ストーンプロテクターズ(SFC/SFC互換機用) | テレビゲーム周辺機器のゲームパーツメーカーはコロンバスサークル。
『ストーンプロテクターズ』のレビュー行くぜ!
今回はコロンバスサークルから発売されたSFC互換機用カセットでプレイしたぞ。
パブリッシャー:ケムコ/コロンバスサークル
機種:SFC
ジャンル:ベルトスクロールアクション
発売日:1994/11(オリジナル)2024/1/31(復刻版)
1994年にスーパーファミコンでリリースされたベルトスクロールアクション。
トロール人形ブームに乗って海外で生まれた『ストーンプロテクターズ』をゲーム化した作品だ。調べると当時のおもちゃやアニメが出て来るので、商品展開かなり頑張ってた模様。
オリジナルは当時のケムコからリリースされており、メガドライブ版もあったようだ。現在は超プレミアで完品なら5万円以上!
そこに目を付けてSFC互換機用カセットという形で、20年以上の時を超えて復刻したのがコロンバスサークルである。
福袋で復刻版をゲットしたのでせっかくだから遊んでみたが、あんまり話を聞かないのも納得な内容だったぜ!

復刻版は『キラキラスターナイト』などでお馴染みにRIKI氏によるかわいい描き下ろしパッケージ。楽しい雰囲気で凄く良いイラストだ!

20年の時を超えたオパール王女の進化が大変なことになっているが……。

宇宙の平和を司るクリスタルパレスを暗黒の支配者ZORKが襲撃!
オパール王女は強力な力を持つ6つのグレートクリスタルを間一髪で宇宙へと放ち、勇者を求めて地球に落下!クリスタルの力を得たのはなんと5人のロックンローラー!「ストーンプロテクターズ」に大変身してZORKをやっつけろ!
といった非常に分かりやすいストーリーになっている。

で、どれが敵キャラでどれが味方なんですか?
と言いたくなる濃ゆいキャラ!全員味方だ!我らストーンプロテクターズ!
ロックンローラーなのでマイクや楽器で戦うが、プロレスファンなので格闘技で戦うヤツもいるぞ。

こいつは薄目だとややゴエモンに見える。

ゲームは全10ステージ構成のベルトスクロールアクションだ。
パンチとキック、各キャラ固有の武器攻撃、相手と組んでからの投げ技などで敵を倒す。たまに落ちている使い捨ての武器を活用することも可能。
と、オーソドックスな作りだが、スーパーファミコンとしてはかなりハイレベルでノリノリなBGMはさすがロックンローラー!

絵柄は濃ゆいが色彩豊かなドットもレベルが高く、雪が美しい氷の国から、南の国、亜砂漠の国までバラエティ豊かだ。
ここはなんかスーパーファミコンの『アラジン』にめっちゃ似てるが!

幕間のデモでは敵のボスであるZORKがノリノリでこっちを煽って来るのが楽しい。
次のステージとボスの紹介も兼ねているお約束ノリ。昔の海外アニメ感あるなぁ。

グフフ……
ストーンプロテクターズどもが、
バーベーキューになるのが、たのしみだわい…
と、溶岩ステージの前でもウキウキ。

ゾークさま、ついでにフライドポテトはいかがですか!
と、ボスが上機嫌なのを見て部下も乗っかる!

バカモノ!とっとと、いってこい。
そして普通に怒られる。あんまりだろッ!
終盤この部下がボスで登場するんだけど気の毒で倒し辛い。

そんな感じでノリは愉快なんだが、2つ目の必殺技があまりにも強すぎる!
中盤のステージでコマンドを教えて貰えるが、実はコマンドさえ知っていれば最初から使える必殺技。ゲージや体力の消費は無しで、コマンド入力すれば何回でも撃てるんだが……。
ベルスクで制限無しに撃てるコマンド技で実装しちゃダメな威力だよ! #ストーンプロテクターズ pic.twitter.com/oaTalIgehj
— ゲームブロガー双葉ラー油 (@daikai6) May 14, 2026
画面を止めて全画面攻撃というボム性能で完全ぶっ壊れ!これを連発するだけですべてのザコとボスとラスボスを完封できる!
キャラによって必殺技の性能は違うんだが、他のキャラも画面止めて強力な追尾攻撃とかでやっぱり無法!ちょっとロックンロールが過ぎる!ロックンローラーはゲームバランスなど守らないのだ!
じゃあ使わずに遊ぶか……と、ロック魂に背を向けても、ザコの種類が序盤で出尽くして、後は同じザコとひたすら戦うだけなのでステージ構成が非常に単調だ。申し訳程度に地雷などの仕掛けを置いたくらいで、妙に長いステージもあったりでしんどくなってくる。

ボスも行動がワンパターンで弱いけど、やたら倒すのに時間が掛かるヤツが多くて塩試合になりがち。中盤になると素早くて強いヤツも出て来るが、終盤はとりあえず大技で吹っ飛ばすだけで倒せる奴が続いたり、バランスがかなりグダグダ。満を持して登場したラスボスのZORK様が地味で弱いのガッカリだよ!お前はトークに徹するべきだった!
終盤のステージでこれまでのボスの設計図が壁に貼られてる描写は好きなんだけどなぁ。
コンティニューは出来ないが、ザコ敵が雑に1UPを落とすので最終的に軽く10機を超えて来るとか本当に大味な作りだぜ……!

ビジュアルとBGMは良く、武器攻撃で敵をぶっ飛ばす気持ち良さはあるので、小学生の頃に遊んでいたらまあまあ好きだったかも……くらいのお手軽で大味なアクション。ご機嫌なコンサートで締めるエンディングでちょっと許せる気持ちが湧いてくるが、今となっては好事家向けの1本だ!