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PS4/Vita「Nidhogg(ニーズヘッグ)」レビュー!勝利の報酬は生贄の権利!1対1のシンプルな対戦アクション!

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Nidhogg(ニーズヘッグ) - 日本一 Indie Spirits(インディースピリッツ)|日本一ソフトウェア

ニーズヘッグのレビュー行くぜ!


メーカー:日本一ソフトウェア

機種:VITA/PS4ダウンロード専用ソフト

ジャンル:格闘アクション

発売日:2017年2月9日

価格:1080円(税込)


日本一ソフトウェアがローカライズを担当したインディーゲームで、

日本語は無いが別メーカーからSteamでも配信中だ。

とは言ってもテキストは最小限の操作説明くらいのゲームだから問題ないと思う。

独特の設定と、チープだからこそ光るバイオレンス表現で送るシンプルな対戦ゲーム。

一人用モードは練習みたいなものでほぼ対人戦用。

8人でのトーナメント戦も可能となっている。

オンライン対戦もあるが、知り合い同士でワイワイ遊ぶの専用って作りかな。

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出てくる敵を倒して進行方向に進み、

複数のフロアで構成されたステージの最深部まで到達した者が勝者となる対戦アクションだ。

フロアは乗ると落ちる床があったり、ベルトコンベアがあったり、狭くてジャンプできなかったり様々。

死んでもすぐに次の操作キャラが出現するが、「次のフロアに進める権利」を奪われてしまう。

権利を持っているプレイヤーは相手を無視してでもとにかく先へ進めば良いし、

権利を持っていないプレイヤーはどうにかして相手を止めて権利を奪い取らないといけないのだ。

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武器は持っている剣と己の体のみ。

剣の構えを上手く切り替えて相手の剣を弾いたり、相手の隙を狙って心臓を突き刺したり。

剣を弾かれたら徒手空拳のまま戦うことになるので、

ジャンプキックやしゃがみキックで頑張ろう。

剣を投げて攻撃することも出来たりと、キャラはファミコン以前のレトロゲームみたいな見た目だがアクションは多彩。

キャラは淡色だが倒した時の血の跳びっぷりや、

素手で近づいてダウンした敵の首をへし折ったりするのが妙に生々しい。

フロアのギミックを考えながらジリジリとした読み合いをするのが面白いゲームだ。

落ちる足場の手前で敵を待ち構えたり。

剣が弾かれた状態で進んだら狭いフロアでジャンプできなくてヤバい!みたいなこともあったり。

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最深部まで行くと大観衆に見守られる中……。

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巨大な「Nidhogg(ニーズヘッグ)」に喰われて勝利!

怪物に喰われる権利をかけての決闘だったという凄い設定である。

やっぱこの「Winner」は「Dinner」にかけてるのかな。

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一人用モードはCPUと対戦し続けるだけで1時間掛からず終わる。

ここ弾銃フィーバロンみたいだな。

シンプルな対戦ゲームとしてなかなか良く出来てるとは思うのだが、

やはり持っている知り合いがいないと長持ちはしないソフトだなあ。

そういう意味だと、セールの時にギフトで知り合いに配れるSteam版の方が良いかもしれないね。

Nidhogg 2(ニーズヘッグ 2) - 日本一 Indie Spirits(インディースピリッツ)|日本一ソフトウェア

ちなみに続編のPS4版発売も決まっているんだが、

ドットが異常にパワーアップしててほとんどベツモノだこれ!

90年代の洋ゲーのあたまおかしいグラフィックのヤツ、みたいな空気だぜ。