「パッケージだけで買いたくなるゲームランキング2014でトップ5に入った」
という噂を俺が勝手にささやいている
藤子・F・不二雄キャラクターズ 大集合!SFドタバタパーティー!
今朝も伝えたが、ニンテンドーeショップで3DSとWiiU版の両方の体験版が配信スタートしたぞ!
気になっていたタイトルなので両方でダウンロードして遊んでみた。
体験版で遊べるのは1マップだけでクリア条件も5ターン終了で固定。
キャラクターは全6キャラクターの中から好きなキャラを選べる。
ボードゲームとはいえプレイアブルキャラ6人、マップが6種類ってやっぱ少ないわ……。
内容は3DS版もWiiU版もほとんど同じね。
あと100万回くらい言うけどそこはチンプイじゃなくてエリさまだろ!
ゲームがはじまると星野スミレとゴンスケが司会役でテンションが大分上がる。
すごろくゲームで決めたターン数が来ると終了。
最終ミニゲームとゲーム中に集めた仲間キャラの合計で勝敗が決まる。
止まったマスやミニゲームで手に入るFポイントを使ってアイテムを買ったり、
仲間キャラを手に入れたり出来る。
仲間キャラはそれぞれ特殊な効果を持っていて、
一定数集めると自分が乗っている乗り物をパワーアップされてサイコロの目がよくなる。
と、まあそんなルールか。
ボードゲームとしてはテンポが悪いわけでは無いし手堅い作りかな。
しかし仲間キャラとして出てくる藤子作品キャラがいちいちマニアック過ぎる……。
なんせヒョンヒョロをミニゲームにぶち込むスタッフなので予想はしてたが凄い顔ぶれ。
T.Pぼん、21エモンやうめ星デンカ、モジャ公などの作品から脇役も含めてゾクゾクと登場する。
のび太やジャイアンが仲間になるとちょっとホッとするレベルだ!
T.Pぼんといえばあの残り少ない酸素を渡すシーンですよね。
仲間が一定数集まるたびに登場するのはドビンソン漂流記の主人公であるドビンソン。
し、知らないわ……。
遊んでるとかなり頻繁に顔を合わせることになるキャラ。
やっぱりマンガの版権で作ってるからなのか、それとも単に予算が無いのか。
登場キャラはボイス演出など一切無し。
ナレーションの人が効果音も兼ねてたりでかなり寂しい作り。
操作してるキャラも状況に合わせてセリフを喋るわけでもないし、
仲間キャラもただのカードみたいなものだから、
登場する顔ぶれだけは濃いんだけど全体的に淡々と進む。
イベントマスで登場する原作のコマが一部が動いてたり、
ゲームとして面白くないわけじゃないんだけどなんともショボいぜ。
ドラえもん目当てで買った子供が置いてけぼりにされるネタの嵐なのもどうだろう。
まあこれは今放送してる藤子作品のアニメがドラえもんだけって理由もあるんだけど……。
昔は色々あったのに寂しい話だ。
体験版の範囲だと、超バリバリの低予算ゲームだけど
ゲーム自体は手堅いし製作スタッフはそれなりに頑張ってるって手触りかなあ。
色んなキャラやマンガのコマが出てくるのでCPUのターンでも見てて楽しいのはいいと思う。
製品版だと会話デモのあるストーリーモードがあるみたいなのでそこに多少期待するか。