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Switch/WiiU/3DS「かいぞくポップ」レビュー!良い意味で無駄なこだわりが光る!500円で楽しむGB風スコアアタックゲーム!

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Kaizoku Pop 公式

 

かいぞくポップ ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

 

『かいぞくポップ』のレビュー行くぜ!

 


メーカー:レイニーフロッグ

機種:Switch/New3DS/WiiUダウンロード専用ソフト

ジャンル:アクションゲーム

発売日:2018/8/9(Switch) 2017/2/22(New3DS/WiiU)

価格:500円(税込)


 

WiiU版を買ってたんだけどちょっとしか遊んでなかったので、

Switch版でやり直してやっとレビュー出来るわ。

レイニーフロッグがローカライズするレトロ風の1画面アクションゲーム。

飛び跳ねる泡をひたすら割ってスコアを稼ぎまくる!

単純だが手軽に遊べておまけ要素も楽しい1本になっているぜ。

 

『かいぞくポップ』の開発者ホーケン・キング氏に聞く レトロゲームファン必見の、8Bitとアーケードゲーム愛溢れる1作 - ファミ通.com

 

ファミ通.comで製作者インタビューも公開されているぞ。

昔関わったゲームとして『ギフトピア』や『シャカっとタンバリン!』が挙がってたり。

 

 

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人々を泡に閉じ込める悪のバブルかいぞくと戦うゲーム。

初代ゲームボーイ風のドットとBGM、

そして「ポケットゲーム」なる架空の携帯ゲーム機を模した枠が目を引く構成だぜ。

横長だからゲームボーイというより

ネオジオポケットみたいな雰囲気になってるけども!

 

1画面のアクションゲームで、主人公を左右に動かして上方向にイカリを発射!

画面内を跳ね回るバブルを次々に割っていくという内容だ。

こちらが操作できるのは左右移動とイカリ発射のみで、ジャンプなどは出来ない。

『キャノンボール』や『ポンピングワールド』に近いシステム。

 

ミスせずにイカリをバブルに当て続けるとコンボになってボーナスが掛かったり、

パワーアップアイテムである銃やバリア、

連射イカリ、撃った後も画面に残り続けるイカリなども登場だ。

得点アイテムでフルーツが沢山出てきたり、

「B」「O」「N」「U」「S」の5文字を集めると

ボーナスタイムスタートで大量のコインが出る辺りも懐かしいノリ。

 

バブルにぶつかってダメージを受け続けてライフがゼロになったらゲームオーバー。

コンティニューは無しだ!

 

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プレイしていると定期的に重力が変化!

上、左、右、下のどれが地面になるので混乱は必至だぜ。

ただし、重力が変化して

落下している最中にバブルに接触した場合はダメージにならず、

そのままバブルを破壊可能。連続破壊すればボーナスも入るのでピンチこそチャンス。

重力を味方に付けるのだ!

 

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敵キャラやボスキャラは登場せず、ひたすら跳ね回るバブルを撃ち続けるだけ。

全9ステージという構成にはなっているが

背景が暗くなったりバブルの数が増えるだけでノンストップで進んでいく構成だ。

どこまで進めるか!どこまでスコアを稼げるか!それがすべてだ!

手に入るコインが2倍になるが、ゲームが難しくなるハイパーモードも存在。

 

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やってみるとなかなか熱いゲームで、

精密射撃でバブルを処理しつつ、

出てくるアイテムをザクザク回収するのが気持ち良いし、

重力切り替えのチャンスで一気にバブルを割れると爽快!

 

バブルは撃つと小さくなっていく上に、撃たないでいると跳ね方が小さくなり、

地面スレスレを短くバウンドするようになっていくから回避が困難になる。

イカリも一発外すと二発目を出すのにややスキが出来てしまう。

画面内のバブルの数を考えながら上手く立ち回っていくのが楽しい。

 

イカリは根っこにも判定があるので、

地面スレスレのバブルもなんとか消せる辺りが好き。

 

ゲームボーイに思い入れある人間としてはドットのそれっぽさも嬉しいぜ。

キャラの白いフチ取りが特にそれっぽい。

 

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メニューのショップでは

ゲームで集めたコインを使って性能の違うキャラクターやBGMの購入、

更に画面の枠であるポケットゲームのボタンや色、貼るステッカー、

バックライトの色合いまで変更可能となっている。細かい!

 

キャラクターはスピードや稼ぎやすさなどに違いがあり、

インディーゲーム『RUNBOW』のキャラである

サチュラがゲスト出演してたりもする。

BGMは4種類あるが軽快な「gyms mix」が一番カッコいい。

 

ちなみにオプションで言語を変えれば英語版にも出来るぞ。

日本語フォントも雰囲気出ていて良いと思うんだけど、

初期のゲームボーイソフトは『スーパーマリオランド』や『テトリス』を筆頭に、

日本のゲームでもテキストが英語の

アクションゲームやパズルゲームがかなり多かったので、

個人的にはこっちの方がしっくり来るかな。

 

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銃など一部のアイテムの効果が強いので、

ハイスコアを狙おうとすると運が結構大分絡んでくるところや、

最小サイズのバブルが見辛いところは気になったものの、

手軽に楽しめる500円のスコアアタックゲームとしては良くまとまっているぜ。

画面を見てピンと来た人にはオススメだ!