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一周回ってノスタルジー!『龍炎高校伝説コレクション』レビュー!【Switch/PS4/PS5/Xbox】

 

 

龍炎高校伝説コレクション ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

龍炎高校伝説コレクション PS4 & PS5

 

The Legend of the Dragonflame Highschool Collection を購入 | Xbox

 

『龍炎高校伝説コレクション』のレビュー行くぜ!

 


パブリッシャー:ラタライカゲームス

機種:Switch/PS4/PS5/Xbox

ジャンル:学園ベルトスクロールアクション

発売日:2022/5/20

価格(税込):500~550円


 

2017年と2019年にSteamで発売された『龍炎高校伝説』の1と2を、

1本にまとめてコンシューマに移植したタイトルだ。

不良同士のバトルを描いたベルトスクロールのアクションRPG。

 

一昔前のフリーゲームのような空気感と、

どっからどう見ても熱血硬派なノリが特徴!なめてんじゃねぇぞ!

2本合わせても1時間くらいで終わっちゃう大味な作りだけど、

製作者が好きな物を詰め込んだのは伝わってきた。

くにおくん好きでつい買っちゃった俺としては結構楽しかったな。

 

 

『龍炎高校伝説』は主人公の八神龍一が、

さらわれた妹を助けるために地獄高校に乗り込むというストーリー。

これは熱血物語!

 

 

敵を倒しながらひたすら画面右へ進む単純な構成で、

道中では様々な学校の生徒が襲い掛かってくる。

おとぎ学園とか忍者学園とかイロモノ感がすごい!

この地域の教育はどうなってるんだよ!

 

 

パンチ、キック、ジャンプに数々の必殺技を活用して敵を倒していく。

ダウンした相手を投げたりは出来ない。

落ちている武器は拾って使えるが、次のエリアに持ち越しは不可能だ。

 

 

敵を倒してお金を使い、食事をしてステータスを上げたり、

新しい技を買ったりして強くなっていく。

技は連続キックのマシンガンキックとか、

空中で回転蹴りを繰り出す旋風脚とか、すごい既視感ある技しかない!

 

リーチが短いので最初は攻撃が当てづらいが、

技の種類が多いから色々試していく楽しさがあるし、

効果音がしっかりしてるから連続ヒットが決まると気持ち良い。

ゴミ箱を足で蹴って一方的に敵にぶつけられたり、

「くにおくんのこういうところ面白かったよね」

という製作者の気持ちも伝わってくる。

 

ただ、敵のインフレが結構激しいので、

稼いでステータス上げないとすぐに攻撃が通らなくなる。

最初から最後までザコが落とすお金が一緒なので、

最初のエリアで稼ぐのが一番効率が良い。色々と大味だ。

 

 

龍一の友人にヒロシって名前の奴がいたり、

地獄高校では1階登る毎に四天王とのバトルがあったりする構成好き。

 

 

続編となる『龍炎高校伝説2』は大阪が舞台。

修学旅行でやってきた龍一が、

地元の学生に喧嘩を売られて戦うことになるというストーリーだ。

これは『初代』を感じる!

「大阪」の看板とたこ焼き屋という、

誰がどう見ても大阪というシーンからスタートするぞ。

 

 

かと思うといきなり「モンスター学園」が出てくる!

早くも関西要素が消えたんだが!?

 

 

その後も歌舞伎との戦いが待っていたりする。

メインビジュアルの右端にいたのコイツかよ!

 

 

基本的にはインフレやお金の仕様も含めて前作と同じ。

ただ、ダウンした相手を投げられるようになったし、技の種類も増加。

技のコマンド確認が簡単に出来るようになったり、

メニューから一度通った道をショートカット出来たりと、

しっかりブラッシュアップしてるのが分かるね。

 

 

ゲームセンターで3種類のミニゲームを遊ぶことも可能。

こちらもくにおくんファンならすぐに元ネタが分かるものばかりだ!

 

 

基本的に主人公の龍一がマジレスするところ好きだな。

決戦場所が大阪城なことに対してこのツッコミ!

 

 

ゲーム中のBGMがMIDI音源で、

エンディングではいきなり初音ミクを使ったボーカル曲が流れる。

ファミコン時代のゲームとは違うノスタルジーに溢れたゲームだな!

 

最初に書いた通り1と2を合わせても1時間くらいでコンプ出来ちゃう。

見た目はチープだしゲームとしても大味なんだけど、

敵のグラフィックが全部違っていたり、隠しボスがいたり、

技を敵に当てる感触はしっかりしてたりと、

くにおくん好きな人が丁寧に作ってるのも伝わる内容。

オススメするほどではないけど、

なんだかほのぼの出来るコレクションタイトルでした。