Nintendo Switch|ダウンロード購入|アサルトアンドロイドカクタス プラス
ゲームソフト | アサルト アンドロイド カクタス | プレイステーション
『アサルトアンドロイドカクタス』のレビュー行くぜ!
Switch版が最近出たので、
3年前に買ってたPS4版を引っ張り出してクリアしてのレビューだ。
メーカー:PLAYISM
機種:Switch/PS4/Steam
ジャンル:アクションシューティング
発売日:2019/02/28(Switch)2016/03/09(PS4)2015/09/23(Steam)
価格(税込):1980円(Switch)1480円(PS4/Steam)
8人+αの可愛いアンドロイド達を使って大量のロボと戦っていく、
3Dのアクションシューティングだ。
キャラは可愛いし多彩なモードがあってボリュームたっぷり。
最大4人プレイが可能で、
Switch版にはクリア後に高難易度モードが追加されているぞ。
やや難易度は高めだが、シンプルな操作で個性のハッキリしたキャラを使い分けて、
大量の敵をなぎ倒していくのが爽快な1本だったぜ。
開発はWitch Beamだ。
魔法使いがビームをぶっ放してる社名ロゴが趣味全開で良いぜ。
救難信号を聞きつけて宇宙貨物船を調査しにやってきたカクタス巡査が、
船内のアンドロイド達と共に、反乱を起こしたメインコンピューターとロボット相手に
大立ち回りを繰り広げるというストーリーだ。
アンドロイドはコアが独立しているので、メインコンピューターの支配下に置かれず、
人間と同じようにロボットから敵として扱われているという設定である。
モードは25のステージに挑む「キャンペーン」がメインで、
他にも限界まで戦い抜く「インフィニティドライブ」や、
毎日違うステージに挑戦する「デイリードライブ」があり、
一度クリアするとボスと連戦する「ボスラッシュ」も出現するぞ。
左スティックで移動、右スティックで狙いと付ける
ツインスティックタイプのシューティング。
他に使うのはショットと武器の切り替えのみ。
ショットは無制限に使える通常ショットと、
強力だが連続で使うとヒートレベルが上がって使用不可になり、
時間経過でクールダウンさせないといけないセカンダリーウェポンの2つ。
チュートリアルでは教えてくれないが、
武器の切り替え時に一瞬だけ無敵時間が発生するため、
これでボスの弾幕を回避するのが基本となるぞ。ちゃんと教えろや!
使えるキャラクターたちは8名とクリア後の隠しキャラ1名。
左からカクタス、ホリィ、レモン、コーラル、スターチ、
オウバジン、シイタケ、ピーナッツと、なんか食べ物に関連した名前が多め。
器物破損上等の巡査から、そばかすのメガネっ子、
見た目も思考回路もヤバいヤツまで様々。
使うキャラによってボス戦の会話もすべて変化するぞ。
シイタケちゃん可愛い!って思ったらボス戦での会話が完全に戦闘民族だった。
逆にメカニックのピーナッツちゃんは割とマトモである。
とにかく撃ちまくりのアクションシューティング。
大量に出てくる敵をすべて倒せばクリアになるのが基本ルール。
敵を倒した時に散らばるエネルギーを沢山集めるとパワーアップしていくし、
画面上部に表示されている、時間経過で減るバッテリーゲージが残っていれば
やられても何度でも復活出来る。
ある程度ゲージが減った状態でザコを倒したり、
ボスに一定以上ダメージを与えた時などでバッテリーが出現するので取れば回復だ。
他にも取った時の形状で効果が変化するアイテムもあり、
これには一定時間高速移動、一定時間援護射撃するオプション登場、
一定時間敵の動きを完全にストップの3つの効果があるぞ。
単純に大量の敵を破壊しまくるのが楽しいゲームだし、
ゲーム進行によって地形が変化したり、ベルトコンベアのような仕掛けがあったり、
敵を倒しながら狭い通路を進んでいくステージがあったり、
壁を利用して敵をまとめたり弾を防いだりできるようなステージがあったりと、
単純だが単調にならないように変化を加えてある。
敵キャラもしっかり個性付けしてあるので、
固くて強力な攻撃をしてくる中型のザコを狙い撃ちにしつつ、
流れ弾で弱いザコを潰せるような立ち回りをしたり、
挟み撃ちにならないように常に動き回ることを意識するなど。
色々考えないと大群に押しつぶされてしまうぞ。
連続で敵を倒してチェインを繋ぐスコアアタック要素に、スコアで決まるクリア評価、
全ステージに用意されたキャラ毎のクリアマークなどもあるため、
やり込むとかなり果てしない。
2種類のショットと緊急回避のみという分かりやすさだが、
キャラによって性能がガラリと変わるのも面白いところ。
カクタスは主人公だけあってオーソドックスなライフル&火炎放射器で使いやすいし、
コーラルはショットガンと、
周りの敵を一掃するプラズマフィールドがあるのでザコ戦で強い。
スターチはレーザー&連続ミサイルという遠距離でボス戦で安定感ある。
ピーナッツはマグマを発射する通常ショットに、
貫通力があって、命中&離脱時に無敵判定のあるドリル攻撃が使いこなせると爽快
オウバジンは狙いを付けた場所にプロペラカッターの付いたドローンを誘導、
セカンダリーウェポンは敵を一か所にまとめるというめっちゃクセのある性能だ。
シングルプレイだとかなり使うの大変……!
ステージやボスによって有効なキャラがかなりハッキリしているので、
苦戦する箇所があったらキャラを変えてみるのが吉。
どのキャラが有効なのか色々試してみるのも楽しい。
アンドロイド達は可愛いし、ボスはどいつもカッコいいぜ。
データベースではキャラ設定も色々書いてあり、
本編じゃ分からない色々なことを知ることが出来る。
ヴェスピューラあざといな!
プレイで溜まるクレジットを消費して、
様々なエクストラオプションをアンロックする要素もある。
中にはこんな感じでキャラの等身を上げるオプションがあったりもするぞ。
左も好きだけど右の方がウケそうだな……!
他には画面にエフェクトを掛けたり、主観視点に切り替えたり、
実用的な物からネタ的なものまでさまざま。
ギャラリーをアンロックしていけば
コンセプトアートやファンアートを見ることも出来る。
エクストラオプションの中にはCPUと一緒に戦えるものもあり、
疑似マルチプレイが出来るのがありがたいぜ。
まあ、マルチだと難易度が上がるので、難所をゴリ押しするのには使えないが……。
バッテリーがある限り何度でも復活出来るので
クリアするだけなら易しい……と言いたいが、
終盤のボス戦は弾幕シューティングばりの攻撃をしまくってくるのでなかなかの強敵。
難易度設定が無いのでガチでやらなければいけないぞ。
特に攻撃パターンが次々に変化するラスボスは
強すぎて倒すのに3時間くらい掛かったわ……。
ばら撒き弾と自機狙い弾の合わせ技に加えて爆撃が飛んで来たりする。
苦労してクリアした後に違うキャラに変えたら割とあっさり一発クリア出来たので、
俺が単に相性が悪いキャラで頑張ってしまっただけのようだが!
カメラワークの関係で弾幕が避け辛い箇所があったり、
ボスが喰らうと一発でダウンする攻撃を連発してきたりするところもややストレス。
オーソドックスなツインスティックタイプのシューティングゲームだが、
遊んでいて飽きさせない調整がされているし、モードやおまけ要素も盛り沢山。
1人プレイだと難易度が高いところもあるものの、まずまず面白い1本だったぜ。