2011年に発売され、PVのセリフ回しが
インターネットで大ブームを巻き起こした神話アクション『エルシャダイ』!
10周年である来年に向けてSteam版の開発が進行中であることが判明したぞ!
【エルシャダイ Steam版経過報告 】
— 竹安佐和記(サワゴン)(サワキエル) (@Sawaki_Takeyasu) December 7, 2020
現在制作中ですが、進捗も知りたいと思うのでチョクチョクと現状を書いていきたいと思います。
ちなみに今は、Xbox、PS3からPCへとハードが変わるので
英語・日本語の音声と字幕切替えのためのオプション
オプション代替を兼ねたランチャなどを制作しています。 pic.twitter.com/dCHt7gzBm2
これはディレクターとキャラデザを担当し、
現在は株式会社crimの代表として、『エルシャダイ』の全権利を取得している
竹安佐和記氏のツイートで判明した情報だ。
竹安佐和記氏が明かす『エルシャダイ』「神話構想」の次の一歩…Steam配信も実現に向け絶賛準備中 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト
Steam配信に関しては2018年にGameSparkのインタビューで語っていて、
それっきりだったんだけど着実に進んでいるようだ。
当時リアルタイムで盛り上がりを体感しながら遊んだので嬉しい。
開発のゴタゴタがあってゲームバランスはあんまり良くなかったし、
ストーリーも途中で終わってるんだけどやっぱ思い入れあるのでね。
『エルシャダイ』のPVがニコニコを中心に流行り、
ネット流行語大賞を受賞したのももはや10年前。
この盛り上がり自体が、既に遠い神話になろうとしているが……。
未だに擦られてるし話題になるから存在感あるわ。
発売前からネット流行語大賞になってあらゆる場所でネタにされ、
グッズ展開やコラボもしまくった。
“問題ない権利”を取得するために竹安氏は全財産をつぎ込んだ!? 『エルシャダイ』権利取得記念イベントリポート - ファミ通.com
元々はイグニッション・エンターテイメント・リミテッドからPS3と360で発売されたが、
発売後にメーカーが解散。『エルシャダイ』を終わらせないために、
竹安佐和記氏が全財産を果たして個人で権利を取得したのが2013年。
そこから7年経ってついにSteam版が出せそうというのは感慨深いぜ……。
発売までのゴタゴタは上でガッツリ語られているので要チェック。
ゲーム自体は尻切れで終わってしまったが、『エルシャダイ』と
それを軸にしたシリーズである「神話構想」はずっと現役のコンテンツ。
2012年にはゲームで語られなかったストーリーを収録した
『エルシャダイ原作小説』が発売。
2014年からは本編に関連した『El Shaddai ceta』などコミック展開も多岐に渡った。
2016年にはギャラリーエルシャダイがオープン。
現在も場所を変えてイベントなどを開催中だ。
PS4/Vita「The Lost Child ザ・ロストチャイルド」レビュー!天使×堕天使×悪魔!B級ノリとオカルト感がたまらない良作ダンジョンRPG! - 絶対SIMPLE主義
2017年には角川ゲームスからダンジョンRPGである『ザ・ロストチャイルド』が登場。
新しいキャラや舞台になっているが、
『エルシャダイ』のストーリーともガッツリリンクした作りになってるぞ。
2018年のエイプリルフールでは、
散々ネタにされたPVやスクショの高画質版をフリー素材化。
2019年はスマホ展開がやたら多く、『ゴエティアクロス』『感染少女』とコラボしてた。
令和コラボとして舞い降りるエルシャダイ。
このコラボのために 『感染少女』を遊んだんだけど、
『エルシャダイ』とまったく空気が合ってないのが、
逆に良い味わいになっててコラボシナリオ結構面白かったなー。
かなり力技なコラボなことが分かりやすいガチャ画面。
そして現在は原作小説にフルカラーの挿絵を大量に付けたリブート。
『Elshaddaiセタ記』が刊行中だ。
そして最初の話に戻るが2021年に出したいSteam版『エルシャダイ』と……。
こう見ると本当にずっと展開続いているんだよなぁ。
今からシリーズに入るなら「これゲームで見たかった……」と思ってしまう
怒涛の展開が満載でかつ1冊でまとまってる原作小説がオススメ。
Kindle Unlimitedでの読み放題にも含まれてる。
ただ、キレッキレのセンスで綴られたスケール感に圧倒されつつ、
会話の異様な間の取り方で笑わせられるコミック版の
『エルシャダイセタ』や『グリゴリ7』も捨てがたいところ。
PVのネタっぷりに惹かれた人ならこっちの方がハマるかな。
そんなわけでSteam版、待ってるぜ!