きのこゲーム ダウンロード版 | My Nintendo Store（マイニンテンドーストア）
『きのこゲーム』のレビュー行くぜ！海外タイトルは『Matutake Game』なんだ……。
パブリッシャー：マメクジラ
機種：Switch/PC
ジャンル：パズルアクション
発売日：2024/5/2（Switch）2024/3/27（PC）
価格：380円
同じきのこ同士をくっ付けて合体させ、大きなマツタケを作っていくパズルアクションだ。清々しいまでの『スイカゲーム』便乗作品！しかしこういうブーム便乗の流れから新しい物が生まれていくのだ！
販売・開発を手掛けたマメクジラは色々やっているメーカーなんだが、Nintendo Switchではアドベンチャーゲームを3本発売してる。
・俺のレビュー
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このブログでは3本すべてレビュー済みなので、今回の怪しい『スイカゲーム』モドキもせっかくだから買ってみるぜ！と、緊張感を持って購入。
どうしようもなかった……！と表現するしかない内容だったぞ！
不安になるタイトル画面 #NintendoSwitch pic.twitter.com/XvbphhVVQJ
— ゲームブロガー双葉ラー油 (@daikai6) May 1, 2024
巨大なマツタケが前後するタイトル画面で不穏な気配が立ち上がってくる。
カーソルを左右に動かしてカゴの中にキノコを落としていくゲームで、同じキノコがくっつくと一段階ランクアップする。キノコはエノキダケ、キクラゲ、シメジ、ヒラタケなど11種類で、最高ランクであるマツタケを作るのが目標。マツタケが完成してもゲームはそのまま続く。どこまで点数を伸ばせるかを競う内容だ。ちなみにマツタケ同士を更にくっ付けると完全消滅して高得点が入る。
上手くくっ付けることが出来ず、キノコがカゴから溢れたらゲームオーバーだ。
スイカゲーム亜種でこれより気持ち悪いゲームある！？ #NintendoSwitch pic.twitter.com/iTIvgA1eqy
— ゲームブロガー双葉ラー油 (@daikai6) May 1, 2024
まずキツいのがこの中途半端にデフォルメされたビジュアル。
エビみたいな眼球が付いたキノコが、痙攣しながらカゴの中で蠢いていて生理的にキツいぜ！もっと可愛いキャラクターに出来なかったんですか！？
キノコの名前読み上げに無料VOICEVOXソフトの埼玉ギャル『春日部つむぎ』を使っているのでそこは可愛いんだが、誤魔化せてない。
ダメだッ……埼玉の力ではこいつらを抑えられない……ッ！
Twitterに動画流したら可愛いって意見もあったのでグラフィックには目を瞑るとして、致命的なのはゲームとしての出来の悪さ。
本家『スイカゲーム』と違ってフィールドが円筒形。つまり画面に奥行きの概念があるんだが、カーソルは左右にしか動かせず、カメラワークも固定。手前に大きいキノコが出来ると完全に画面が隠れてしまう。
奥行きのせいでキノコがグチャグチャになるから「キノコの配置を考えて一手先を読んで落としていく」といったプレイが一切できない。それでいて奥行きの分だけフィールドが広いから、いい加減にプレイしても全然ゲームが終わらない。なんなら初プレイで雑にボタン連打してるだけで最高ランクのマツタケが出来るぞ……。
運任せ以外のプレイが出来ないゲームであり、その運任せで最高ランク取れちゃうゲームってわけだ。なんだこれは。
機能面は妙に充実していて、これは落ちてくるキノコがすべてシイタケになるモード。ルールは同じだが「シイタケ！」「シイタケ！」「シイタケ！」のボイスが鳴り響きっぱなしになるのはちょっと面白い。
オプションで縦画面配信用のレイアウトにも変更可能だ。VTuberが実況する時に右に絵、左にコメントを置けるからピッタリで気が利いてるね。このゲームの実況は難易度高いと思うがな！
『スイカゲーム』の亜種でここまで本家の魅力が理解出来てないことある！？
と言いたくなるバッドトリップ極まるゲーム内容。なんだよこれは！マメクジラ！しっかりしてくれ！
唯一褒められるところは定価380円、発売記念セールで239円という値段くらいかなあ。
本家『スイカゲーム』の定価が……えーと、ちょっと急に記憶喪失になったから思い出せないんだけど、まあ一発ネタとして15分くらいネタにするなら良いんじゃないでしょうか！
