
チラシ紹介!
D3パブリッシャーが2001年の10月25日にスタートさせた『SIMPLEキャラクター2000シリーズ』の発売前に配られた店舗用のチラシだ!
バンダイとD3パブリッシャーの共同開発で送る低価格ソフトシリーズで、様々なキャラクターを使用したゲームを1本2000円で販売!
2009年にD3はバンダイの子会社となったが、この頃はまだ別会社だった。この2社はガラケーのSIMPLE100シリーズでも共同でサービスを展開しており、こういう流れあっての子会社化なんだな。
2001年10月は既にPS2でSIMPLE2000シリーズが発売されている。同時期に『SIMPLE1500実用シリーズ』や『SIMPLE1500シリーズハローキティ』なども展開していた。多方面でラインナップの幅を広げようとしていたのが伺える。
『SIMPLE1500実用シリーズ』はDSで実用ソフトブームが来る遥か前なので時代が早すぎた。

累計600万本突破の文字が踊るSIMPLE1500シリーズ。
THE麻雀100万本、THEビリヤード58万5000本、THE将棋42万本、THEブロックくずし25万5000本、THE囲碁20万5000本……凄まじい数字!

第一弾は『ガンダムTHE軍人将棋』『アフロ犬THEパズル』『仮面ライダーTHEバイクレース』。ガンダムのパッケージが製品版と違うのが味わい深い。
ガンダムとライダーという巨大コンテンツに並ぶアフロ犬だが、2001年デビューなので「最新のマスコットキャラが早くもゲームに!しかも2000円!」という立ち位置か。

裏面には今後の発売スケジュールと、プロモーションのスケジュール表も掲載されているぞ。「パソコンのインターネットサイトやiモード等」に時代を感じる。
SIMPLEシリーズ、ライト層に向けた大々的な販促でヒットに繋げたレーベルなのでここはしっかりしている。

ちょっと待てよ!
今後の発売スケジュールに『タイガーマスク』と『も~っと!おジャ魔女どれみ』がある!??!2002年発売予定ってあるけど、どっちも発売されてないぞ!?
『THEテニスDS』と『THE族車キッズDS』以外に発売中止のSIMPLEシリーズがあったとは……全然知らなかった!
『SIMPLEキャラクター2000シリーズ』自体は2003年の『ザブングルTHEレースアクション』まで17本が発売されたので、本当にこの2本だけ発売中止になってる。
2本とも東映アニメーションなので契約関連で何かあったのかな?
ジャンルが気になるところ。
タイガーマスクはさすがにプロレスゲームだと思うが、SIMPLE1500でプロレスと言えば『THEプロレス』。

開発はユークス。当時は『新日本プロレスリング 闘魂烈伝』や『エキサイテンィングプロレス』で高評価を獲得していたプロレスゲームの老舗。最近でもD3と『ゼンシンマシンガール』や『デジボク地球防衛軍』を製作している。
推測するしかないが、この『THEプロレス』をベースにキャラを乗せ換えたような予定だったのかな?

チラシを開くとセールスポイントや陳列イメージなどが記載。
カルいゲームが遊びたい層に向けていることを強調しているが、それで『ガンダムTHE軍人将棋』は初手で間違えている気がする。

よーく見ると陳列イメージに『おジャ魔女ドレミ THEアクション』がある!
「どれみ」が「ドレミ」になってるじゃねーか!
後に『ガンバの冒険 THE パズルアクション』が出てるんだが、本来はこれがどれみの予定だったのかも。

6つのポイント!POPULAR!CHARACTER!SIMPLE!LIGHT!VARIETY!LOWPRICE!
「シャレで買える!」が自分たちのこと分かってるな。

ユーザー調査の結果も記載。
「2001.6 当社調べ 渋谷等」でめちゃくちゃフワッとしてるデータだ!

ラインナップにはコメントが付いてるが、渋谷で調査した時に聞いたのかな?
こういうのは完全に架空の意見を乗せるパターンもあるが……。
『ガンダムTHE軍人将棋』は悪魔合体過ぎる発想だけど、軍人将棋の「コマ同士がぶつかるまで相手のコマが分からない」を「ミノフスキー粒子でお互いのコマが見えない」に落とし込んでるのは上手いアイデア。
元ネタの階級とモビルスーツの対応表を覚えるのが大変なゲームだったりするが!

『仮面ライダーTHEバイクレース』、ライダーたちの見た目も含めて改造失敗したようなゲームだったが、昭和ライダーにクウガとアギトも加えたメンバーをバイク付きで操作できる!ってのは今でも結構デカいセールスポイントである。

『科学忍者隊ガッチャマン THEシューティング』と『戦闘メカザブングルTHEレースアクション』がファミ通レビューで2点付いたり色々あったが、なんだかんだで17作続いたのは立派なシリーズだった!