G-MODEアーカイブス21 右脳パラダイス ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『右脳パラダイス』のレビュー行くぜ!
メーカー:ジー・モード
機種:Switch
ジャンル:アクション
発売日2020/10/22
価格(税込):500円
ガラケーの名作を現代に復刻するG-MODEアーカイブスの21作品目。
2003年頃に配信されたアクションゲームの移植となっているぞ。
書籍やテレビで右脳ブームが起こり始めた頃の作品で、
『脳を鍛える大人のDSトレーニング』よりも数年早い。
開発はゲームスタジオ。
このアプリの後に、同じ題材であるSIMPLE2000のヒット作
『THE パーティー右脳クイズ』を手掛けるので、
SIMPLEシリーズファン的にはこの『右脳パラダイス』は結構興味深いぜ。
まあ、2003年のアプリということもあって、
純粋にゲームとして今遊ぶにはかなり物足りないな!
収録されている課題(ゲーム)は8種類。
これを続けてプレイして右脳の力を測定する試験モードと、
課題を自由に選んでハイスコアを目指す練習モードの2つがある。
制限時間以内に問題の答えを選んでいくだけの単純な作り。
サイコロはいくつあるか?ジャンケンでこの手に勝てる手は?
この色のボールは何個ある?この硬貨、全部で何円?などなど。
『THEパーティ右脳クイズ』とまったく同じ課題もあって、
本当にこれがプロトタイプなんだなぁって思った。
ただ、ゲームとしては単純でBGMすら無く効果音のみ。
メインの課題モードも5分と掛からず終わってしまう。
簡単操作で次々に問題を解いていくのはスピード感あるし、
つまらないわけではないんだけど、味気ない……。
課題を終了するとIQと称号が表示される。
右脳大学生まで行ったけど更に上はあるんだろうか。
正解率よりも所要時間の方が重要っぽいぞ。
試験モードの成績によってタイトル画面が変わる作りは良いが、
さすがに2020年に500円(セール価格なら390円)で遊ぶには大分厳しい作りだなー。
まあ、アーカイブスだからこういうのもあるということで。
当時の空気を感じたい人や、
『THEパーティ右脳クイズ』を知るSIMPLEシリーズファンなら、
やってみても良いかもってところだね。