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Ravva and the Cyclops Curse on Steam
『ラーヴァとサイクロプスの呪い』のレビュー行くぜ!
パブリッシャー:eastasiasoft
機種:Switch/PS4/Xbox One/PC
ジャンル:アクション
発売日:2021/9/2(Switch/PS4)
価格(税込):310~580円
魔法弾と4つの召喚魔法を駆使して進む8bit風アクションで、
軽いパズル要素が特徴だ。
eastasiasoftがローカライズする低価格タイトルだけあってすぐクリア出来るが、
ステージ構成などは丁寧な作りでしっかり楽しめる1本だったぜ。
動画版レビューはこちら。
主人公は見習い召喚士のラーヴァ。
サイクロプス王に呪いをかけられた母親を助けるために、
使い魔たちと共に冒険に繰り出すというストーリーだ。
いや、サイクロプス王じゃなくてキュプロクス王だったか……!
どうやら元々「キュプロクス」だったのを邦題だけ「サイクロプス」に変えたようだ。
単語としてはどっちの読みでも間違ってはいないんだが。
全10ステージ構成で、通常ショット、直進する氷弾、
斜め上に飛ぶ火炎弾、放物線を描いて飛ぶ毒弾、
隠しアイテムなどを発見できる衝撃波を使い分けて進んでいく。
1本道のステージを進んで、最後にあるクリスタルに触ればステージクリアだ。
攻撃を喰らったら一撃死でその場復活。
残機がすべて無くなったらそのステージの最初から何度でもやり直せる。
という構成なのでそこまで難易度は高くないかな。
隠しブロックを出して足場にしたり、隠し通路を見つけたり、
隠しアイテムを見つけてパワーアップしたり、トゲを凍らせて破壊して道を作ったり。
高台から毒弾をばら撒いて下の敵を処理したりと。
魔法を使い分ける楽しさがきっちりあるゲームで、操作性も軽快だ。
ドットに8bitのゲームらしさがあるし、メインテーマもなかなか耳に残るメロディで良い。
「1ブロック単位」でのバランス調整をしっかりやっているのが伝わってくるゲームで、
トゲだらけに見えるけど、ジャンプしても当たりそうで当たらないとか、
ブロックの段差を利用して魔法を当てられる地形とか。丁寧さが見えてくるね。
気になった点としては翻訳。
ストーリーがほぼおまけなんだが、かなり微妙でエンディングはメタメタ。
あと、隠されたブロックとアイテムが多く、
普通に進むだけでも衝撃波を使いまくるのはややテンポ悪い。
まあ、操作性良いし1ステージが短いから欠点というほどでは無いかな。
アクションゲームに慣れてればクリアまでは1時間ちょっと。
PS4版だったらそのままプラチナトロフィーが取れるようだ。
eastasiasoftあるあるだな……。
高難易度モードと、スピードラン向けの経過時間表示モードもあるので、
クリア後も遊べるようになってる。
パズル要素もあるが基本的にはアクションゲーム。
小粒だが丁寧に作られた作品で、強くオススメするほどではないが
簡単すぎず、難しすぎずで、値段分はきっちり楽しませてくれる。
最近は安いだけの雑な8bitアクションが世の中に氾濫してるが、
そういうタイトルを買うくらいなら本作を買った方が良いぞ!