Twitterで流れてきたPVを見て衝動買いした同人ゲームを紹介!
女子高生2人が深夜徘徊するドットADV『夜明けのスイッチをいれて』だ。
サークル「もう4時よ」の作品で価格は800円だ。
ゲームアツマールで序盤ちょっとだけ体験も可能。
正直、30分未満でクリアできるのでPV見てピンと来たら買え!
としか言いようがないのだが、内容にもうちょっと触れていこう。
物語はツキという女子高生の葬式から始まる。死因は自殺。
親友であるレナはショックでふさぎ込んでいたが、
ある日死んだはずのツキから連絡があり、レナの家へとやってくる。
再開の驚きの後、夜の街を見て回りたいという話になる。
公園や神社を巡りながら他愛のない会話をしたり、思いつきで買った花火で遊んだり。
やりたいことが無く帰宅部のレナと、夢を持って美術部に所属しているツキ。
2人の時間はゆっくりと過ぎていく。そして訪れる物語の結末。
ゲームとしてはほぼ一本道で、そこまで捻ったシナリオというわけでもないんだが、
ドットで表現された各シーンの空気感が良かったし、
何を見せたいかが明確な物語を、
『夜明けのスイッチをいれて』というタイトルに乗せてプレイヤーに叩きつけてくる。
主題歌である『空が白んでゆくまえに』の使い方も含めて、
短編だからこその密度と結末が強烈だった。
PVで引き込まれたら遊んでみてくれ!