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【レビュー】すべてが大幅進化!ジャレコが誇るB級格闘アクション『ラッシング・ビート乱 複製都市』【SFC】

 

ラッシング・ビート乱 複製都市 | Nintendo Switch 2 / Nintendo Switchであそぶ | 任天堂

 

『ラッシング・ビート乱 複製都市』のレビュー行くぜ!

「Nintendo Classics」で少し便利機能を使いつつクリアしました。

 

パブリッシャー:ジャレコ

機種:SFC

ジャンル:アクション

発売日:1992/12/22

 

『ファイナルファイト』ブームに乗ってジャレコが繰り出した『ラッシング・ビート』の続編。なんと前作から9か月後に発売されたタイトルだ。さすがに当時基準でもかなり早いと思う。

 

同時期に出たタイトルは『ファイナルファンタジーV』『ヒーロー戦記』『ミッキーのマジカルアドベンチャー』『46億年物語』『半熟英雄』『重装機兵ヴァルケン』などなどだ。1992年全体に話を広げると『ストリートファイターII』『スーパーマリオカート』や『ドラゴンクエストV』も出ていて神話の時代。

 

俺の前作レビューは以下の通り。

 

【レビュー】ジャレコが乗ったベルスクブーム!時代が詰まったB級アクション『ラッシング・ビート』【SFC】 - 絶対SIMPLE主義

 

荒削りだがスーファミ版『ファイナルファイト』に無かった2人プレイの実装や、投げ技の爽快さで確かな独自性があった作品。

続編はすべての面が大幅にパワーアップしていて驚き!良作と言える内容だったぞ!

 

 

発売は前作から9か月後だけど、ストーリーは前作から3年後。

主人公のリックは亡き父の意思を受け継いで格闘技ジムを開き、ダグラスや新たな仲間たちと共に楽しくやっていたが、そのうちの3人が次々と行方不明になってしまう。

その背後にはネオ・シスコ湾内に浮かぶ人工島で進められているクローン人間製造プロジェクトがあった。ジムに残されたメンバーは手掛かりを求め、人工島へと向かった!

という内容になっているぞ。

 

 

プレイアブルキャラは前作から3人増加して5人に!

武道の達人、元悪役レスラーのアメリカンポリス、忍者、柔道と骨法の達人、ルチャドーラというバラエティ豊かなメンバーだ。やっぱり忍者と女性キャラがいるとグッと幅が広がるな。これは現代でも通用する考え。

 

 

1人プレイでもキャラクターは2人選択。

残りの3人は敵に捕まっていて助けに向かう構成で、捕まっている仲間のクローンがボスとして登場する仕様が面白い!

 

 

ボスを倒したら仲間を救出。加わった仲間はコンティニュー時に選べるようになる。

コイツなんで助けられてるのに偉そうなんだ……!?

 

 

前作同様に王道のベルトスクロールアクションだが、グラフィックの一新に多彩になった投げの攻防、空中コンボ、ダウン中の敵にも攻撃が当たりやすい仕様など、全体的に爽快感&スピード感が強化されている。

 

 

攻撃の際にアメコミっぽいフキダシが出るようになったのもイカした演出。

 

強力な必殺技は繰り出すと体力が少し減るが、そのままダメージを受けずに堪えると回復する仕様に変更。上手く立ち回れば、体力を減らさずに強力な攻撃でガンガン攻められるってわけだ。

 

体力が減ると発動する一定時間無敵&攻撃力アップの怒モードも、体力ゲージがゼロになるまでに数回発動するようになり、ここもアッパー調整。

 

 

ステージ構成が平坦だった前作から大幅にパワーアップし、各ステージにギミックが色々追加されている。

ステージ1は画面奥からヘリコプターが機銃掃射してくるし、進んでいる橋が爆破されて落下してそのままバトル継続したりと、魂斗羅シリーズの遺伝子が異物混入したようなド派手な幕開け!

 

 

落とすと敵を一撃で倒せる穴の登場や、敵にもダメージ判定があるダメージ床なども登場。強化されたアクションや投げを活用し、ステージギミックに敵を叩き込んで倒しまくるのが爽快!ベルトアクションゲーム遊んでるって感じする!

 

 

拾える武器の種類も増加しており、この命中させると何故か全身が燃え上がるライフルなど使ってて楽しい。

 

 

そしてノリノリで遊んでると、このパワードスーツ着たヤツに襟を掴まれてぶっ飛ばされる。こいつの投げ判定やべーぞ!

 

 

キャラバランスはかなり格差があり、忍者であるカザンが強すぎる!スピードキャラでダッシュ攻撃が使いやすいし、高火力&広範囲の必殺技は連発してるだけでボスの体力をごっそり削れて一方的!こいつのクローンだけひたすら量産したら世界征服できそう。

逆に紅一点のレイチェルは必殺技が当て辛く、投げ技もクセが強いのでボス戦でかなり苦戦するぜ。

 

まあ、ベルトスクロールアクションならキャラ差あっても面白いとは思う。

掴み方向で変化する投げ技の挙動など、性能はそれぞれ差別化されてるので、使いこなす楽しさがあるね。前作キャラも技が変わってるから新鮮だ。

 

 

リックのジャンプ蹴りで脚があんまり上がらなくなってるのは気になった点だが……。

 


見ろよ!前作のこの高さを!

 

 

まさに正統続編!というパワーアップっぷりなんだが、同じようなザコ相手の道中がかなり長い。爽快アクションだけど遊んでるとちょっとダレてくる。クリアまで1時間以上は確実に掛かるので、体感だと全4ステージが全8ステージくらいに感じるな。

 

 

バラを持って登場するラスボスのアイスマンは、あまりにもコテコテ過ぎるセリフで戦闘突入!

三節棍を使いこなす強敵で、クローン製造プロジェクトのリーダーなのに意外と武道家なんだなと感心していたら……。

 

 

最終形態で背中からスタンドを出して困惑!なんですかこれ!?

スタンドを突進&往復させてくるのでかなりジョジョゲー感ある。

 

前作に比べると難易度は低めで回復アイテムの数も多い調整だが、道中の長さとこのラスボスの無敵時間にはかなり手を焼かされたな。

 

 

その後のなんだか勢いがあるスタッフロールも当時のノリが感じられて良い。

右下のあおきこうじさんだけ記憶喪失になられたんですか?

 

 

今回初プレイだけどこれは面白かった!

前作に比べるとボスが真面目でバカゲー感が薄れているところはあるが、投げ技の爽快さやスピード感あるアクション、操作キャラで変化するボス戦など、しっかり良い所を伸ばせている良続編だ。BGMもめっちゃカッコ良かった。やるじゃんジャレコ!