ハローキティとまほうのエプロン リズムクッキング♪のレビュー行くぜ!
2013年12月12日にエクサムから5480円で発売された3DS用ソフトだ。
ハローキティやキキララ、シナモン、バッドばつ丸、ポチャッコ、けろっぴなどのサンリオキャラと一緒に
お料理を楽しむリズムゲーム。
元になったアーケード用のカード筐体も存在するが
カードをスキャンする要素が無くなっているので内容はほとんど3DS版オリジナルだ。
まず主人公の分身となるキャラクターを選んで名前を入力するシーンからスタートする。
……って、この真ん中のキャラ!
「ハローキティといっしょ!ブロッククラッシュV&Z」に登場したシャルロッテじゃねーか?!
完全に一致!世界の壁をクラッシュして来たのか!
おのれシャルロッテ!この世界をお前に破壊させるわけにはいかない!
というわけでこのシャルロッテ似のキャラを選択。
名前を入力するとキティさんのウェルカム呼び捨ての後にいよいよゲームスタート。
舞台となるエプロンタウンを歩き回り、
サンリオキャラが住んでいる家を訪ねてリズムゲームを遊んだり、
そこら辺を歩き回ってるサンリオキャラに話しかけてクイズや間違い探しなどのミニゲームを遊んだりすると
キャラクターカードが貰えたり、プレイヤーのランクが上がって新しいキャラが街にやってきたりする。
この繰り返しが基本的な流れだ。
こちらはハローキティのおうち。キン肉ハウスだこれ。
リズムゲームは単純な内容で、リズムとマーカーに合わせて下画面をタッチしたりスライドさせたり。
高難易度になるとそれなりに手応えは出てくるが、1曲が短いし判定も非常にゆるい。
曲はボーカロイドを使った歌で和風だったりジャズ風だったりはするものの、
子供がすぐ覚えられるようなゆっくりしたテンポと分かりやすい歌詞になっているので、
単独で評価出来るものではないね。
ていうか料理人であるプレイヤーじゃなくて話しかけたサンリオキャラが料理を作るんだよな。
よく考えると変な感じではあるが、サンリオキャラが料理してるシーンが見れるのはいいな。
テンプラを作るために妙にリアルなエビを手で剥いて
油で揚げるララが見れるのはこのゲームだけ!
後ろで見てるだけのキキも手伝えや!これがエビララか……。
完成した料理のクオリティによって食べたキャラのリアクションが多少変化するのも見所。
こちらは最低ランクのハンバーグを食べさせられたマイメロ。
サンリオキャラはマズいメシとか食べたことが無さそうな連中が多いので、
どんどん食べさせてみるのもいいかもしれないね。
「よう、けろっぴ!水の中に帰りたくなる味の料理を作りに来たぜ!」とか言いながら遊ぶと楽しい。
バッドばつ丸!バッドばつ丸じゃないか!
お前の名前よりひどい料理が出来たぞ!よく味わえよ!
バッドばつ丸の家は庭にバスケットゴールもあるしなかなかクールな家だぜ。
登場するキャラクターはそこそこの数がいるし、
ザ・ラナバウツなど会話できないけどミニゲームの絵柄やカードとして登場するキャラも多いぜ。
ザ・ラナバウツとは料理したかったなあ。
まあドアを開けてカレーやラーメンを放り込むような食事シーンになると思うが。
街の中心部でLRボタンを押しながら十字ボタン→←↓→AボタンBボタンと入力するという
昔のゲームみたいな隠しコマンドを入力することでアルカナハートのキャラも登場。
共通点はメーカーが同じエクサムってだけだ!
テキストがひらがなオンリーだから凄くアホの子に見える……。
なんとなくモデリングが他のサンリオキャラより気合入ってる気がする。
ゲーム以外のオマケ要素としてフレームを使って写真を撮影出来る機能もアリ。
キャラとのツーショットや顔ハメ系などフレームは18種類だ。
単純かつ低難易度のリズムゲーム&ミニゲーム集。
会話テキストや演出もあっさり気味だが登場キャラは多いし、
時間が来るとそこでゲームが終了するタイマー機能も搭載で親御さんも安心。
本当に小さな子供向けの作品と考えればまあこんなものかと。俺がどうこう言う作品ではない。
あえて不満点を上げると入手できるカードに説明文が無い点かな。
名前と絵柄だけでどういうキャラなのか分からない。
ゲームをプレイするチビッコがキャラに興味を持つきっかけになるところなんだから、
そこはもう一押し欲しかったぜ。