[インタビュー]「地球防衛軍6」の壮大なシナリオは,前作からの緻密な伏線によって生まれた。岡島Pとサンドロットのメンバーが語る開発の裏話とは
4gamer.netで『地球防衛軍6』のインタビューが公開!
ゲーム終盤の展開も含めたネタバレ満載の内容なので注意してくれ。
こういうインタビュー、大体いつもD3の岡島部長が答えているんだが、
今回は岡島部長に加えて、
開発のサンドロットよりメインスタッフ3名を交えての構成だ!
サンドロットの人がインタビューに出てくるのは非常に珍しい。
ネタバレアリなので掘り下げた回答が多く、
非常に貴重なインタビューとなっているぞ。
本間毅寛氏(サンドロット)
「地球防衛軍6」のディレクター。「地球防衛軍」シリーズではシナリオを担当しており,ゲーム中のあらゆるテキストを1人で書いている
いきなり衝撃的なことが書いてあるぜ……!
マジかよシナリオも武器のテキストも全部1人でやってるのか。
『地球防衛軍5』の時点でタイムリープの伏線があったとか、
セリフを作る際のこだわり、難易度調整に関してなど。
シリーズの魅力に関する深い話が満載だ。
本間氏:
一言がいろいろな意味を持つように,なるべく少ないセリフで多くの情報を伝えられるようにということは心がけています。
例えば,6でキャラクターが話す言葉の中に「たこ焼きの缶詰を食べたが,意外とイケるな」というものがあります。これは単にたこ焼きの缶詰を食べたという意味だけではなく,“世界が荒廃して深刻な食糧不足が起こっているので,缶詰がごちそうになっている”という世界の背景を表現しています。また,こういった世間話している間は“戦闘中ではない”ことを伝えており,「今は気を抜いて大丈夫なんだな」ということがわかるわけです。
なるほどなぁ~~~~!
本間氏:
はい。情勢が不利になってくると,先ほどの会話も「スシの缶詰を食べた」という形に変わります。スシの缶詰なんてありませんから,“食糧事情も更に悪くなり,ありもしない缶詰の妄想をするほど追い詰められている”ことを表現しているんです。こうしたセリフがあるからこそ,ゲームの背後に世界が広がっていることを感じ取れるんですね。
それはちょっと言われなきゃ分からない話ですね……。
野口氏:
どこかに「ドリームクラブ」(※)を作りたいという話もありましたよね。
街の作り込みに関するくだりで、「ドリームクラブ」に関する話も有ったり。
実際に復興された街のゲームセンターで輝いていたのは、
SIMPLEシリーズだったのは説明不要だろう!
『地球防衛軍3』の画像を使った
『THE大怪獣vsパワードスーツ』『THEサメ VS III』……!
復興した街にSIMPLEシリーズが並んでいるの、
SIMPLEシリーズこそ元気な人類の象徴みたいに思えたし、
SIMPLEシリーズが今年復活したこととも重なって本当に涙出たよ。
『地球防衛軍6』の感動ポイントでは4位くらいに入る。
1位は最後の「あるとも!!!!!」で、
2位はチュートリアルすっとばしてのバルガ起動。
3位はシャッター開いたら街が復興してた瞬間かなぁ。
インタビューではアイテム回収機能を付けないのか?
との質問も。やっぱり気になる点。
一応改善考えてはいるようなので遊びやすくしてほしいぜ。
そして俺としては次回作のタイトルを
『地球防衛軍7』になのかどうかが非常に気になる……。
なんせ『地球防衛軍6』ではループする度にナンバリングが進んでいき、
『地球防衛軍9』にまで到達していたからな!あの演出は震えた!
何事も無かったかのように
「お待たせしました地球防衛軍7です!」だったら笑うぜ。
ナンバリング進むのはあくまでも6の内部での出来事だから
別の世界観で7でもおかしくはないけども。
サンドロットの開発に対する姿勢が伺えて、
少数精鋭で楽しみながら作ってるのも伝わってくる
良いインタビュー記事だったね。
開発中のDLCはどんな内容になるのか……。
正直EDFナンバリングのDLCってあんまり面白い印象がないんだけど、
一応期待してるぜ!