プリパラ オールアイドル パーフェクトステージ! | ゲーム | プリパラ | スペシャルサイト | タカラトミーアーツ
タカラトミーーアーーーーーツ!
シーーーンソフィア!
(うふっ)
かしこまっ!
というわけで『プリパラ オールアイドルパーフェクトステージ』のレビュー行くぜ!
メーカー:タカラトミーアーツ
機種:Switch専用ソフト
ジャンル:おしゃれ&リズムアクション
発売日:2018年3月22日
価格:税込6458円
アニメとアーケードカードゲームで展開していた
女児向け作品『プリパラ』をSwitchに超移植した1本。
4年続いたシリーズの集大成という位置づけで、
アーケード版をベースにストーリーモードなどが追加されている。
内容はリズムゲームで衣装を集めて、
自分だけのおしゃれをしてアイドル道を極めていくものだ。
これまでの蓄積があるので登場する衣装やアクセサリーは1300種類以上!
アニメは一切見ていなかったんだが、アイドルになりたかったので購入したぜ。
一応、アーケード版は以前買った駿河屋の福袋に、
たまたまプリチケが入っていた影響で少しだけプレイ済み。
『プリパラ』の次回作で現在放送中の『キラッとプリ☆チャン』の方は毎週見てる。
赤城あんな推しです!
というわけでレビューというかアニメ未見の人間からの感想記事となるぞ。
女児向け作品だけあって難易度は激ヌルなんだけど、
自分で作ったアイドルを山ほどある衣装でおしゃれさせて
好きに踊らせるのが物凄く癒される1本だった……!
この画像に映ってるのがアイドルになった俺こと「らあゆ」ちゃんです。
モードは好きなキャラで好きな曲を遊ぶ「いますぐプリパラ」と、
本作オリジナルのストーリー&アニメ再現ストーリーを収録した
「プリパラストーリー」がメインだ。他にはキャラメイクやガチャなど。
マイキャラでリズムゲームを遊んでコインを貯め、
ガチャを回して新しい衣装を手に入れるを繰り返すのが基本の流れ。
ライブで「いいね」を稼いでアイドルランクを上げて、
目指すはプリパラの頂上「神アイドル」!
マイキャラは顔のタイプ、髪型、髪色、
目の色、肌の色、眼鏡、ワンポイントを設定可能。
パーツはアイドルランクを上げるとどんどん新しいものが追加されていく。
最大6人まで保存可能だ。
原作からの登場アイドルは30人以上。
楽曲はアーケード版から17曲+アニメから15曲の合計32曲。
アニメ未見の俺からすると楽曲は結構な数だなあと思ったけど、
さすがにアニメとアーケードで4年続いたシリーズなので
少なすぎるってファンの声はよく見かけたな。
リズムパートは流れてくるマークに合わせてタイミング良くボタンを押すだけ。
基本的に使うボタンは1つだけで判定は激ヌルだ。
難易度の高いゴールドディスクに切り替えると使うボタンが3つになるが、
それでも判定は甘いのでまず苦戦することは無し!
上手く成功させていくと「いいね」の文字や、
使ってるキャラの名前がニコニコ動画風の弾幕で流れてくるぞ。
俺だと「らあゆ」「いいね」がバシバシ流れてくる
ここ、最新作ではYouTube風になってるので時代の変化を感じるぜ。
とにかくキラッキラの派手なエフェクトと演出が満載の華やかな作りで、
衣装チェンジで服がパワーアップしてデコトラみたいになるわ、
背中にウィングが付いて空を飛んだりするわでオーガニック的な高まりを感じる。
途中では「メイキングドラマ」という演劇…?いや、必殺技……?
みたいな演出がキマったりするのも面白いんだけど意味がよく分からん……!
原作見てるとグッと来る演出なんだろうなとは思うが。
ライブに登場するキャラは曲によって2~6人と異なり、すべて選択可能。
自分で作ったキャラだけでも、
原作のキャラだけでも、その両方でも好きに歌って踊ることが可能だ。
俺と、俺の一番好きなアイドルである双葉理保を
キャラメイクで作って一緒に踊らせた時は、
このゲーム買って本当に良かったってマジで感動してしまった。
双葉理保、結構可愛く作れたのも嬉しかった。
他には双葉真琴とか剣崎真琴とか作って楽しんでる。
4年の蓄積があるだけに1300種類以上ある衣装は圧巻。
ライブ1回で大体ガチャ7回分くらいのコインが手に入るんだが、
ガチャを回しても回しても「カワイイ」が溢れてくるぜ!
楽曲も中毒性の高い曲ばかりで、
どれも前向きな歌詞ばかりなのが遊んでてしみるなぁ……。
「トイトイテイル」「トンでもSUMMER ADVENTURE」「Mon chouchou」
辺りが特にお気に入り。
インパクトでは何と言っても「純・アモーレ・愛」。
紫京院ひびき(CV:斎賀みつき)が圧倒的イケボでモロ宝塚な歌をぶちかます!
やっぱ劇中で初めて流れた時も話題になったのかなこれ。
プリパラを終わらせないために
アイドル達と協力してライブするゲームオリジナルストーリーもなかなか凄くて、
プレイヤーの相棒が異世界からやってきた「桃山みらい」。
プリパラの次のアニメであるプリチャンの主人公だ。
プレイヤーと次回作の主人公が、
今の作品世界を終わらせないために登場キャラと協力するって、
こりゃ仮面ライダーディケイドレベルにメタな展開だぞ……!
アニメ版のダイジェストストーリーを
ちょいちょい挟みながら進んでいくアイドル総登場のストーリーで、
進めていくと新しい楽曲などが解放されていく仕様だ。
会話パートは凄く簡素な作りで
TV版の再現シナリオは原作未見の俺でも
「これ最低限の描写すら省いてるな?!」って分かるくらいの
超ダイジェストっぷりなんだけど、それでも結構面白かった。
プリパラ、誰でもアイドルになれる仮想空間での少女たちの話なのね。SFだ!
見ただけでこっちの必殺技をコピーできる最強の新キャラが出てきて
いきなりトップアイドルになる少年マンガ的な展開があるわ、
「天使と悪魔と怪獣のトリオ」とか
戦隊ロボみたいな組み合わせのアイドルユニット出てくるわ、
シーズンが進むごとに話や設定のスケールがとんでもないことになっていくわ。
色々と凄い。
ちょっとしたセリフだけでもグッと来るエピソードが多くて
アニメめっちゃ見たくなった。
「うまくいかないアイドルの モヤモヤしたキモチが あつまって生まれたのがガァルルなの」
「だから歌もおどりも なかなかうまくいかないけど……とーーっても!がんばりやさんなのよ」
やめてくれないかガァルル!この軽い説明だけで俺の涙腺を刺激するのは!
「あー、アイドルタイムプリパラからは主人公が違うのかー」
って思って遊んでたら、マリファナで作ったカラコンを目にはめたような女が
新主人公として出てきてビビった。パンチ効いてるな……!
アケ版を軽くしかやっていないせいで、
「なんかライブ終わった後に急に出てきて良い服をくれる親切な人」
くらいの認識だったジュリィについても分かって良かったが、
超ダイジェストとはいえ、これでストーリーの全貌を知っちゃうのが勿体なくて、
途中から原作エピソードはほとんどスキップしながら進めてしまったわ。
なるほど集大成なんだなという内容だったけど、欠点もかなりアリ。
最大の欠点は衣装が死ぬほどあるのに着せ替え登録が1種類しか出来ない点だ!
着せ替えを楽しむゲームでこれは痛い!
おうコラァ!俺のセンスでチョイスした激カワコーデが
1種類しか登録できないってどういうことだコラァ!
っていうか、アップデート来る前はその1種類すらも登録不可能で
ライブやる度に1から選ぶ必要あったんだわ……。
そのアプデで長かったロード時間が短くなったのは良かったんだが、
今度は演出の節々でキャラの動きがカクカクになる症状が発生したり。
Switchで出すのが初めてみたいだから最適化が上手く出来ていないんだろうか。
あと、アーケード版から結構演出がカットされていて、
俺が一番気になったのは
ライブ開始時の普段着からライブ衣装にプリパラチェンジする演出が、
Switch版だと普通にライブ衣装を着てる状態でポーズ取るだけになってるところだなあ。
発売から1か月経ってもDLCが来てないのも困るからそろそろ頼むよ!
というわけでSwitch版プリパラ。
まさかこんなにハマるとは……ってくらいハマってしまった。
ゲームとしての奥深さは無いんだけど、
「かわいい!」の大洪水を手軽で楽しめるところと、
1プレイの短さと、
その1プレイで新しい衣装がどんどん手に入るところで何度でも遊べてしまう。
疲れた時に遊ぶと本当に癒される。
後は着せ替えやカクツキがアップデートで修正されてDLCが来ればってところかな。
多分そのうち出るだろう『キラッとプリ☆チャン』のゲームにも期待しとこう。
というわけで6月からU-NEXTに加入してアニメ版プリパラを1話から見ます!
※追記
6月13日のアップデートでカクつきの軽減&プリパラチェンジの演出がアーケード版準拠に復活!