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PS4/Switch/Steam「Crossing Souls」レビュー!1986年を舞台に仲良し5人組が大冒険……って、なんか違う!?

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ゲームソフト | Crossing Souls | プレイステーション

 

Nintendo Switch|ダウンロード購入|Crossing Souls

 

『Crossing Souls』のレビュー行くぜ!

俺がプレイしたのはPS4版ね。

 


メーカー:GHI Media, LLC (Devolver Digital)

機種:PS4/Switch/Steam

ジャンル:アクションアドベンチャー

発売日:2018/02/13(PS4)2018/07/26(Switch)

価格(税込):1600円


 

1986年のカリフォルニアを舞台にした、

仲良し5人組が大冒険を繰り広げるアクションアドベンチャーだ。

ピクセルアートで表現されたグラフィックに、

昔の海外アニメテイストで、ビデオテープっぽいノイズも入ったアニメムービー、

そして散りばめられた小ネタにと、

ノスタルジーを喚起させる要素が満載となっているぜ。

 

PVと内容説明に惹かれて大分前に買った1本なんだが、

実際やってみたら「なんか思ってたのと違う!」

「違う上にそんなに面白くない!」って内容だったな……!

 

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主人公はカルフォルニアに住む少年クリス。

弟のケビンに誘われて、仲間と共に死体を探しに出かけることになったが、

そこで見つけたのは死後の世界にアクセスできる不思議な石、ドゥアトストーン。

それを追う政府の陰謀も絡み始め、世界の命運をかけた大冒険に繋がっていく……。

というストーリー。

 

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主人公と仲間たちはそれぞれ能力が異なる。

武器がバットでジャンプが出来、一部の壁に掴まることが出来るクリス、

自分の発明品を使って、ビーム攻撃と短時間の空中浮遊が出来るハカセ枠のマット。

力持ちで強力なパンチ攻撃とブロックの押し引きが可能なビッグジョー。

ヒロイン枠でムチでの広範囲攻撃が可能なチャーリー。

特に能力は持ってないけどストーリー上で重要な役割となっているケビン。

この5人を使い分けて進むことになるぞ。

 

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グラフィックの雰囲気はバッチリで、

ゲームセンターや映画館、コミックショップなどの書き込みが見事。

あちこちに調べられるものがあって、

ちょっとしたパロネタやメタネタが散りばめられてたりする。

 

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ドゥアトストーンを手に入れてからは

ボタン一つで死んだ人間の魂を表示することが可能になる。

最近死んだばかりのヤツから、原始人までがそこら辺をウロウロ。

話しかけてみると割と気さくだったり、

自分が死んだことに気づいていなかったりと死人にも色んな奴がいて面白いぜ。

 

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ゲームソフトやミュージックテープが手に入る収集要素もあり、

どっかで見たような説明テキストがなかなか笑える。

 

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しかし話が結構重く、

PVから受けるドキドクワクワク感はかなり早い段階でかき消える。

主人公たちを追ってくる組織がガチで殺す気で襲撃してくるので、

そこから逃げ続ける展開が続いたりとシリアス。

「仲良し5人組が繰り広げる大冒険」なんて楽しげな空気は薄い。

ゲームセンターや映画館みたいな明るく楽しい場所はほとんど序盤だけで、

冒険はホラーっぽい施設や遺跡や洞窟が中心だ。

 

ゲーム冒頭にハンバーガーショップの倉庫でネズミと戦ったり、

ゲームセンターの停電を復旧させる楽しいサブクエストがあったので、

こういうのが続くノリかなと思ったらサブクエストはその2個だけという!

 

シリアスな話として楽しもうと思っても、味方も敵も登場キャラは多いのに、

個々の掘り下げが足りないままどんどん進行していくし、

後半になるにつれてどんどん展開が唐突かつ安直になっていく。

ファンタジー、オカルト、SFがごちゃ混ぜで、

ごった煮感が楽しいというよりまとまりが無いだけという印象が強かったな。

 

エンディングの演出は悪くないんだけど

そこに至る過程があんまりにあんまりなんでね……。

 

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ゲームとしても5人いる操作キャラを活かせているとは言い難く、

変に判定がシビアだったり、分かりにくかったりで遊んでいて引っかかる。

別の場所にあるヒントをメモして、道を塞いでる仕掛けに入力するだけみたいな。

謎解きじゃなくて、単に手間が掛かるだけの仕掛けが多いのも気になったぜ。

 

攻撃やジャンプといった行動でゲージを消費するシステムになっていて、

連続で行動し過ぎるとゲージ切れで使えなくなるとか、

体力を回復出来る施設が存在しないため、

ダメージは敵を倒した時にたまに出現するハートか、

宝箱から出てくる回復アイテムを使わないと回復出来ないとか、

システム面で変に縛りが多いところも好きじゃないな……。

 

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終盤になってくると

接触するとダメージを受けて戻されるサーチライトが大量に出てくるとか、

落下したらダメージ受けてやり直しの地形で

ベルトコンベアを連続ジャンプして先に進まないといけないとか、

イライラ棒みたいな仕掛けばかりで面倒臭さの方が上だったぜ……。

 

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ボタン一つで死後の世界を表示できるシステムは面白いし、

キャラの細かい動きや背景の書き込み、

ボス戦の演出やアニメなど雰囲気作りも良い。

中盤の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ネタのイベントも好きなんだが、

全体的には素材を活かしきれてなくて勿体ないゲームだったなあ。

 

とりあえずPVのノリに惹かれた人や、

アクションゲーム苦手な人にはオススメ出来ないぜ!