絶対SIMPLE主義

Switch/PS4のダウンロード専用ソフトを中心に全方位でゲーム紹介するブログ。SIMPLEシリーズも応援中。

深夜の街で紡がれる、2人だけの時間。同人ゲーム『夜明けのスイッチをいれて』を紹介

 

もう4時よ - BOOTH

 

【1章】夜明けのスイッチをいれて - ゲームアツマール

 

Twitterで流れてきたPVを見て衝動買いした同人ゲームを紹介!

女子高生2人が深夜徘徊するドットADV『夜明けのスイッチをいれて』だ。

サークル「もう4時よ」の作品で価格は800円だ。

ゲームアツマールで序盤ちょっとだけ体験も可能。

 

正直、30分未満でクリアできるのでPV見てピンと来たら買え!

としか言いようがないのだが、内容にもうちょっと触れていこう。

 

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物語はツキという女子高生の葬式から始まる。死因は自殺。

親友であるレナはショックでふさぎ込んでいたが、

ある日死んだはずのツキから連絡があり、レナの家へとやってくる。

 

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再開の驚きの後、夜の街を見て回りたいという話になる。

公園や神社を巡りながら他愛のない会話をしたり、思いつきで買った花火で遊んだり。

やりたいことが無く帰宅部のレナと、夢を持って美術部に所属しているツキ。

2人の時間はゆっくりと過ぎていく。そして訪れる物語の結末。

 

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ゲームとしてはほぼ一本道で、そこまで捻ったシナリオというわけでもないんだが、

ドットで表現された各シーンの空気感が良かったし、

何を見せたいかが明確な物語を、

『夜明けのスイッチをいれて』というタイトルに乗せてプレイヤーに叩きつけてくる。

主題歌である『空が白んでゆくまえに』の使い方も含めて、

短編だからこその密度と結末が強烈だった。

PVで引き込まれたら遊んでみてくれ!