Nintendo Switch|ダウンロード購入|30 in 1 ミニゲームコレクション Vol.1
『30 in 1 ミニゲームコレクション Vol.1』のレビュー行くぜ!
完全1人プレイでのレビューとなります!
メーカー:Digital Bards
機種:Switchダウンロードソフト
ジャンル:ミニゲーム集
発売日:2019/02/21
価格(税込):1500円
30本のミニゲームを収録したソフトだ。1本辺り50円!
最大4人プレイ可能ではあるが、30本中12本は1人プレイ専用なのでそこは注意ね。
ちなみにマルチプレイ専用ソフトは無く、1人でも全ソフト遊べる。
テヨンジャパンの母体であるテヨンが新たに立ち上げた第二の刺客。
Digital Bardsのゲーム業界参入第一弾だ。テヨンジャパンの弟分ってところだな。
全30種類のミニゲームがズラリと並んでいるが、
半分くらいのゲームは最初は遊ぶことが出来ない。
遊べるゲームで好成績を取ると少しずつ解放されていく作りだ。
と、言っても条件はゆるいからそこまで苦労はしないかな。
ミニゲームは動物を題材にしたものが多い。
名前が『プクプクプク太郎』『ストップ座ムシ』『サメイバル』
『果物大好き!スーパーアナコンダちゃん』『ダッシュ!コオロギくん』とか、
なかなかの脱力感!
この人体に有害なものを中心に構成された神経衰弱はひどすぎて笑った。
これは……クソゲー!
タイミング良くボタンを押して連続でジャンプする、敵を倒し続ける、
障害物をひたすら避け続ける、敵から逃げながらアイテムを取り続ける、
簡単なミニゴルフなどなど、
ワンボタン、あるいは移動とワンボタンのみの単純な操作で遊べるゲームが中心だ。
「ギリギリを狙うと高得点」というルールのゲームが多く、
単純ではあっても単調ではないところは結構好きなところだな。
神経衰弱や、1ターンずつ石を置いて移動する虫を阻止するゲームなど。
思考系のタイトルもいくつかある。
クリア時には得点によって銅、銀、金のランクが付けられる。
全ゲームで金を目指すのがやり込み要素だな。
金を狙うとかなり運が絡むのもあってちょっとバランスは悪く感じだが、
ゲームが単純だけに結構熱中してしまうぜ。
ただ、こう……どっかで見たようなゲームが多い気はするな!
こちらは風船を背負ったワニを操作して、
敵キャラの風船を割って退治するゲームです!
風船を割られた敵は地面で再び風船を膨らませ始めるので、
そこを踏んでトドメ!
こちらも敵に風船を踏まれると割られてしまうので、上を取られないように注意だ!
色とりどりの球を発射して消していくパズルアクションとか、
木こりとなって木をバシバシ斬る……のではなくトーテムポールを斬るゲームだったり
まあ、パロティ……ということで一つ!
システムにほとんど捻りを入れてないとこはちょっと良くないとは思うが。
でもこの戦車ゲームを見た時は「おっ、バトルシティーじゃん!!!」
ってちょっと嬉しくなってしまった。
あと、ファミリー向けっぽい作りなのに、
ゲームのルール説明に普通に漢字が使われているのもちょっと気になったかな。
なんてことないミニゲームの集合体だが、
ゲームとしてつまらなくはないし、多少はやり込み要素もある。
グラフィックの使いまわしもほとんど無いし、
どのゲームも突っ込み待ちみたいなノリなのでネタとしても楽しめるね。
昔DSで発売された某「101本を収録したミニゲーム集」よりゲームの質も高かった。
低価格で質の高いインディーゲームが溢れている昨今。
この1500円という価格はなかなか難しいが、
こういうミニゲーム集好きなのでまあ値段分は楽しめたかな。
Vol.2も発売されたら買うとしよう。