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Switch「スチームワールドハイスト」レビュー!蒸気ロボが宇宙を駆けるシミュレーションRPG!敵を狙い撃つのがたまんねぇぜ!

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スチームワールドハイスト(Nintendo Switch) | フライハイワークス

 

『スチームワールドハイスト』のレビュー行くぜ!

このメインビジュアルの真ん中の人は主人公でもなんでもないぞ!

 


メーカー:フライハイワークス

機種:Nintendo Switchダウンロード専用ソフト

ジャンル:シミュレーションRPG

発売日:2018/7/12

価格:2000円(税込)


 

大ヒットして多数のハードに移植された採掘&探索アクション

『スチームワールドディグ』と同じ世界観を使ったシミュレーションRPGだ。

とはいえ、あちらは地上が舞台でこっちは宇宙が舞台。

上遠野浩平で言うと

『冥王と獣のダンス』と『ぼくらは虚空に夜を視る』くらいには違う。

 

『スチームワールドディグ』は1も2も好きだったものの、

ジャンルもノリもかなり違うので「どうかな?」という気持ちだったんだが、

やってみるとシミュレーションRPGとしてしっかり面白いし、

キャラと雰囲気はむしろこっちの方が好きだ。

俺の心に熱い蒸気が吹き荒れた良作だったぜ。

 

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舞台は蒸気で動く機械生命体『スチームボット』達が地球の崩壊で宇宙に放り出され、

他の惑星やコロニーに生活の場を移している時代。

 

オンボロ宇宙船で海賊兼運び屋の仕事を

細々とこなしていたパイパー・ファラデイ(女性)が

好き放題に暴れるならず者のスクラッパー達と戦うことになり、

その中でディーゼル燃料で動き、

厳しい税を取り立てるロイヤリスト軍との衝突もあり、

やがてスチームボット全体を巻き込んだ壮大な戦いになっていくのだ。

 

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道中では様々な仲間たちと出会うことになる。

クジラ漁を独占されたことで仕事を失ったクジラ猟師、

農場を奪われた元農家、優し過ぎて仕事をクビになった男、名の知れたペテン師、

雇い主との思想の違いで退職した科学者、

記憶喪失のスクラップもどきなどなど。個性豊かなメンバーばかり。

 

どうしても器用には生きられなかった連中がオンボロの海賊船に集い、

悪党の脳天にド派手に銃をぶっ放して宇宙を救うストーリーだ。

右も左も悪党だらけの世の中で、ボロボロになりながらもしぶとく生きてる仲間たち。

みんなカッコ悪いけどカッコイイんだよなあ。

 

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ゲームとしては横視点で進むターン性のシミュレーションゲームになっていて、

ドラムカンなどの物陰に身を隠しながら進み、

敵の銃撃を避けながら敵を狙い撃つシステムが特徴だ。

 

針の穴を通すような射撃や、跳弾による一発を決められると痛快!

ヘッドショットを決めれば確率でクリティカルになるし、

脚を撃てば移動不能に出来る。

火薬樽を撃って敵ごと爆発させるお約束の要素もあるぞ!

敵を破壊した時のスローモーション演出なども手応えが感じられて上手いぜ。

 

敵も遮蔽物を使って身を隠してくるし、

遮蔽物も密着すればそのまま銃で攻撃が可能となる。

 

どこからどう撃つか?撃った後にどこに移動するか?

じっくりと立ち回りを試行錯誤しながら進めていくゲームだ。

海賊らしく、

船を強引に横付けして突入していくシーンから始まるのが雰囲気あってイイ。

 

ちなみにボタンで行動モーションをスキップする機能と、

ミニマップ表示はデフォルトだとOFFになってるのでオプションで切り替え推奨。

Lボタンで行動する味方を切り替えられる点も覚えておきたい。

 

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武器も跳弾で敵を狙い撃てるハンドガンに、

レーザーサイト付きで狙いを付けやすいライフル、

近距離で強力なショットガンやマシンガンに、

壁で跳ね返るグレネード、敵を貫通するレーザーなどなど。

 

かなり多彩。同じ種類でも使う銃弾や特性が異なったりするぞ。

メイン武器とは別に回復アイテムやステータスアップアイテム、

弾薬制限アリのサブウェポンとしてのグレネードや

レーザーといった装備アイテムもあり、3つまで装備可能となっている。

 

更に、登場するキャラクターも強力なサポート能力と回復能力がある主人公を筆頭に、

敵を倒したらもう一回攻撃可能なキャラや、接近戦

敵を倒すことで溜まるエネルギーを消費して攻撃にも回復にも使えるキャラ、

敵を後ろから攻撃することで大ダメージを与えられるスナイパーにと、

それぞれ異なるスキルを持っている。

 

キャラと武器の組み合わせを考えるのが非常に楽しく、

特性をしっかり考えて動けば、

思わぬ曲撃ちで複数の敵をまとめて倒してピンチから脱出出来たりも。

 

レベルアップで強力なスキルをどんどん覚えていくし、

どのキャラも使いたくなるから

1ステージに出撃出来るのが1~4人なのがもどかしい!

 

ステージは扉で複数のエリアに区切られており、

扉の向こう側がどうなっているかは分からないので、扉を開く前には準備が大事だ。

開く前に今いるエリアの敵を全滅しておくとか、

扉が沢山ある場合はメンバーを分割するとか、

いきなり目の前に敵がいても大丈夫なように

攻撃力や防御力の高いヤツから突っ込ませるなどの判断が重要。

 

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敵も盾でガードしてるから正面からの攻撃は接近攻撃以外受け付けないヤツや、

撃つと爆発する敵に、他の敵をバリアで覆う敵と、やっかいな奴が増えていくぜ。

ターン毎にこっちに近づいて爆発する小型爆弾を射出する敵もいて、

こいつの小型爆弾を上手く撃ち落とすと

他のザコ敵に誘爆させたりできるとこが大好き。

 

ステージクリアすると最高で星3~4で評価がされる要素があり、

これは基本的に生存者の数と、レアアイテムを拾ったか拾ってないかで決まる。

ダメージ率や残りターンなどは評価に入らないので遊びやすい。

 

時間制限は無いが、

時間経過でどんどん増援がやってくる仕様になっているので長居は禁物。

逆に言うと、ある程度無駄な動きをしてしまっても、

増援を手早く処理できれば挽回してクリア出来るバランスだ。

 

常に完璧にクリアする必要はないが、

評価がある程度溜まってないと進めなかったりするのでそこはやや面倒かも。

 

難易度は5段階あって、俺は3段階目の「上級兵」でプレイした。

程良く苦戦出来て丁度良かったかな。

難易度はいつでも変えられるので自分にあったバランスでプレイするのも良し。

 

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1ステージが適度な長さで遊びやすいし、

シミュレーションゲームとして良く出来ている。

蒸気の香り漂う無骨で歪で荒々しいデザインで統一された美術と音楽も雰囲気満点。

 

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キャラのアニメなども本当によく描き込まれていて、

特にこの銃で狙いを付ける時に目の片方の色が薄くなるところなど細かくて好き。

 

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ローカライズも問題なし。キャラのセリフはしっかり個性付けしてあるし、

アイテムのちょっと皮肉や小ネタの効いたテキストがまたいい味出してるぜ。

 

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難点はキャラが8人いて成長要素もあるのに、

2~3人で出撃するステージがほとんどで色んなキャラを使い辛いところかなあ。

まあ、2周目もあるのでそっちで違うキャラを使ってみる楽しみもあるが。

 

戦闘バランスは悪くないんだが、後半はバリア頼みの戦闘が多かったり、

ボス戦は増援による物量押しの戦闘が多かったりするのは気になったところ。

ラスボス戦は特に面倒だったぜ。

船であちこち移動しながらのバトルだが、似たような背景が続くのと、

ステージ構造が自動生成なせいもあってやや地味に感じてしまったかな。

 

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大体星3つでクリアしてエンディングまで12時間ほど。

ちょいと地味だがしっかり遊べて雰囲気もたまらない横視点の射撃シミュ。

『スチームワールドディグ2』も良かったがこっちの続編も見たい!

と思うくらいには気に入った1本だったわ。シリーズ化求む!