歴代将棋ゲーム16作品を戦わせたらどれが強い?『藤井聡太の将棋トレーニング』VS『最強羽生将棋』王将戦がゲームで再現、勝ったのは | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
ファミ通.comにて歴代将棋ゲーム16作品を戦わせる企画記事が公開!
幅広いハードの将棋ソフトを完全手作業で戦わせ、
トーナメント形式で最強を決める内容だ。
ファミコンの『本将棋 内藤九段将棋秘伝』から、
Nintendo Switchの『遊んで将棋が強くなる!銀星将棋DX2』まで!
一口に将棋ゲームと言っても千差万別で、
内藤九段、藤井聡太、加藤一二三、香川愛生、羽生善治など。
有名棋士の名前もズラリと並んでいる。
やるの大変そうだなと思ったら丸一日掛かりとのことで労力が偲ばれるぜ……!
ハードもバラバラだし、
初代Xboxの『米長邦雄の将棋セミナー』なんかは環境を用意するのも苦労しそうだ。
まあそこら辺はファミ通編集部にあるんだろうが。
360のLIVEアーケードの『Shotest Shogi』とか初めて名前聞いたぞ。
非常に労力の掛かった記事で、
書き手のドラマを盛った解説も含めて非常に面白かった。
「最強将棋ゲームを決める」というのは昔のゲームラボとか、
たまに見かける企画ではあるんだが、
ファミコンからNintendo Switchまで集めた最新バージョンとして
読み応えがあったね。
注目は我らのSIMPLEシリーズから
『SIMPLE2000本格思考シリーズ Vol.1 THE 将棋 ~森田和郎の将棋指南~』と
『SIMPLE1500シリーズ Vol.2 THE 将棋』が参戦してる点ッ!
2023年にSIMPLEシリーズの将棋ソフトにフィーチャーした神記事。
俺が見逃すわけにはいかねぇ!
『SIMPLE2000本格思考シリーズ Vol.1 THE 将棋 ~森田和郎の将棋指南~』は、
テーブルゲームのロングランが多いSIMPLEシリーズから生まれた
『SIMPLE2000本格志向シリーズ』の1本。
開発を『森田将棋』から『アルカナハート』まで手掛けた
Yuki Enterpriseが担当しており、安くて強い将棋ゲームとしてデビューしたのだ。
ちなみに『SIMPLE2000本格志向シリーズ』は6作まで続いたものの、
最後は女の子とトランプで勝負してセクシー衣装を集める
『SIMPLE2000本格思考シリーズ Vol.6 THE カード』という、
もう本格志向とか関係なさそうなゲームで幕を閉じた。
『SIMPLE1500シリーズ Vol.2 THE 将棋』は
元祖SIMPLE1500シリーズの2番目に発売された作品で
『SIMPLE1500シリーズ Vol.1 THE 麻雀』の100万本には負けるものの、
30万本以上を売り上げたヒット作だ。
低価格×定番タイトルの底力を見せつけた1本。
記事では登場しなかったが、
後に『SIMPLE1500シリーズ Vol.40 THE 将棋2』という続編も出ているぞ。
野田クリスタルが
「将棋って大人気ゲームなのになぜか続編が出てないんですよ」とか言って、
『スーパー野田ゲーPARTY』に「将棋II」というミニゲームを収録していたが、
キサマ等の居る場所は既に――
SIMPLEシリーズが初代PS時代に通過した場所だッッッ!
いや野田クリスタルが言いたいのはそういうことじゃないけども!
こっからはネタバレになるので
ファミ通.comの記事を読んでからにしてもらいたいが……。
最初の『SIMPLE2000本格思考シリーズ Vol.1 THE 将棋 ~森田和郎の将棋指南~』VS
『超高速将棋』という対決の時点でかなりアツかった!
『超高速将棋』はサクセスがPS2時代に発売した低価格シリーズの1本だが、
元をたどるとSIMPLEシリーズの企画を出したのはサクセス。
この組み合わせは言わば腹違いの兄弟対決だったのだ。
ここでSIMPLE2000が勝利した上に、まさかの決勝戦まで勝ち進んで
『香川愛生とふたりで将棋』VS『SIMPLE2000本格思考シリーズ Vol.1 THE 将棋 ~森田和郎の将棋指南~』
の対決に!
まさか勝つのか……?SIMPLE2000が香川愛生に!?
とドキドキしながら記事を読み進めることになった。
結果負けてしまったけどPS2で発売されたSIMPLEシリーズが、
Switchの最新ソフト相手に良い所まで行ったという結果と、
それがファミ通.comに載ったという事実が本当に嬉しくなったよ。
香川愛生がファミ通本誌で連載してるので聞きやすかったとはいえ
香川愛生とシルバースタージャパンに優勝コメントを貰ってるところまで含めて、
非常に丁寧な構成。
どこか昔のファミ通っぽさもあったし、評価されて欲しい記事だったぜ!