『ビーチバレーガールしずく』のレビュー行くぜ!
メーカー:G-MODE
機種:Switch
ジャンル:ビーチバレーゲーム
発売日2020/05/07
価格(税込):500円
ガラケーのアプリ作品を復刻していく『G-MODEアーカイブス』の第4弾。
2007年に配信された『ビーチバレーガールしずく』の移植となっているぞ。
水着のキャラが沢山登場するビーチバレーゲーム!という分かりやすい内容。
シリーズ3作出て外伝のミニゲームも色々作られる人気作だったようだ。
そんなわけで『G-MODEアーカイブス』初のCERO B作品である!
ほぼ同内容の動画レビューはこちら。
まずキャラが可愛いしそれを彩るカットインやドットも凝っていて、
簡単操作で遊べるビーチバレーゲームとしても悪くない1本だったぞ。
『G-MODEアーカイブス』としての機能はいつも通りフレームとフィルタのON/OFF。
元々、完全に1人用のゲームなのでオンラインランキングなどは無い。
メインとなるのはシンデレラカップ優勝を目指してライバルたちと戦うストーリーモード。
一度倒したチームとはVSモードで自由に対戦できる。
ストーリーモードを進めると12種類の水着が入手可能で、
試合前に着替えたりコレクションで確認も可能だ。
ストーリーモードは、
部員2名だけの蒼々高校ビーチバレー部に所属する「しずく」と「はるな」が、
女子高生だけのビーチバレー全国大会「シンデレラカップ」を目指す内容だ。
最初はボロボロだった親友2人だけのバレー部が、
ライバルたちとの戦いで少しずつ強くなっていく!
高笑いをしながら登場する怪しい仮面のお嬢様や忍者。
北海道代表の氷使い、関西弁、カタコト喋りのアメリカ人など。
設定がコテコテなライバルたちとぶつかり合う内容だ!
ライバルキャラみんな可愛いし、天然ボケで頭の悪い発言満載のしずくと、
それにツッコミを入れるはるなの掛け合いも良い味出してる。
デザインなら秋月かえで、キャラなら群雲カスミが好きかな。
これはCERO Bも納得ですわ……。
試合はゲージを溜めて放つ必殺技ありのビーチバレー。
準決勝は15ポイントで1セット、決勝戦は10ポイントで2セット先取のルールとなるぞ。
操作はキー操作+ワンボタンで行い、
移動はこちらが入力するまでオートで行ってくれる形式だ。
簡単操作でトスからのスパイクや派手な必殺技、
あえてCPUにボールを回してスパイクを任せるなどが可能となっており、
ガラケーのキーで操作するスポーツゲームとしてなかなかよく出来てる。
メインキャラには必殺技時にカットインがあるし、
試合中のキャラのドットも細かい。乳揺れもバッチリだ。
状況に応じてキャラのセリフが変化し、
ストーリーモードのデモで会話に参加しないモブ選手も、
試合中だとしっかり固有のセリフがあったりするので凝ってるぜ。
ストーリーモードで勝利する度に相手の必殺技と水着も入手可能。
好きな物を使って挑めるようになっているぞ。
必殺技は見て覚えたんだろうが、
何故ビーチバレー対決で勝利すると相手の水着を奪えるのか……。
ゲーム中に一切説明が無いから分からん!
俺のお気に入りは桜高水着と蒼高水着2。
セクシーさならやはりヒモになっているUSA水着かな……!
USA水着のエロさと、全ステージクリアで手に入る水着がどういうものかは、
君たちの目で確かめてもらいたい!
簡単操作のビーチバレーとしてしっかり作られており、
水着に釣られて買うと、相手の必殺技に翻弄されたりと苦戦は必至だ。
おかしい……俺は水着の女の子が見たいだけだったのに、
ボールが空中で軌道を変えて地面に突き刺さる必殺技や
忍者が使う分身ボールにボコボコにされている!全国大会は甘くは無かったか!
そこから返し方を少しずつ学んでいくのが楽しいぜ。
軽いノリでビーチバレー始めて最初はボコられつつも、
少しずつ強くなっていった主人公のしずく&はるなのように、
プレイヤーも少しずつビーチバレーにのめり込んでいくバランスだ!
ただ、システムが単純でボールの細かい軌道が変えられず、
CPUの動きも変わり映えしないため、
ボタンを押すタイミングや連打などのコツを掴むと途端に簡単になってしまい、
そうなると延々とラリーが続いて試合が長引きがちなのが気になってくる。
必殺技も色々あるものの、自分で使ってCPU相手に有効なのは一部なので、
ある程度遊ぶと同じものを使うだけになるかな。
クリアまでは2~3時間ほど。
やや底は浅いが手軽に楽しめるスポーツゲームとしてはよくまとまってるし、
グラフィックなど拘りも伝わってくる1本だった。
500円のダウンロードソフトとして、今の基準で見ても結構イケてるぜ。満足。
続きを遊びたいので、続編の方も移植よろしくお願いします!