『ヒューマン フォール フラット』などで注目を集めるテヨンジャパンってどんな会社なのか? キーパーソンにインタビューを敢行 - ファミ通.com
ファミ通.comにあのテヨンジャパンのインタビュー記事が掲載されたぞ!
ファミ通本誌にも掲載されていたものだ。これがメディア初インタビュー!
キーパーソン2人にテヨンの生い立ちから躍進まで聞いているぞ。
テヨンジャパンと言えば、
DSiウェア時代からゲームを配信し続けてきたメーカーで、
3DSでは数十本のゲームを配信。WiiU後期からSwitchにかけて頭角を現し、
「ヒューマンフォールフラット」の超激烈ヒットで
一躍有名になったメーカーである。
韓国企業と勘違いされやすいがポーランドの企業で、
「Teyon」という社名は単純に響きが良く、
シンプルな名前ということで付けたとのことだ。
本当によく勘違いされるらしく、公式ブログでも度々触れているぜ。
インタビュー記事では3DSの『バードマニア3D』が、
世界ではヒットしたのに日本で振るわなかった話や、
翻訳の質が低かった話など、テヨンジャパンが苦戦していた時期の話もある。
この絶対SIMPLE主義では
かなり早い段階からテヨンジャパンのゲームに注目していて、
ローカライズや胡散臭さをネタにしたり面白いゲームを発掘したりしてたので、
この辺の話は非常に興味深いぜ。
>三浦 ローカライズの質がよくなくて、
>日本のゲームファンからはネタにされてしまったりもしていました。
>“テヨンのゲーム=クソゲー”みたいな言われかたもされましたね。
>私はゲーム業界に対して何の経験もなしにテヨンに入ったのですが、
>「これはいけない」ということで、
>ローカライズの質を上げるために動き出しました。盛り返したのはそこからです。
おい!ローカライズをネタにした日本のゲームファンとか一体誰だよ!
まったくひどい奴がいたもんだな!
ネタにしたローカライズの一例。
「これは日本人には気に入ってもらえないのでは」というタイトルも
平気でリリースしてしまっていたとか、
日本でソフトを出したい欧米のデベロッパーの要望に応えているうちに
クオリティの担保ができなくなってしまったとか。
この辺は3DSロンチから毎週ニンテンドーeショップをチェックして、
テヨンジャパンのゲームにも大体目を通していた俺が
肌で実感してたところなのでむちゃくちゃ頷けるわ……。
雰囲気が怪しいだけで致命的に酷いゲームというのはほとんど無かったし、
『ハネカエリーノ』や『モンスターシューター』
『小悪魔ココトの宇宙人くずし』など面白いゲームも多かったから、
「テヨンのゲーム=クソゲー」って印象は無いけどね俺は。
テヨンジャパンが苦戦していた時期の空気が物凄く分かりやすいPV。
これではマズいということでスタンスを見直し、
クオリティーの高いタイトルを厳選するようになった……。
というのも凄く実感できていたところで、
2015年の夏辺りからリリース数が減ってクオリティの高いタイトルが増えたし、
Switchに入ってからは本当に粒揃いの顔触れ。
もうローカライズに関してもかなり安定感あるから素晴らしいわ。
『ヒューマンフォールフラット』は以前シシララでも実況したが、
こりゃウケるのも納得だわという盛り上がりだったね。
インタビュー記事では触れられていないが、
日本のWiiUで『マインクラフト』が発表されてなかった時に
「WiiU向けサンドボックス型オープンワールドゲームがついに日本上陸!」
とかイケイケのキャッチコピーと共に
『キューブライフ:アイランドサバイバル』を発表したら、
その直後にWiiU版『マインクラフト』の日本発売が電撃決定し、
しかも発売日がテヨンジャパンより早かった事件もめちゃくちゃ印象的である。
まあ、こちらは1000円だったし、
ランキングでも見かけた記憶あるから割と追い風になったのかもしれん。
そんな感じで波乱万丈ありつつも確実に前に進んでおり、
ゲームファンからの評価も高くなっているテヨンジャパン。
初期から追いかけてきたので本当に感慨深いインタビューだ……!
パッケージタイトルも準備中とのことで、今後も応援していくぞ!