Nintendo Switch|ダウンロード購入|ザ・パーク
『ザ・パーク』のレビュー行くぜ!
俺が遊んだのはSwitch版ね。
メーカー:テヨンジャパン/Funcom
機種:Switch/PC
ジャンル:ホラーアドベンチャー
発売日:2020/9/24(Switch)2015/10/27(Steam)
価格(税込):1000円(Switch)/1280円(Steam)
夜の遊園地を彷徨うホラーアドベンチャーゲームだ。
雰囲気良さげだしテヨンジャパンから出るということで購入。
1時間くらいで終わっちゃう内容ではあるんだけど、
1000円のお化け屋敷と考えればまあそこそこ楽しめたかな。
主人公である母親のロレインを操作して、遊園地へ消えた息子を探す内容だ。
遊園地は凄惨な事件が起こった闇深い場所で、
入った瞬間にいきなり夜になるなど、明らかにおかしなことが起こっている。
果たして息子を見つけることが出来るのか?!
主観視点で進行するホラーアドベンチャーゲームだが、
道はほぼ一本道で謎解きなども無し。
そこら辺に置いてある新聞記事や紙片などを読み、
物語の背景を知りながら進んでいくのだ。
翻訳そのものは違和感ないが、
字幕が小さいのと、使ってる漢字のフォントが少し気になるところ。
観覧車やゴーカート、ジェットコースターなどなど。
遊園地でお馴染みのアトラクションを辿り、
時には自分で乗り込みながら息子を探していく。雰囲気作りはなかなかうまい。
こういうマスコットキャラも昼間なら可愛く見えるだろうけど、
誰もいない夜の遊園地だぞ不気味に感じてしまうぜ。
……いや、待て!よく見たらクチバシが割けてて手と眼がいっぱいあるカッパじゃん!
昼間見ても気持ち悪いというか、そもそもこの生物なんだよ?!
演出は古典的なビックリ演出が中心だが、後半になると凝った演出も増えてくる。
プレイヤーの視線誘導を考えた演出が多く、
ここは一人称視点のホラーならではと言える。
病んだ人の愚痴を延々と聞かされてるみたいなストーリーでちょっとしんどくもなったが、
散らばっている情報から考察の余地も色々とあり、ホラーとしては手堅い構成。
本当にすぐ終わっちゃうゲームではあるものの、
背景美術などグラフィックは凝っているので、
雰囲気が好みでサクッと楽しめるホラーがやりたい人なら……ってとこかな。