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WiiU「進め!キノピオ隊長」レビュー!これぞ任天堂流パズルアクション!

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おまけ以外はフルコンプリートしたので進め!キノピオ隊長のレビュー行くぜ!

進め!キノピオ隊長 公式

進め!キノピオ隊長は2014年の11月13日に3990円で発売されたWiiU用パッケージソフト!

スーパーマリオ3Dワールドに存在したキノピオ隊長ステージを、

1本のソフトとして作りこんで独立させたものだ。

グラフィックやギミックに共通する部分などはあったりするがちゃんとした新作。

ジャンプが出来ないキノピオ隊長を操作して、

70以上存在するステージをクリアしていくパズルアクションゲームだ。

キノピオ隊長自体はマリオギャラクシーからのキャラクターね。

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絵本っぽいのが素敵なメニュー画面。

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ルールは簡単。

ゴール地点にあるスターのところまでたどり着けばステージクリアだ。

また、ステージのどこかに宝石が3つ隠されており、

これを見つけられるかどうかがやり込み要素。

ある程度集めないと先に進めない箇所もあったり。

最近はマリオに限らずこういう「ステージ内にある○○を○○個集めろ」ってアクションゲームが

あまりにも多すぎてちと食傷気味ではあるかな。

DL専用ソフトやってるとこの構成のゲームマジ多いぜ。

キノピオ隊長に関しては宝石をゲットした後でやられても、

その宝石はゲットした扱いになるのでマリオよりゆるい。

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宝石以外にも「コインを○○枚あつめろ」「敵に気付かれなかった」「隠しアイテムを手に入れた」などの

特殊な条件が1ステージに1個用意されている。達成できたらチェックが入る。

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キノピオ隊長は「リュックが重すぎてジャンプが出来ない」という設定なのでジャンプが不可能。

どうすればゴール地点まで辿り着けるのか?を模索しながらギミックに挑んでいく。

公式が箱庭であることを推していた通り、全体が1画面に収まるステージが多く、

カメラをグリグリと動かして解法を見つけていくのだ。

バラエティ豊かな箱庭を穴が開くまで弄り回そう!

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キノピオ隊長ができるのはカブを引っこ抜いて持ち上げて投げるだけだ!

手の位置に関しては突っ込まないでもらいたい。

こういうことが出来るから隊長なんですよ!

ヘイホーも出てくるしここはスーパーマリオUSAっぽい。

まあ、元々のスーパーマリオ3Dワールド自体がUSAっぽいノリだったんだが。

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そういえばボスのルックスもUSAっぽい。アラビアンなノリというか。

今回はクッパじゃなくてこの鳥が敵なのに、

クリボーやノコノコやハンマーブロスが普通にザコで登場するのはちょっと気になったが、

この鳥が財宝を溜め込んでる描写があったので雇われたのかもしれん。雇われカメか。

あるいはキノピオ隊長の進行ルートがクッパの陣地に触れているのかも。

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スーパーマリオ3Dワールドのキノピオ隊長ステージはホントにおまけって感じだったんだけど、

今回はステージもギミックもバリエーション豊かで遊んでいて非常に楽しいぜ。

草原に山岳に毒の沼、おばけ屋敷に溶岩、海。

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この箱庭っぷりというか、仕掛けがギュッと詰まってる密度がいい。

スイッチやハンドルで地形を動かして道を繋いだり、敵の攻撃を利用して障害物を破壊したり。

3Dシューティングっぽいステージもあったりと飽きさせない。

カブを連続発射する砲台を使って敵やブロックを根絶させるバイオレンスなステージもあるぞ!

隊長の攻撃命令だ!砲撃開始!海底も我々キノピオのものだ!

ゾンビみたいなザコから逃げつつ進む列車ステージなんかも好きですね。

突進してくるブルを利用してゾンビを倒しながら進める。

アメフトvsゾンビとかなんというB級ホラー。

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ホラーといえば死んだ時のドクロマーク、「キノピオが絶命した」感が凄く強くてコワイ!

どういう骨だこれ!?

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普通に奥行きのある広いステージもあって、これはこれで面白い。

パズルアクションではあるんだけど敵を避けたり、カブを当てたりと結構アクション要素は強めね。

クリア後のおまけステージはアクションゲームとして結構手ごわいぞ!

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「ジャンプが出来ない」っていう制約をゲーム性に昇華させてしっかり面白くしている。

カメラをグリグリ動かしてギミックを探すのが楽しいし、

操作はシンプルでもステージ毎に手を変え品を変えてくるので遊んでて飽きない。

ゲームパッドの画面をタッチして敵の動きを止める要素なんかもアリ。

非常に完成度の高いパズルアクションになっているね。ここはさすがのデキだぜ。

欠点はボスの種類がちょっと少なかったのが残念だったのと、

カメラ操作が右スティックとボタン、

あるいはゲームパッドを傾けてのジャイロ操作っていう操作形態なのに、ジャイロ操作をOFFに出来ない点。

ゲームパッドに息を吹きかける操作やタッチする操作があるから、

意図しないタイミングでカメラが動いてしまうことがしばしば。

これ地味だけどホント気になった。

マリオカート8のマップ表示の件もそうだけど、

こういう良いとか悪いとか以前に「おかしいと思わなかったのか?」って要素が

素通りされてることがちょいちょいあるな最近の任天堂。

http://youtu.be/Do30phwrMG4?t=8m41s

あと、隔週で大好評放送中のネコマリオタイムで

アシスタントであるネコピーチがこのゲームのメインテーマを使った

クソ雑な絵描き歌を歌ったことがあったんだが……。

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このせいでメインテーマを聞く度に

あの絵描き歌でもなんでもない、いい加減なダメ歌がつい脳内再生されてしまう!

何度振り払っても「隊長だ!隊長だ!」の辺りが特に忘れられない!

悔しい!これが欠点!つまり「俺を悔しくさせた」が欠点だ!絶対に許さねぇぞネコピーチ!

悔しい…でも歌っちゃう!

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これこそ任天堂製のパズルアクション!という丁寧な1本。

キノピオ隊長の動きも非常に細かくて可愛い。

キノピオはファイアーボールをぶつけてリアクションを楽しむもの程度に思っていた俺も、

隊長とキノピコの可愛いアクションに癒されましたよ。実に心地良いゲームだったぜ。