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素材は最高、出来はハリボテの小冒険!『インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険』レビュー!【PS5/PS4/Switch/PC/Xbox】

 

インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険 公式サイト | SQUARE ENIX

 

本編、チャレンジモード、記憶の神殿すべてクリアしたので

『インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のレビュー行くぜ!

俺がプレイしたのはPS5版ね。

 


パブリッシャー:スクウェア・エニックス

機種:PS5/PS4/Switch/PC/Xbox

ジャンル:アクションRPG

発売日:2023/9/28

価格(税込):7480円


 

2020年に再アニメ化された『ダイの大冒険』をゲーム化したもので、

3Dのキャラを操作してアニメの物語を追体験するアクションRPGとなっているぞ。

開発はゲームスタジオが担当だ。

 

発売まで紆余曲折あったタイトルで、

最初にアニメ化とゲーム化の発表があったのが2019年の12月。

具体的なアニメ放送の日程とゲーム展開が正式発表されたのが2020年の5月。

そこで2021年予定と発表されたが延期に次ぐ延期でなかなか情報が出なかった。

 

完成が見えない間に最初のプロデューサーがスクエニを退職し、

新アニメの放送が2022年10月に終わり、

一緒に発表されたスマホ作品『魂の絆』のサービスも2023年4月に終了。

そこからやっと2023年9月28日に発売されたのが、

この『インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険』である!

 

プロジェクトに関わった人たちにとって、

完成までの道のりはさぞ大冒険だったんだろうなぁ……。

と察せるスケジュールで恐ろしいぜ。

 

 

収録ストーリーは鬼岩城まで。

とっくにアニメ終了後の発売なのにこれは辛い。

新アニメが全100話で鬼岩城編のラストが41話なので半分以下の収録ボリューム。

まあ、単純にバーンパレス編が長すぎるってこともあるんだが、

ハドラー親衛騎団も出てこないしそっからが盛り上がるところだろ!

そのユーザーの反応も制作側は織り込み済みらしく、

本編と異なるモードで老バーンとメドローアを特別に実装したことを、

大々的に発表していた。いや、そういうことじゃねーんだよ!

 

ダイの大冒険は子供の頃から大好きな作品でゲーム化は悲願だったので、

発表された瞬間から発売日に買う以外の選択肢が無かった。

新アニメは滅茶苦茶出来が良かったし、

言うてもスクエニから出るダイの大冒険のゲームなんだから、

ボリューム不足感はあってもそこまでつまらない内容にはならないだろう。

 

 

……スクエニ、フルプライスでこい!

 

と構えて購入したら想像以上に厳しい完成度。

キャラゲーとして物足りない部分があまりに多く、

「鬼岩城まで」と言いつつそこまでの再現もスッカスカ。

プレイ時間の水増しみたいなやり込みは山盛り。

出来上がった素材をなんとかツギハギにしたような世知辛い作りだったぜ!

 

 

メインとなるストーリーモードはいきなりバランとの決戦からスタート。

ダイvsバランで戦いを学ぶチュートリアルを挟んで本編開始だ。

 

 

「バランとの戦いで記憶を失ったダイの記憶を巡る大冒険」という構成で、

物語の始まりであるデルムリン島から順を追ってストーリーを追体験し、

ダイの記憶を取り戻していくことになる。

 

この導入だとバラン編の該当シーンに辿り着いたらストーリーモードが終わるか、

何かしらの説明が挟んでゲーム継続しないとおかしいんだが、

実際は何の説明もなくそのまま鬼岩城編まで話が続くので違和感が強い。

なんでこんな構成にした!?

普通にアバン先生がチュートリアルで教えてくれる導入で良かったのでは?

 

 

ストーリーの大半はアニメのスチルを流用した紙芝居デモで進んでいく。

主要シーンにはボイスがあるしスチル枚数も多いので割とボリュームはある。

しかし代表的な名シーンも大半が紙芝居デモに押し込められており、

3Dのキャラを使った再現デモがあるのはほんの一部だ。

公式サイトを見ると色んなゲーム再現があるように見えるが、

実際はこうなのでツギハギ感すごい……。

 

 

チュートリアル終わって最初の戦闘がドラゴンになったアバン先生で、

そこまでの流れは全部紙芝居デモだからな!

 

 

数少ない3Dデモに関しては非常に完成度が高くて、

迫力あるアクションやアニメそのままの表情など見応えあり。

ここがボリュームあれば印象は全然違ったんだけどなぁ。

 

 

まあ、服の汚れとか血とか装備の破損とかがほとんど無くて、

ピカピカの状態で死闘を演じてるのは少し気になっちゃうけど……。

BGMが新アニメ版準拠なのは個人的に高得点。

 

 

最大4人パーティで挑む構成で、

プレイアブルキャラはダイ、ポップ、マァム(僧侶戦士)、マァム(武闘家)、

ヒュンケル(鎧の魔剣)ヒュンケル(鎧の魔槍)の6キャラ……いや、実質4キャラか?

 

まさかのクロコダインがプレイアブル落ち。

アバン先生やレオナも使えないどころか3Dモデルすら無いぞ!

ダイの大冒険のゲーム作ってクロコダインが使えないとか、

アバン先生の3Dモデルが無いとかそんなことある?

 

 

出来上がってるキャラのモデルは文句無しなんだが……

キャラクター編成画面での登場モーションが、

原作の細かい動きを拾ってたりするのもこだわりを感じる。

 

コスチューム5着セット2200円のドラクエコラボDLCも購入してみたが、

こちらも登場モーションが固有だし思ったより作り込まれてたね。

 

 

見てくれよ僧侶服マァムの質感!

 

 

ステージクリア形式の3Dアクションゲームで、ボスとのタイマンステージが中心。

たまにザコと戦いながら道を進むステージもある。

1種類だけの通常攻撃コンボと、3種類セット出来る特技、

ステージ毎に自動で用意される回復アイテム、回避とガード、

敵を攻撃してゲージを溜めると撃てる必殺技。これらを駆使して戦っていく作りだ。

 

それぞれ固有スキルもあり、

ダイやヒュンケルはドラゴニックオーラや鎧化で一定時間パワーアップ出来るし、

ポップやマァムは瞑想や弾の入れ替えで、特技のクールタイムを短縮できるぞ。

 

 

戦って経験値を稼げばキャラのレベルがアップして強くなる。

武器や防具という概念は無いが、

代わりに「絆の記憶」という名場面カードを装備してキャラを強化可能だ。

ここは同じカードを重ねることでレベルを上げるスマホゲーみたいな成長システム。

 

装備できるのは6枚だが、

星1は3枚、星2は2枚、星3は1枚と装備スロットが決まっているので、

レア度が低いカードの組み合わせも重要になってくる仕様だ。

 

 

原作のコマとアニメの声優によるボイス演出もあるので、

名シーンを手軽に振り返ることが出来るぞ。これは名シーンが過ぎる……!

再生されるセリフに合わせてカット割りが変わるので凝った作りだ。

 

 

アニメ版の作画がやたら良かったバーン様の指折りシーンもバッチリ!

レア度が高いカードだからなんかキラキラしてる!

 

この名場面カードはストーリーモードでも少し手に入るが、

本編から独立したローグライク風モードである記憶の神殿で手に入れるのが基本。

特技の強化もここで行う。

 

つまり本編から独立したダンジョンを遊ばないと、

装備アイテムや技の強化が出来ないってことだ。

この記憶の神殿も問題を抱えているがそれは後述する。

 

 

3Dアクションとしてはオーソドックスな構成だが、

コンボが多彩なわけでも連携技があるわけでもない。

とにかくヒット&アウェイの繰り返しでボスのアーマーゲージを削り切り、

そうすると一定時間ピヨるので最大火力の技をぶち込む!これが基本となる。

 

グラフィックはよく出来てるので最初はテンション上がるんだが、

無双系アクションと言えるほど爽快さがあるわけでもなく、

技の種類も少ないため立ち回りの幅が狭く、

成長要素も単純でその割に育成が面倒というゲーム。

ザコ戦は特技や魔法で散らして一本道を進むだけだし、

ボス戦はちゃんと原作再現の動きをしてくるものの、

高速タックルと高速通常攻撃にやや頼り過ぎな構成。

 

中盤から敵の火力や速度がかなり強くなるため、

クリアしたステージを遊んで鍛えないと普通に苦戦する。

救済措置でイージーモードはある。

 

 

拠点や街を歩き回れるような要素は一切無し。

デルムリン島もロモス王国も歩けないし、ベンガーナはヒドラとの戦闘があるだけ。

デパートはどうしたぁーーーッ!

 

ゲームならではの細かいファンサービス要素も乏しい作りで、

原作を掘り下げるようなオリジナルエピソードやオリジナル会話は無し。

サブクエストは一応あるが会話など一切無いおまけ。

ストーリー再現以外の戦闘中の掛け合いは、キャラ交代時に名前を呼ぶボイスだけ。

仲間がやられてもリアクションしないため、全体的に淡々としている。

ダイが倒れたらポップに「ダイーーーーーーーッ!」って叫ばせてくれよ!

 

 

グラフィックは本当に良いんだけどなぁ……。

フレイザードの質感とか見た時感動したよ。

 

 

弾岩爆花散の表現とかこれこれ!ってなる。

 

 

いかにもカットされそうだった

ボラホーンやガルダンディーもボスとしてしっかり登場しており、

ラーハルトを含めた竜騎衆3人がしっかり揃っているぞ。

実はクロコダインと面識すらないボラホーン、参戦!

 

 

ザコとして登場するドラクエのモンスターの種類が結構多いのも評価点ではある。

原作やアニメに登場してないデュラハーンがやたら出てくる辺り、

他のドラクエ作品からの流用っぽくはあるんだが、

なかなか良い動きをする普通のドラゴンとかが出てくるのは嬉しい。

たまにメタルスライムやはぐれメタルが登場するという、

取ってつけたようなドラクエ要素もあるぞ!

 

アクションが単調とは言ったが、

ポップのベタンやヒュンケルの闘魔傀儡掌が凄く使いやすかったり、

ポップの必殺技に「フィンガーフレアボムズ(3発)」があったり、

海波斬で敵の魔法やブレスを斬れる辺りは分かってる作り。

ここら辺はしっかりキャラゲーしてるね。

 

 

ただ、ヒュンケルの鎧化が時間制限パワーアップ扱いで、

ボス戦だと装着と解除を何度も繰り返すのは違和感が強い。

ドラゴニックオーラが時間制限なのは分かるんだけども。

 

 

命を削る大技であるグランドクルスがゲージ技なので連発できるのは……。

ヒュンケルなので良し!むしろ原作再現!ゲームでもオレは疲れを知らん!

アニメ化で改めて「いくらなんでも不死身すぎるだろ!」

と驚かされたヒュンケルの勇姿はゲームでも健在だ。

 

 

アニメ再現の紙芝居をすべてスキップし、

途中でちょっと稼ぎプレイを入れてクリアまで10時間ほどのアクションRPG。

これじゃダイの小冒険だよ……。

 

 

しかし、大冒険は続くっ!

オリジナルダンジョン「記憶の神殿」があり、

100フロア以上で構成された21階の大ボリュームだ。

ローグライク風のシステムになっていて、

入る度に構造が変化して毎回レベル1からスタート。

やられたらレベル1に戻って最初からやり直し。

途中で引き返せば手に入れたアイテムを持ち帰られるが、

やられたらアイテムは全没収という過酷な仕様となっている。

 

特技や魔法の強化レベルと、

装備してる名場面カードと強化段階だけはストーリーモードと共通なので、

何度も挑んで素材集めて強くすれば楽になる作りだ。

 

本編から独立したダンジョンなので、

ここだけのオリジナルの会話イベントとかあるのかな?

原作再現のストーリーモードだと使えないキャラも特別に操作できるのかな?

 

と思うところだが、何もねぇ!何もねぇぞ!

ストーリーモードと同じキャラが何も言わずに戦い続ける。

記憶と一緒に自分がキャラゲーであることも忘れてしまったようだ。

 

 

そもそも「オリジナルダンジョン」と偉そうなことを抜かしてるが……。

 

四角い部屋でザコかボスを倒す。

三択のパワーアップから一つを選ぶ。

ドアが二つ出現するのでどっちに行くか選ぶ。

四角い部屋でザコかボスを倒す。

 

これをひたすら繰り返すあまりにしょうもない構成。

 

 

パワーアップも「数値が1上がる」「ダメージが1%アップする」とかばかりで、

たまに「ダイの攻撃力が14上がる」「味方全員のHPが21上がる」

とかのデカい数字が来てちょっと嬉しいくらいのバランス。

小部屋を1個クリアする度にこれなので凄まじくテンポが悪いし、

成長してる実感が湧きづらい。

 

小部屋クリアしてドア2つ選ぶだけ。どっちのドアに進んでもボスが出る!

というパターンもめちゃくちゃ多いため、選択する面白さや緊張感は無し。

回復アイテムもジャンジャン手に入るし、

そもそもマァムがいればほぼ制限なく回復が出来る。

 

ローグライク風にしてる意味がまるでなく、

こういう何も考えずにローグライクの概念を乱用するゲームが多いから、

ローグライクというジャンルが安易なものとして低く見られるんだ。

という見本のような恥ずべきモード。

 

中途半端に本編から切り離したせいで

「名場面カードや技の育成のために遊ぶ必要はあるが、

キャラ自身のレベルを上げるための経験値稼ぎにはならない」

という点も二度手間になってる。

 

難易度も高く、下層に行くと敵の火力が跳ね上がるので苦戦は必至。

仲間のCPUはそこそこ優秀ではあるんだが、

ザコ敵で登場する爆弾岩のメガンテに巻き込まれて急に死んだり、

ボスの大技に引っかかって急に死んだりする上に、

一度死んだら復活出来ないのが辛いぜ……。

爆弾岩が出て来たら集中攻撃で倒すしかない。

 

 

何度かプレイして名場面カードを鍛えれば簡単には死ななくなっていくが、

単純にダンジョンがクソ長いからとにかく時間が掛かる。

ショートカットはあるが、

飛ばしたフロアの経験値やパワーアップが手に入らなくなるので実用性が低い。

うんざりするくらい同じボスと戦うからとにかく時間がかかる。

マジでヒュンケル、クロコダイン、ハドラー、バラン、竜騎衆辺りが、

何回も何回も何回も何回も出てきて気が狂いそうになるぞ!

ダイの大作業と表現するしかないモード。

 

ダイの大冒険の悪口を言ったやつが死んだ後に堕ちる地獄みたいな構成だ。

みんなも悪口言わないように気を付けような。

 

 

「ハドラーとザボエラがポップにハニートラップ仕掛ける話なんなの?」とか、

「ダイが変な太鼓のモンスターに苦戦する話ってアニオリじゃないの!?」とか、

そういうことは言わないように!

ハニトラはその後のハドラーvsマトリフが熱いからいいんだよ!

 

 

ダンジョンの16階に到達すると、ポップが本編では覚えないメドローアを習得。

必殺技ゲージ1本2本では普通のダメージ技だが、

ゲージをMAXである3本まで溜めれば99999ダメージ!

マジで一撃必殺の破壊力があってボスも一撃!

記憶の神殿では竜魔人バランとハドラーが同時に出現するなど、

人の心が無い配置も飛び出すが、メドローアを直撃させれば2体同時撃破も楽勝だ。

思わず「お前は昔から天才だよポップ!」と言いたくなる圧倒的強さ。

 

と言ってもゲージ3本溜めるのはそこそこ手間なので、

仲間と協力してゲージを温存し、

ここぞという場面でボスにメドローアをぶち込む立ち回りが必要となるぞ。

ボス2体同時に出現した時は、ヒュンケルの闘魔傀儡掌を使うと当てやすくなるね。

良いバランスじゃん!

 

 

……と感動したのは途中まで。

ダンジョン深部だと普通にボスの体力が10万を超えてくるため、

ある程度体力を削らないとメドローアを撃っても一撃で倒せない。

最深部でゲスト参戦する裏ボスの老バーン様も同じ。

途中までは良かっただけに、ここで日和ったのはマジでガッカリした。

それでも十分過ぎるくらいには強いんだけど、

せっかくメドローアをこの仕様で実装したなら最後まで貫いて欲しかったなぁ。

直撃すれば大魔王でも一撃のロマン呪文だろ!

 

 

記憶の神殿を一度クリアすると、

縛りプレイでドロップ率を上げられる要素が解禁されるぞ。

ストレートに遊んでもダルいだけのダンジョンで縛りプレイとか冗談はよせ!

ドラクエ繋がりで自分を『ドラゴンクエスト11』と思い込んでる哀しいモンスターがよ……。

 

 

もう一つのやり込み要素がクリア後に解禁されるチャレンジモード。

強化されたボスと戦っていく裏ステージで、

レベル99でもボスのワンパンで体力が数割持っていかれる死にゲーバランス!

いきなり大技を発動されて即死したりと、行動の隙も本編より小さくなってる気がする。

 

まずレベル99にするのがだるいから困る……。

記憶の神殿でレベルを稼げるゲームならこんなことにはならなかったのに。

とにかくボコボコにされまくるダイの大苦行!

 

ダイ使ってある程度防御は捨てて攻撃寄りの装備にし、

チクチクとアーマーゲージを削って、

ボスがピヨった瞬間にドラゴニックオーラ+強化アイテムから必殺技&技をぶち込む。

全部この繰り返しでなんとか勝った。

 

まあ、個人的にはアクションゲーム好きなので死にゲー的に少しは楽しめたけど、

ダイの大冒険のゲームでやることでは無いと思ったし、

本編スカスカでこういうモード搭載されても疲労感が強い。

 

 

そんなわけでストーリーモード、記憶の神殿、チャレンジモードを制覇。

ついでに名場面カードもコンプして約35時間!辛い冒険だったわ!

 

 

原作のアバンストラッシュは

大地斬、海波斬、空裂斬の3つが揃うことで完成する技だったが、

インフィニティストラッシュは

ダイの小冒険、ダイの大作業、ダイの大苦行の3つで構成されたゲーム!

それが俺のコアを一刀両断した!

 

 

オレは人柱になるのが好きなんじゃねぇんだ…

面白いゲームを遊ぶのが好きなんだよォォッ!!!

 

とはいえ、やり込み要素を無理に頑張らなければ

まったく遊べないほど酷いゲームというわけではない。

出来上がってる部分のグラフィックや演出、声優の演技辺りはクオリティが高い。

そこを考慮すれば60点くらいは付けられるキャラゲーだとは思う。

 

でもさぁ!2023年にフルプライスで発売される待望のダイの大冒険のゲームが、

「まったく遊べないほど酷いゲームではない」レベルなのは悲し過ぎるだろ!

クロコダインやアバン先生も操作したかったし、

なんなら北の勇者ノヴァとかも使いたかったよ!

内容があまりにスカスカでDLCやアップデートで何とか出来る未来も見えず、

素材は最高なのに本当に勿体ないゲーム化だった……。