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2000ページ超の資料数が圧巻!「ファミリーコンピュータMagazine ミニスーパーファミコン特集号」を読んだ!

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ミニスーファミ発売記念! あの『ファミマガ』と『ファミコン通信』が再復活!? | トピックス | Nintendo

ミニスーファミ本体と同じ10月6日に1980円で発売された

「ファミリーコンピュータMagazine ミニスーパーファミコン特集号」を読んだので軽く紹介だ!

かつて徳間書店から発売されていた「ファミリーコンピュータMagazine」がミニスーファミに合わせて復活!

という本だ。ミニファミコンの時も出ていた本のスーファミ版ね。

21タイトルの紹介記事がメインで付録はスターフォックスの攻略ガイドブックとDVD-ROM。

DVD-ROMには当時のファミマガに掲載されていたミニスーファミ収録作品の記事と、

それに関連した裏技記事をPDF形式で2000ページ以上収録!

定価1980円という高さも頷けるボリュームっていうか1980円でも安いぞ!

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同じ日に発売されたスーパーファミコン通信に比べると読み物ページは少ないが、

「ディスくん」の新作マンガを7ページ収録。楽しいノリ

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別冊付録のスターフォックス2攻略は難易度別のマップ付きで丁寧だ。

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DVD-ROMはやっぱスゴい分量だし読んでてめちゃくちゃ面白い。PCに全部移すと容量は3GB以上だ。

「スーパーファミコン」そのものの発売前記事も20ページ以上掲載されていて、

製品版と違う本体デザインを見ることが出来たり、

後に「パイロットウイングス」の原型となったデモゲーム「DRAGON FLY」のレポートがあったり、

「スーパーマリオワールド」「ゼルダの伝説神々のトライフォース」が、

「スーパーマリオブラザーズ4」「ゼルダの伝説3」として紹介されていたり、読んでてワクワクする。

スーパーファミコンのCMを紹介する記事では

CMが必ず見られる番組として「志村けんのだいじょぶだぁ」「火曜ワイドスペシャル」「スーパーマリオクラブ」

「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」

なんかの名前が掲載されていて懐かしすぎる!

各ソフトの記事も、発売前で編集部が内容を予想する記事なんかもそのままで、

今あえて読むのもなかなか良い。

「スーパーマリオワールド」ではめっちゃ若いころの宮本茂のインタビュー記事があって、

今改めて読むと後の3Dマリオに繋がることを言っていて、

「これは次作を作れるならやってみたいんですが、敵味方がもっとあいまいなものを作ってみたいですね。」

って発言とか「おおーっ!」ってなったわ。

「スーパーマリオRPG」「がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻」でも、

メーカーの人(誰かは不明)が発売前の疑問にたっぷり答えている。

宮本茂はともかく、ほかの人たちはもう今はメーカーにいないんだろうな……。

当時の記事を収録しているから当然なんだが作品によって記事数は異なっており

特に「パネルでポン」「スーパーフォーメーションサッカー」は少なかったぜ。

というわけでミニスーファミが発売される「今」に合わせた読み物としては

「スーパーファミコン通信 ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン発売記念スペシャル号」

に負けるが、資料としては文句無し。

ファミマガはまったく読んだことが無い俺としても非常に興味深く読めたわ。

ミニスーファミに関連して色々なスーファミ本が発売されたが、

過去の資料をそのまま大量に収録しているこの本がデータ面としてはトップクラスだね。