ツクールシリーズ サンダーストライカー ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『ツクールシリーズ サンダーストライカー』のレビュー行くぜ!
パブリッシャー:Gotcha Gotcha Games
機種:Switch
ジャンル:レトロ風シューティング
発売日:2022/1/20
価格(税込):1200円
アクションゲームツクールMVで制作されたツクールシリーズの1本であり、
ゲーム開発サークルRETSUZANが展開する
ゲームボーイ風新作シリーズ『GAME BUDDY』の1本でもある。
シリーズ内シリーズという珍しい形態だ。
雰囲気と題名はゲームボーイ初のシューティングである
『ソーラーストライカー』を思わせるノリ。タイトルロゴは『サンダーフォース』っぽいな!
しかしそこは『GAME BUDDY』シリーズ。
元の作品をリスペクトした上でちゃんと差別化されていて、
1本の王道シューティングとして楽しい作品になっているぞ。
熱いBGMも必聴だ!
『GAME BUDDY』シリーズのお約束である説明書と、
ゲームボーイ風の画面フィルターは今回も搭載だ。
システム説明は見ての通り。
ショットとボンバーで進むオーソドックスな作りで、
2種類のメインウェポンと、3種類のサブウェポンを組み合わせて進む。
全6ステージ構成で、三段階の難易度と、
ボスとだけ戦えるボスチャレンジも用意されている。
発進シーンからゲームが始まるのが分かってる作り。
弾を避ける!パワーアップを取って強くなり敵を撃つ!
まさにゲームボーイ時代を思わせる分かりやすい作りで、
1ステージの程良い長さ、固すぎないボス、
軽快な効果音のおかげもあって遊んでいて楽しい。
サンダーストライカー、隕石撃ちまくるのが気持ち良い #NintendoSwitch pic.twitter.com/W7je5xOGM4
— ゲームブロガー双葉ラー油 (@daikai6) January 20, 2022
宇宙ステージの隕石なんか特に「撃ち込む気持ち良さ」があって良いね。
本作で特徴的なのはボムの増えやすさ。
1回ミスする度にボムが3個追加される上に、1UPがしやすい調整になっている。
凄い勢いでボムが増えていくからガンガン使える。
画面が狭くボスがデカいゲームなので、弾避けがきつく感じるところもあるんだが、
そういうところはボムで押し切れ!余っていたらボスにまとめてぶつけてやれ!
というバランスだ。
ここら辺は同じ開発の『ツクールシリーズ OUMUAMUA』に近い手触りだね。
あっちもボムで押すゲームだった。
と言っても簡単過ぎるゲームではなく、ボスはそれなりに手強いし、
油断するとボムを使い切れずに全滅することもあったりする。
物足りなければ難易度ハードもあるし、
ボスチャレンジは初期状態からスタートするのでかなりガチ勝負だ。
ゲームボーイ風ドットの完成度の高さもすごい。
このよく分からん鉄アレイみたいな敵がグルグル回りながら出てくるの、
『ソーラーストライカー』でもあった……!
隠しキャラを見つけて取ると1UPする要素も懐かしくて良い。
RETSUZANのマスコットで、他のゲームにも出てくる「もひがん」だ!
元ネタの『ソーラーストライカー』はかなり単純なゲームだったので、
ここまでのクオリティなら、ただのパロディでは無い立派な新作。
Nintendo Switchはシューティングゲームの層が非常に厚いので、
なかなか他を押しのけてオススメ!と言うのは難しいんだが……。
ゲームボーイ好きな人だったらグッと来るのは間違いないし、
分かりやすく手軽に遊べる新作シューティングとしてもしっかり面白いので、
そういうタイトルを求めてる人ならオススメ出来るぜ!