絶対SIMPLE主義

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2021/08/05の雑記 7月に見た映画の一言感想

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先月はやらなかったが、7月に見た映画の一言感想をまとめていくぞ。

映画は毎月10本くらい見たいと思っているんだが、7月はきっかり10本見れた。

 

・7月に見た映画

『ゴジラVSコング』

『メガマインド』

『ソニック・ザ・ムービー』

『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』

『100日間生きたワニ』

『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』

『ファイナルガールズ 惨劇のシナリオ』

『スーパーヒーロー戦記』

『カイジ動物世界』

『イコライザー』

 

『ゴジラVSコング』

怪獣よりデカいビルが立ち並ぶ香港で、

ゴジラとキングコングが全力で殴り合ったらどうなるか……。

それを全力で見せてくれる最高の怪獣プロレス映画。そう、怪獣プロレスなんだよ!

ゴジラもコングも「表情」と「演技」で魅せに魅せまくってくれるのが素晴らしい。

中盤からツッコミどころが爆速で増えていくスピード感も心地良かった。

画の決まりっぷりでは前作のKOMに譲るが、エンタメとしてはこっちの方が好きだなぁ。

ラストシーンの「男の子の映画」っぷりが凝縮されたアクションシーンに喝采。

 

『メガマインド』

数えきれないくらいヒーロー(どう見てもスーパーマン)と

死闘を繰り広げてきた悪の天才科学者が、うっかりヒーローを殺すのに大成功。

最初は大喜びして街をわが物顔で暴れ回るものの、

徐々に宿命のライバルを失った喪失感で胸がいっぱいになる。

そうだ、自分のライバルになる新しいヒーローを自分で作れば良い!

というマッチポンプ計画を思いつくが、新しいヒーローはとんでもないクソ野郎で……。

というシナリオの時点でもうたまらない!吹き替えで見たんだけど、

山寺宏一演じるメガマインドの不器用な男っぷりがいじらしくて凄く良かった。

序盤の「ヒーローと悪の科学者の戦い」にみんな慣れてる空気感も笑ったな。

ラストはちょっとあっけなく感じたが綺麗なオチではある。

 

『ソニック・ザ・ムービー』

これは……もろ手を挙げて絶賛する他ない面白さだった!

ソニックのハチャメチャにもほどがある爽快なアクションと、

時折見せる寂し気な表情が胸を打ったし、退屈なシーンがまったくなかった。

一番好きなのは「いつもの靴」を履くところ。

ジム・キャリーがめちゃくちゃ丁寧に

ドクター・エッグマンになっていくのも面白かった。

続編は来年とのことで今度は映画館で見たいなぁ。

本作、最初のセガロゴの時点で映画館で見ればよかったって思ったので。

 

『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』

当時映画館で見たけど久々に再見。

基地回りでの生身アクションで延々繋ぐところなど、

予算の都合を感じるし、話の筋もなんだか戦隊の劇場版っぽいノリ。

それでも当時としては、久々に劇場スケールの

ウルトラマンが見れて嬉しかったんだよなぁ。

歴代ウルトラマンの描写も試行錯誤感があって、今見ると色々懐かしい。

 

『100日間生きたワニ』

Twitterで反響があったので個別で記事も書いたが、

徹底して直接的な描写や派手なシーンを避け、

たっぷりの間で語る作りが良かったし、構図の凝りっぷりも目を引いた。

しっとりした語り口で紡ぐ再構成&後日談アニメとしてよく出来てる。

『カメ止め』の上田監督の新作としても見所多かったな。

 

『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』

定期的に見直したくなる映画なので再見。

むちゃくちゃな勢いで突き進むカオスな映画なのに、

全体を見ると不思議と筋が通っている。

ある意味開き直りに近いような話だけど、

平成ライダーを深く見てきた人間ほどグッと来るし、登場キャラ1人1人のセリフが良い。

ゲイツとウォズのやり取り何度見てもたまらない。

ライダー夏映画ではこれと『運命のガイアメモリ』がツートップだわ。

 

『ファイナルガールズ 惨劇のシナリオ』

死んだ母親が30年前に出演していたカルトホラー映画の世界に吸い込まれた主人公が、

脱出のために映画の登場人物と協力して殺人鬼と戦う!

というコンセプトの時点でもうワクワク。

80年代のB級ホラーを全力でオマージュしまくったノリで、

お約束を逆手に取った撃退方法、メタ表現が笑える。

「映画の登場人物」として30年前の母親と向き合う主人公のくだりも、

なかなか泣かせる作りだったね。

 

『スーパーヒーロー戦記』

『映画 仮面ライダー1号』『平成ジェネレーションズ FOREVER』『Over Quartzer』

を通った後のお祭り映画としてかなり良かった!

ヒーローの物語を軸にしたメタ要素満載のシナリオに、

小説家である仮面ライダーセイバーがバシッとハマっていてお見事。

藤岡弘、が出てくる辺りのシーンは、

色々と振り切り過ぎていてどう受け止めていいのか困惑したが、

良いシーンだったと思う!

変身前の会話が色々あるところも楽しかったな。

なんだかんだで或人社長が出てきてギャグやってくれると嬉しい。

アクションは春映画より酷くない?!って気持ちにはなったが……。

戦隊の巨大メカの暴力的な使い方はめっちゃ良かったね。

 

同時上映の仮面ライダーリバイスは当初伏せられていたので

「面白いけど長い……」って気持ちになってしまった。

サプライズとしては面白いんだけど、

さすがに「予告なしに20分ちょっとの短編を見せる」って形式は良し悪しあるな。

 

『カイジ動物世界』

中国で制作された実写版の『カイジ』で、限定ジャンケンのエピソードを映像化してる。

本作のカイジは精神が高ぶると妄想に取りつかれる設定で、

目の前の対戦相手がいきなりクリーチャーに変貌したり、

そいつとピエロに変身したカイジが戦ったり、妄想でカーチェイスが始まったりと、

演出のぶっ飛びが凄い。カイジに寝た切りの母親と看護師の彼女がいるのも笑う。

 

しかしストーリー自体は原作準拠で、「場にあるカードの枚数は……」

なんて思考を巡らせるシーンの心理戦CGもいちいちカッコ良かった。

かなり良かったんだけど、ここまで好き放題やるなら、

限定ジャンケンの部分はもうちょっとアレンジ欲しかったかなー。

すごいオリジナル展開入ったところで続編に続く!

で終わってしまったので次回作気になる。

 

『イコライザー』

ホームセンターで働いてた気の良いおっさんは、実は元CIAの工作員だった!

マフィアに食い物にされていた娼婦を助けるために元締めをぶっ殺した結果、

ヤバい始末屋がやってきて死闘が始まる!というゴキゲンなストーリー。

普段は悩める若者たちに父親のように接する優しいマッコールが、

一度戦闘になると割とえぐい殺し方するところや、

始末屋テディもヤバいけどマッコールはそれ以上にヤバいって描写が良かった。

マッコールがマフィアの工場潰した後に、

働いてたおばちゃんに退職金とばかりに札束配るシーンがめっちゃ好き。

 

そんな感じで7月見た映画は全部面白かった!

時勢的に映画館には行けないが8月も色々見ていこう。