Pepper Grinder(ペッパーグラインダー) | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
Pepper Grinder | ゲームタイトル | PlayStation (日本)
『Pepper Grinder(ペッパーグラインダー)』のレビュー行くぜ!
俺がプレイしたのはPS5版ね。
パブリッシャー:Devolver Digital
機種:PS5/PS4/Switch/XBOX/PC
ジャンル:アクション
発売日:2024/3/29
価格:1700~1750円
悪党どもに宝物を奪われた船乗りのペッパーが、ドリル片手に大暴れ!
ドリルですべてを貫きながら進む感覚が爽快な2Dアクションゲームだ。
人は何故、ドリルを使ったゲームに惹かれてしまうのか……!
PV見てこれはやりたい!となって購入。面白かったがバランスや構成にちょっと難がある作りだったぜ。

ゲームを起動するとノリノリのBGMと共に、ガイコツをまとったドリルが地中を掘り進むゴキゲンなタイトル画面が登場だ!
やっぱりドリルゲーはこのくらいテンションが高くないといけねぇや!

基本ルールは敵を倒しながら右に進んでゴールにたどり着けばクリア。ステージ内に隠された5つのコインを探すやり込み要素もあり!と、2Dアクションとして非常にオーソドックスな作り。
ボタン長押しでドリルを回転すれば体当たりで敵は粉砕!土に潜って高速移動も可能!
土の中を弾丸のように移動し、ボタンを押して加速すれば地面から飛び出した時に大ジャンプ!一度掘った土はすぐに復活するので、同じところをグルグル回って飛び出すタイミングを計れるのも遊びやすさに繋がっている。
ストアページにも書かれているが、水中を泳ぐイルカのような感覚で地中を掘り進むゲームだ。ノンストップで進むことを心掛けると進みやすいのが気持ち良い構成。

障害物や地形を相手取ったアスレチック要素の強いゲームで、移動に使える土を次々に飛び回りながら難所を突破し、敵を見つけたら地中からの奇襲などで撃退!
通り道にアイテムである宝石が沢山埋めてあり、移動の分かりやすさと感触の良さを兼ねている点に任天堂イズムを感じる。

大砲から大砲へ移動する『スーパードンキーコング』っぽい仕掛けもあるので影響は強そうだ。

ドリルに装着するアタッチメントを活用する場面もあり、ガトリングガンをセットして敵を撃ちまくったり、ドリルをエンジン代わりにしてスプリンクラーを作動させ、マグマを冷やして固めたり、巨大メカを動かしたりと、飽きさせない工夫も感じさせる。
ドリルゲーからやや逸脱気味なところもあるが……!これが俺のドリル魂だーッ!(敵をガトリングでハチの巣にしながら)

ザコ敵の動きが細かく、シチュエーションで変化を付けてあるのも良かった。
海中から敵船の底に穴を空けて侵入し、天井をぶち抜いて進むとどんどん浸水していくエリアは一番気に入っている。悪役がやることですよ!
やられてもチェックポイントから何度でも再開できる仕様だが、後半はチェックポイントの間隔が広めて急に難易度が高くなり、特定のポイントで使えるワイヤーとの合わせ技で、針だらけの場所をすり抜ける箇所が続くのは気になった点。
ただ、シビアな箇所を抜けると、一気に敵を吹っ飛ばすシーンが始まるのは分かってる調整。イライラした分はここで解消させてもらう!

他に気になった点だとステージに5枚ある隠しコイン。
ヒビの入った壁を壊した先や、通路の裏側に隠してあったりするので、ノンストップで進むアクションゲームとしては気が散る配置だ。安直なスターコイン集め要素!
これは俺が色んなアクションゲームで、散々隠しコイン集めやって食傷気味だからそう感じるだけかもしれないが……。
見える位置にあるコインは「どういうルートで掘り進めれば取れるんだ?」と考える面白さがあるので好き。

隠しコインは隠しステージのアンロックと着せ替えとステッカー。地面に埋まっている宝石は体力を一時的に上げるドーピングに使用可能。
最大体力アップや攻撃力アップみたいな要素は無いので結構ストイックな作り。
体力をドーピングしてボスに挑むぞ!
とやっても一度負けるとドーピングはリセットされるし、ラスボスは第二形態まであるので無理に使うと逆に大変だ。

全体的にボス戦が地味なのとバランス調整にも疑問あり。
エリア1のボスは巨大なカブト虫で、床、壁、天井を掘り進めながら攻撃を避け、体の裏側をドリルで攻撃してダウンさせてダメージ!
と、ドリルで土を掘れることを強く意識させられる構成になっており、ちょっと弾幕攻撃が厳しいところはあったが面白かった。
しかしそこからは単純に攻撃を避けて殴るを繰り返すボス戦が多く、あんまりシステムを活かせていない。
最悪なのがラスボスで、第一形態は攻撃が激しい上に、足場の左端と右端に穴があって落ちるとダメージ。このせいで床を移動してボスの攻撃を避けてスキを突く……という動きがやり辛くて窮屈。
第二形態では足場が無く、空中に浮いた土の塊をドリルで飛び回りながらのバトル。画面下に落下するとダメージだし、急に止まれないドリルだと避け辛い広範囲攻撃の連発!
「ドリルを活用して敵を倒すゲーム」じゃなくて、「操作し辛いキャラで激しい攻撃を避けて体当たり攻撃するゲーム」になっちゃってる。
ボスの攻撃パターンはハッキリしているので、高難易度アクションゲームとして破綻はしていないものの、単純に遊んでいて面白くなかった……。

アクションゲームに慣れていればクリアまでは3~4時間くらい。
インディーゲームでたまにある、システムは面白いのにラスボスが異常に強くてその印象だけ残っちゃうアクションゲームだ!
効果音や操作する感触は非常に良かったし、4エリア構成なのでボリュームは控えめなものの、エリア毎に特色はあるし、コイン集めやステージ毎に用意されたタイムアタックでやり込みは可能なので、そこまで物足りなさは感じなかったね。
色々惜しいところはあるが、ドリルを使ったスピード感ある2Dアクションゲームとしては楽しめた。みんなも掘り進もう!