
「闘神伝」「闘神伝2」「闘神伝3」の現行機移植開発決定!「闘神伝」復活!30周年記念、世界へ向けた新たな挑戦 - 株式会社エディア
株式会社エディアが『闘神伝』30周年を記念して1~3の現行機移植を発表!タカラトミーと契約し、2026年度〜2027年度の発表を目指すとのことだ。
30周年なのにタカラトミー自体は何もやる気なかったのか……というのはさておき、めでたいニュースだ。
株式会社エディアはレトロゲームの移植を多く手掛けているところで、これまではIPを保有する日本テレネット作品が中心。
とにかく出せるものは片っ端から出す勢いだったが、今年9月に日本ファルコムと契約して、PCエンジン版の『イース』『ドラスレ英雄伝説』『風の伝説ザナドゥ』の移植を発表して、更に今回の『闘神伝』と展開を広げてきたな。
https://x.com/t_kotobuki/status/1982552476516770080
移植を知らなかったキャラデザのことぶきつかさ先生が、令和最新ソフィアとエリス公開しててありがてぇ……!今見てもすげぇ衣装だぜ!

『闘神伝』は初代PS本体発売の1か月後、なんと1995年の1月1日に発売されたPS初の3D格闘ゲームだ。発売は当時のタカラ。開発は『お姉チャンバラ』や『閃乱カグラ』で知られるタムソフト。
当時ブームだった『バーチャファイター』とは異なる武器を使った3D格闘ゲームで、アニメ的なキャラと豪華声優陣に加えて、当時は珍しい必殺技がワンボタンで出せるシステムも好評を博した。格闘ゲームとしては結構はちゃめちゃで、シリーズが進むとボスキャラで銃を標準装備したヤツとか、背中のウイングで空飛ぶヤツとか出て来る。
今回移植されるナンバリング3作品の他にシリーズ最終作の『闘神伝 昴』や、セガサターン独自のタイトルだった『闘神伝 URA』、まさかのゲームボーイ版『熱闘 闘神伝』、デフォルメされたキャラ同士が戦う『にとうしんでん』、格闘ゲームじゃないスピンオフ作品である『パズルアリーナ闘神伝』『闘神伝カードクエスト』などなど……。
今振り返っても勢いがスゴい。OVAも2本発売されたのだ。
PS2以降はシリーズ展開が一切無く、Wiiで2009年にタカラトミー×ドリームファクトリーで『闘真伝』なる新シリーズっぽいタイトルが発売されたが単発で終了。
やっぱりPS1時代に完全燃焼したシリーズって印象強いなあ。
当社は、2026年度〜2027年度の発売を目指し契約タイトルの現行機への移植開発に着手してまいります。単なる移植にとどまらず、多くのファンのみなさまに楽しんでいただけるような商品になるよう、これまで培ってきたレトロゲームの移植・商品化のノウハウを活かし、商品企画を進めてまいります。なお、詳細な商品ラインナップ等に関しましては、決定次第随時お知らせいたします。
今回の移植はこう言っているが、エディアがPS1の3Dゲーム移植するのこれが初めてなのでどうなるか。エディアの移植は値段高いから今回は『闘神伝』1~3で9800円、単品だと1本3800円くらいにしてきそう!ここはマジでそのくらいの値段設定にしてくる!
キャラ人気高いゲームだから資料色々入れてくれたり、OVAの復刻とかもやってくれるなら良いんだが……。

『闘神伝2』は2800円のベスト版として『闘神伝2+』が発売されており、結構内容が違うのでどういう扱いになるのか、『闘神伝2』オープニングの謎なコスプレムービーもそのまま収録になるのか。ここも気になるところ!
当時遊んで思い入れ強いタイトルだったので復刻自体は嬉しいぜ。
発売はまだちょっと先になりそうだが出たら買うぞ!