Nintendo Switch|ダウンロード購入|真・電愛「なにが欲しいの?」 ~北見えり~
『真・電愛「なにが欲しいの?」 ~北見えり~』のレビュー、一応いくぜ!
メーカー:ドラス
機種:Switchダウンロード専用ソフト
ジャンル:恋愛疑似トークゲーム(と、公式は言い張っている)
発売日:2018年3月29日
価格:税込500円
androidで配信中の恋愛疑似トークゲームを移植したもの。
なんでもiosで審査NG喰らったのでSwitchで出すことになったそうだ。
メーカーのドラスはゲーム機だと久々に名前見たなぁ。
フェチ系コスプレイヤーの北見えりをメインに据えた実写ソフト。
彼女の愛称は「キタエリ」でソフト内でも使われているので、
今後Switchでキタエリと言ったら
このソフトのことを指すようになるのかもしれない。
Switchのニンテンドーeショップにいきなりこれがドン!と現れたインパクトと、
経緯の珍しさ、ドラスの名前などで買ってみたが、内容はキタエリの音声を聞いて、
たまに出される質問に「はい/いいえ」で応えて動画や静止画が貰うというだけのもの。
ゲームと呼べるか怪しいほどに内容が無く、北見えりファン以外が買う価値は無いぞ!
公式ページを見るとメニュー画面がフルオープンされていて
「全話で静止画150枚以上+動画8本!」と書かれているが、
それはDLCを全部買った場合の「全話」だ。
単体の500円だとチュートリアル含めて3つしか選べないし動画も3本しか見れない。
DLCは全部セットなら1000円なので、
「1500円で静止画150枚以上+動画8本」と考えるべきか。
恋愛疑似トークゲームとか言い張っているが、
内容は家が燃えた直後みたいなテンションのキタエリから
「今からお気に入りのラバースーツで撮影予定だから、
特別にリクエストを受け付ける」
みたいな電話が掛かってくる。
そのまま「〇〇と〇〇ならどっちが好き?」みたいな質問を延々としてくるので、
それに「はい/いいえ」で応えていくとそれに対応した写真がメールで貰えて終わり。
たまに「気分が乗らないから今日の撮影はおしまい!」とか
無茶苦茶なこと言い出して終了することもあったり。会話内容がやっつけ過ぎる……。
会話はどんな選択肢を選んでも1~2分で終了するし、
スマホで会話しているという設定なので映像は一切変化しない。
キタエリもお経のようなテンションで会話をしてくるので距離感が凄い。
音声スキップ一切不可能だが、
それでもすべての選択肢のパターンを選んで
コンプまで遊んでも30分掛からなかったぞ!
動画は500円だと20秒程度で終わる画質の悪い動画が3つだけ。
静止画は40枚ほどあるが拡大や全画面表示、
縦画面表示などには一切対応してないため、
ラバースーツ好きな俺としても話にならない作り。
これじゃせっかくのラバーの光沢が死んでんだろうが!
電話だと昨日ペットが死んだみたいな雰囲気のキタエリが、
メールだと少しくだけた文面で送ってくるとこはちょっと可愛かった。
スマホで配信してたコスプレイヤーファン向けのアプリを、
一切最適化せずにSwitchに持ってきただけって感じだね。ゲームではない。
動画の画質と静止画の仕様は酷いが、
まあ、そこ以外はファン専用アプリと考えればこんなものかもなぁ。
ファンはこんなに買わずに普通に本人のROM買うと思うけど……。
スマホではシリーズ化されていてドラスは第2弾も予定しているようだが、
今回ので内容分かった俺はもう買わないぞ!