つよく!やさしく!うつくしく!
Go!プリンセスプリキュア シュガー王国と6人のプリンセスのレビュー行くぜ!
……おっと、間違えた。
Go!プリンセスプリキュア シュガー王国と6人のプリンセス! |
バンダイナムコエンターテインメント公式サイト
2015年7月30日にバンダイナムコから4740円で発売された3DSソフト!
現在放送中の「GO!プリンセスプリキュア」をゲーム化したものだ。
ジャンルはプリキュアゲー初のパズルゲーム。
お菓子で出来たシュガー王国に迷い込んだプリキュアが、
6人のプリンセスたちと交流をしながら襲ってくるゼツボーグと戦うオリジナルストーリーだ。
プリキュアの3DSソフトといえばゲームオリジナルのアニメOPが収録されているのが恒例で、
俺も非常に楽しみにしていたんだが。
今回はまさかの収録ナシでこんな感じになりましたね。
パズルゲームとしてはオーソドックスな3マッチ系。
並んでいるグミを1箇所だけ動かして、同じものを3つ以上並べると消せる。
4つ以上並べて消すと、1度に複数のグミを消せるスペシャルグミが出現。
ステージクリア式で、「○○点以上」「○○を○○個消す」「指定されたマスを消す」など
ステージ毎に設定されたお題をすべて達成できればクリア。
ボス戦ではグミを消して相手にダメージを与えて体力をゼロにすればクリアとなる。
ステージによっては画面の端と端が繋がってループする構成になっていたり、
動かせないブロックでグミが仕切られているなど多少ギミックもある。
グミを消すと画面右にあるパフュームゲージが上昇していき、最大になるとプリキュアに変身!
グミを一気に消せる必殺技が発動できるぜ。
必殺技はプリキュアによって性能が違うのでステージによって使い分けてもいい。
ステージクリアで貰えるお菓子を使ってお助けアイテムを買えたり、
しばらく操作しないでいるとヒントが表示されたりと小さな子供向けの配慮もしっかりしてるぜ。
キャラの表情がどんどん変わるのも見ていて楽しいね
しばらく操作していないとプリキュアが考え込むのが可愛くていい。
キャラとしてはキュアトゥインクルが好きなんだけど、この4枚だと最初のキュアフローラがぶっちぎりでイイな。
キャラ選択画面のおんなのこをえらんでね!って表記はなんかインモラルな感じがする……。
ステージクリアで手に入るシールをプリキュアにプレゼントしてゲージを最大に溜めると、
最初からプリキュアのままスタートする救済措置もある。
「すきなおんなのこにプレゼントしてね」って表記がいいですね。
よーし!20円チョコを大量にプレゼントして好感度をガンガン上げるぜ!
俺は知ってるぞ!夏色ハイスクルってゲームで勉強したんだ!
ストーリーはアニメっぽいサブタイトルつきで展開。
ゲームオリジナルの6人のプリンセスと一緒にお菓子作りをしていくゆるいストーリーだ。
例年通り、ゼツボーグは出てくるんだけどシャットさんやクローズ、ロックといった敵幹部は登場せず。
ゼツボーグもなんか通りすがりみたいに出現して襲ってくるんだよな……。
せっかくゲームオリジナルの6人のプリンセスがいるのに。
毎度のコトながら設定がフワッとしてるのは開発期間の問題だろうか。
会話デモはフルボイスじゃなくちょっとした呼び掛けや掛け声のみ。
チョコレートにはしゃぐきららとか、天然っぽいトワっちとか。
会話のノリはアニメそのまんまでなかなか楽しい。
珍しくマジギレするトワっちも見れるぞ。
元トワイライト様落ち着いて!
ステージクリアで手に入るシールを使って着せ替えなどで遊ぶモードもある。
とりあえず建物シールを使ってはるはるを巨大化させてみました。THE大美人!
建物のシールをキャラのすぐ手前において巨大感を出してみた。
シールはちょっとした小さい絵柄も含めると何百種類もあって、
クリア後にお菓子を集めることでプリキュアオールスターズのシールも手に入る。
なかなかいい絵柄だぜ。
プリキュアオールスターズのシールはキャラとドレスが個別に存在するので、
プリンセスプリキュアのキャラに歴代プリキュアの服装をさせることも。
これが真のプリンセスプリキュアだ!
先輩に身包みを剥がされるはるはる。
野外で服を脱ぐみなみ様ときらら!
とかそんな遊びばかりしていました。
シールはこういう台紙に貼り付けていく形式なんだけど
初期状態の台紙がなんか…その…色々大丈夫か?!
薄着のプリキュアが自室で待ってる台紙とか大丈夫なんです?!
このゲームを遊ぶのが女児じゃなかったら危ないところだった。
同じシールも沢山貼れるのでお気に入りのプリキュアで埋め尽くすのもアリだぞ!
パズルゲームとしての難易度は極めて低いが無難なデキでそこそこ楽しめるし、
救済措置もあるので小さな女の子向けのゲームとしてはこんなものだろうって内容だが、
プリキュアゲームとしては「予算半分くらいにされたんですか!?」って言いたくなるデキですかね……。
3Dキャラ無し、ダンスのミニゲームなど無し。
ボイスはフルボイスから一部ボイスに、ゲームオリジナルOPムービー無し。主題歌も一切流れない。
発売前にプリキュアオールスターズ要素を縮小してキャラを2Dだけにしたのを見た時は、
「要素を絞って気合を入れるんだな!これはこれで結構期待できるかも!」と思ったが、特にそういうことはなかった。
今回から追加されたシール遊びは非常によかったんだけどね。あとエンディングの一枚絵。
3DSのプリキュアのゲームは毎回小さな女の子専用ってノリでありつつも、
細かい部分で年々進歩が見られてファン向けの要素も徐々に増えているシリーズだった。
でも今回でその流れが急に途切れてしまった感じ。
本来のターゲットである女児か、どんな内容でもプリキュアのゲームは抑えておきたい!って人向けだな。
心を女児にして遊ぼう!