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簡単操作で大熱戦!超サイヤ人4からスケさんまで参戦だ!『ドラゴンボールZ 超究極武闘伝』レビュー!【3DS】

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ドラゴンボールZ 超究極武闘伝 | ニンテンドー3DS | 任天堂

 

『ドラゴンボールZ 超究極武闘伝』のレビュー行くぜ!

 

 


メーカー:バンダイナムコエンターテインメント

機種:3DS

ジャンル:2D対戦アクション

発売日:2015/06/11

価格(税込):6145円(パッケージ版)3024円(ダウンロード版)


 

アークシステムワークスとエープラスが

開発を担当したドラゴンボールの格闘ゲームだ。

アシストキャラクターを含めると100人以上のキャラが参戦。

オリジナルのストーリーモードやオンライン対戦も搭載した内容だ。

 

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色んなキャラがいることをアピールするために、

パッケージ裏でウミガメの参戦を推してる辺りが色々とスゴい。

ウミガメガチ勢の喜びの声が聞こえてきそうである。

 

ONE PIECE 大海賊闘技場 | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト

 

開発元、基本システムが同じということで、

なんと発売後にアプデで『ONE PIECE 大海賊闘技場』との通信対戦に対応したぞ。

 

発売当時気になりつつも買ってなかった1本。

遊んでみたらやっぱり面白かったぜ。

『ドラゴンボールファイターズ』のプロトタイプと言えるかもしれないね。

 

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オープニングは本作のために作られた新規アニメムービーになっていて、

参戦してるキャラがズラリと並ぶ。

 

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有名どころからちょっと懐かしいキャラまで揃っているため、

豪華なんだかカオスなんだか分からない顔ぶれ。

兎人参化!兎人参化じゃないか!

 

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モードは様々なミッションに挑む

オリジナルストーリーの『摩訶不思議アドベンチャー』がメイン。

他にも原作のシナリオを追っていく『Zストーリーモード』や、

最強チーム相手に連戦をしていく『超究極天下一武道会』、

ランダムに選ばれた強敵相手に戦いを挑む『超究極サバイバル』

作成したギルドカードをすれちがい通信で交換する『ドラゴンボールクエスト』など。

 

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登場キャラクターはまず自分で操作できるプレイアブルキャラが25名。

 

孫悟空

孫悟空(超サイヤ人)

孫悟空(超サイヤ人ゴッド)

孫悟空(超サイヤ人ゴッドSS)

孫悟飯(少年期)

孫悟飯(少年期・超サイヤ人)

孫悟飯(青年期・潜在解放)

孫悟飯(青年期・超サイヤ人)

クリリン

ピッコロ

ラディッツ

ナッパ

ベジータ

ベジータ(超サイヤ人)

ギニュー

フリーザ

トランクス(未来・超サイヤ人)

人造人間18号

セル(完全体)

ミスター・ブウ

魔人ブウ(純粋)

ゴテンクス(超サイヤ人)

ビルス

バーダック

ブロリー

 

以上のメンバーとなっているぞ。

悟空と悟飯だけで8人分使ってるから少なく感じるな!

 

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自分で操作できないがバトル中に援護してくれるアシストキャラは80人以上。

ミスターサタンや亀仙人、界王神、ランチさん、ビーデル、

ハッチャン、天下一武道会のアナウンサー、桃白白といった少年編のキャラに、

『ドラゴンボールヒーローズ』の方で生まれた超サイヤ人4のブロリーや悟飯に、

GTの面々などなど……。

 

人気キャラからちょっとした脇役までとにかく幅広い顔触れ。

占いババのところで戦った透明人間のスケさんまでいるけどどういう人選だよ!?

ドクターウィローやメタルクウラ、ガーリックJr、合体13号、ジャネンバなど、

Z時代の劇場版ボスが全員揃ってるのは感動。

 

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『ドラゴンボール超』が放送される前に発売されたゲームだが、

発売後のマメなアップデートで耕運機で仕事をしてる時の孫悟空や、

警官をやっているクリリン、ビンゴダンスを踊るベジータ、

第六宇宙のキャラたちなどもアシストで追加されているぞ。

バリエーションが細かすぎる……。

この悟空は耕運機でゆっくり相手を轢こうとしてくれるぞ!

 

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3つのキャラ枠とキャラ毎に設定されたDPの範囲内で自由にチームを編成可能。

プレイアブルキャラは1枠でアシストは0.5枠なので、

操作キャラとアシストキャラのどちらを重視するかが悩みどころ。

 

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2D格闘ゲームだが、Lボタンと他のボタンの同時押しで色々な特殊技が出せるし、

YボタンとXボタンの組み合わせでバシバシコンボも繋がるので操作は簡単。

控えのキャラとの交代やアシストキャラの召喚もタッチパネルで一発だ。

 

それでいてしゃがみガード不可能な特殊技や、

相手の攻撃に合わせてタイミング良くBボタンを押すことでジャスト回避出来るなど、

テクニカルな操作も存在する。

 

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気力ゲージが一定以上の時にコンボを最後まで決めれば必殺技発動!

向こう側に気力ゲージが残っていれば必殺技の撃ち合いになり、

連打勝負で負けた方にダメージが入る。

この辺りはスーファミの『ドラゴンボールZ 超武闘伝』シリーズに近いノリね。

 

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ドラゴンボールらしい豪快なコンボ技をバシバシ叩き込んでいくのが爽快だし、

アシストキャラを次々に召喚して敵を押し切るのも賑やかで良い。

しばらく攻撃を受け止めてくれるハッチャンとか、

めっちゃ時間掛かるけどパワーアップしてくれる老界王神とか、

相手の悪の心によってダメージが変化するアクマイト光線を放つアックマンとか、

動きとkネタが細かいから見てて盛り上がる。

 

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とにかくアシストキャラの数が多く、

攻撃、回復、防御などキャラによって性能が異なるので、

色々試しながら自分なりの戦い方を組み立てていくのが非常に楽しいぜ。

まあ、あからさまに便利すぎるキャラが結構いたりはするがな……!

 

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ストーリーモードである『摩訶不思議アドベンチャー』は

『ドラゴンボールGT』の邪悪龍編が終了した後の時系列。

マイナスエネルギーによって過去と未来が入り乱れ、

悟空たちがこれまで倒した敵もパワーアップして復活してしまった。

事態を治めるために究極のドラゴンボールを集めるぞ!という内容。

ほぼ一本道のマップを進んで会話やバトルを行っていく構成だ。

 

ストーリーを進めたり、バトルでSランクを取ったりすると

新しいアシストキャラがどんどん追加されるぞ。

復活して再びセルゲームを開こうとするセルや、

再びナメック星で暴れ回るフリーザとギニュー特戦隊、

ターレスと一緒に乱入してくるバーダックなど。

キャラが多いからゲームならではのifストーリーが幅広い。

餃子とゴテンクスの会話とか結構珍しいシーンもある。

 

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ただ、グラフィックやキャラ数の都合を感じる場面がめっちゃ多い!

GTの後の話だから悟天とトランクスは大人なんだけど、

時空の乱れの影響で合体すると何故か子供になるとか。

トランクスはGTなんだけど、バトル中の性能や立ち絵はZ時代のままとか……。

 

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その状態でトランクスとタピオンが出会ってこんなことを言うから、

もうわけがわからんわ!

 

ストーリーはそこそこ楽しいけど、

せっかく劇場版含めた歴代の悪役が勢ぞろいしてるのに、

とりあえず戦うだけの展開ばかりだし、

GTの後の時系列なのに『神と神』の話を突っ込んで来たりと、めっちゃ強引!

 

アシストキャラのためにバトルでSランクを取らないといけないのに、

条件がガチガチで、残り体力やコンボ数、必殺技などで高ポイントを獲得した上で、

ステージ毎に用意されたミッションも達成しないといけないのが面倒。

一応、ショップで買える装備アイテムや

アシストキャラの組み合わせでかなり楽にはなるんだが、

そうなると今度は最適解のチーム編成だけでひたすら戦うだけになるから……。

 

ミッションさえ達成すれば報酬でアシストキャラが貰えるようにして欲しかったなあ。

それなら色々な組み合わせを試す楽しみがあったのに。

 

原作+ifストーリーという『Zストーリーモード』もひたすらキャラ固定で戦うだけで、

ifストーリーも細かい部分がちょっと変わる程度なのでイマイチ。

 

ドットは凝っているんだが、やや枚数が少なかったり、

超必殺技演出がもっさりしてるのはちょっと気になったかな。

かめはめ波が当たって爆発!ドカン!じゃなくて、

ゆっくり相手を貫通してビシ…ビシ…ビシ…ってダメージが入っていく辺りね。

 

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細かいところを見ていくと少し不満はあるものの、

キャラを操作する気持ち良さと、

アシストキャラの物量で楽しませてくれる良作キャラゲーだ。

モードも多いし遊べる1本だぜ。