスーパーファミコンで続編が2本も登場。そのまま時代のあだ花で終わるかと思いきや、なんと2026年に最新作である『RUSHING BEAT X: Return Of Brawl Brothers』が発売。その予習でこうして初プレイしたというわけである!

 

なかなかに大味な作りだが、当時ウケたのは分かる内容だったぜ。

 

 

誘拐されたジャーナリストの妹を助けるため、ネオ・シスコ州の警察2人が密売組織ジョウカルに殴り込み!銃はいらない拳がある!たまに拾ったナイフとかスパナも使う!

 

 

オープニング、妹がさらわれたショックで顔がデカくなってるように見えて少し面白い。

 


このパッケージ、子供の頃に見た時はストIIのベガのパチモノにしか見えなかったんだが……。

 

 

やっぱりベガだよこれ!お前のような巡査部長がいるか!

そして主人公はコーディだよこれ!

 

 

非常にオーソドックスなベルトスクロールアクション。パンチやキックといった通常攻撃に、接触して掴むことで繰り出せる投げ技などで敵を蹴散らしていく作りだ。もちろん木箱やドラムカンを破壊すると食べ物が出てきて食うと回復する。

LRボタンと方向キー同時押しでダッシュになるのはやりやすくて良いんだが、ダッシュのモーションが存在しない。異様な速度でシャカシャカ早歩きするぞ!

 

 

ザコ敵を倒すと左上に倒した数がカウントされていき、ステージクリア時に清算されてスコアになる。これを5人分消費することで周囲の敵を吹っ飛ばせる特殊攻撃を発動可能という、ちょっと変わったスコアシステムだ。

 

体力が一定以上減ると体が赤く点滅し、一定時間無敵&攻撃力アップする怒りモードも発動。かなり強力。発動後に回復アイテム取れば再発動できるのでうまく使いたい。

 

 

リックはスピーディーな格闘、ビルドは派手なプロレス技で性能が差別化されているが、奇声を発しながら綺麗過ぎる垂直蹴りを放つリックなど、モーションとボイスのクセがなかなか強い。

 

 

最初に書いたが2人同時プレイの実装や怒りモードは独自要素と言えるし、敵を掴む方向やキー入力で変化する投げ技のバリエーションも、遊んでいて気持ち良いところ。

投げ技に別の敵を巻き込んでガンガン倒していける作りだ。

 

 

1面ボスがいきなりタイガージェット・シンのパロディだったりノリもフリーダム。

まあこの時期のアクションゲームはこういうの多かったからな!

 

 

名前が「アーノルド」でタンクトップ着てグラサンかけたムキムキマッチョマンのザコも出て来るぞ!

この時代のシュワちゃんはマジでフリー素材。

 

 

ステージクリアする度にマップを進んでいくところは『ファイナルファイト』に似ているが、ステージ3クリアしたらヘリで南米までぶっ飛んで別マップになるの面白かった。『ストリートファイターII』要素!

 

 

ゲームバランスはやや厳しめで、ボスもザコも攻撃力が高めで一発で体力をごっそり持っていかれる。当たり判定がやや分かり辛いこともあり、カウンターで瀕死になることが多発。この足が長いザコの吸い込み性能が高くてボコられまくったぞ!

安定を取るとジャンプキックでひたすら駆るのが基本になってしまう。

 

 

リックはダッシュから派生するスライディングが異常に強いので、地を這いずり回るだけで敵が沈んでいくし、ビルドはテクニカルな操作が必要だが、吹っ飛ばした相手をダッシュで拾う投げハメを上手く使えば押し切れる。

それでも終盤は敵が強くてボスも多いので、真面目にノーコンティニュー目指すとかなりキツいゲームだ。

 

 

最終ステージは一度倒したボスがパワーアップする構成なんだが、この覆面レスラーはひたすら無敵攻撃で左右に往復するだけという、信じられない塩試合をかましてくるぞ!覆面レスラー界の面汚しめ……!

止まった一瞬のスキにジャンプキックを当ててミリ単位で体力を削り続けると、たまにピヨるのでそこに大技をぶち込む。それでも時間が掛かるし普通にラスボスより強いと思う。

 

 

二度とリングに上がるんじゃねーぞ!

 

 

ラスボスは見た目こそ格闘家スタイルだが、ゾンビみたいな異様な動きで画面を往復し、口から波動拳を放ち、サイコパワーみたいな攻撃も連発する。俺は一体何と戦っているんだ!?

 

 

正体は闇の世界から抜け出せなくなった親父だったと判明するが……エンディングが『龍虎の拳』じゃねーか!

と思ったら発売は『ラッシング・ビート』の方が先だった。こういう場合は別に元ネタがあったりするパターンもあるがどうかな。

 

 

今遊ぶとなかなかに大味なゲームだが、当時のスーパーファミコンで2人プレイしながらワイワイ遊ぶには良いゲームだと思うし、この無邪気で胡乱な空気感が懐かしくもある。

懐かしのジャレコ作品、堪能したぜ!