2011年に発売されたニンテンドー3DS。
ついに全バリエーションが生産終了になったことが任天堂公式で告知されたぞ!
現在はNintendo Switchがメインで後継機が発表されていないし、
これで純粋な「携帯ハード」の歴史は一旦途切れることになるんだなぁ。
Switchをめちゃくちゃ楽しんでる真っ最中だがやっぱり寂しくなる。
なんせロンチに本体と一緒にソフト全部買いしたからな。
ニンテンドー3DSは2011年2月26日に定価25000円で発売。
しかし、発売してすぐに東日本大震災とぶつかったことと、
定価の高さもあってか売り上げは伸び悩み、
発売半年で10000円値引きという異例の政策を打った。
ニンテンドー3DS アンバサダー・プログラム | ニンテンドー3DS | Nintendo
その際、公式謝罪文と共に、
早期購入者への補填として「アンバサダープログラム」を発表。
ファミコンとゲームボーイアドバンスのバーチャルコンソール20本を、
無料配信するというものだった。
ゲームボーイアドバンスの方はVCとしての機能もついてなくて、
突貫で対応した感じが凄かったのが印象的。
この値下げや年末商戦に投入された
『マリオカート7』『モンスターハンター3G』の影響もあり、
年末から爆発的に本体売り上げを伸ばし、世界的大ヒットハードになっていく。
立体視を軸にしていたニンテンドー3DSだけど、
それ以外にも様々な機能、サービスが盛り沢山だった。
本体の傾きを検知するジャイロセンサーに、立体写真の撮影機能。
本体内蔵の『ARゲームズ』や様々なタイトルで活用されたAR機能。
日テレ、フジ製作の3D映像コンテンツを無料で見れた『いつの間にテレビ』
フレンドと手書きの日記をやり取りできる『いつの間に交換日記』
ゲームでバッジを集めてメニュー画面を飾り付けられる『バッジとれ~るセンター』
などなど……。
割と早い段階でサービス終了しちゃったものもあるけど、
この任天堂もサードも手探りで色々やってる感じが好きだったんだよね。
ニンテンドーDSから一番進化したと思ってるのは通信周り。
特に他のユーザーと自動でデータをやり取りするすれ違い通信は、
毎日家に帰ってからの楽しみだったし、
遠出した時には思いもよらないユーザーとすれ違えて驚かされたり。
中期くらいから活用するタイトルが減っていったのは残念だったが、
裸眼での立体視もやはりインパクトあった。
3DSという小窓から別の世界を覗いてるような、奥行きのある表現がいい。
初期タイトルだと『ひゅ~ストン』『3Dクラシックス』『フロッガー3D』辺りがお気に入り。
任天堂タイトルは『スーパーマリオ3Dランド』や『マリオカート7』が良かった。
文句無しにスゴかったのは『セガ3D復刻プロジェクト』だなぁ。
ソフト1本1本の思い出はあり過ぎて語り尽くせない。
15年以上やってるこのブログ「絶対SIMPLE主義」だが、
そのうちの8年くらいはニンテンドー3DSと共にあったからな……!
パッケージとダウンロードソフト合わせて、240本くらいクリアしてレビューしている。
本当に色んなメーカーのタイトルがあってずっと追いかけていたし、
SIMPLEシリーズも沢山出ていた。
フライハイワークスやテヨンジャパンとの付き合いも3DSからだ。
本体機能、サービス、ソフトと、
小さな本体に新しいワクワクがみっしり詰まっているハードだったなぁ……。
名作は多いものの、立体視&2画面という構造上、
今後完璧な形で復刻されることは無さそうなのがあまりに惜しいぜ。
ありがとうニンテンドー3DS!
とはいえ、手持ちの本体が動くうちはまだまだ現役。
遊んでいないゲームも山ほどあるし、
これからも頼むぞ!ニンテンドー3DS!